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オルタナティヴR&Bディスクガイド | 川口真紀+つやちゃん
¥2,750
オルタナティヴR&Bを中心に、同時代の刺激的な作品を紹介するディスクガイド。2009年以降のグッドミュージックが詰まっており、読み応え、聞き応えがすごい。韓国・日本のシーンも押さえている。ジャケットもとても良い。 ーーー (出版社による紹介文) フランク・オーシャンやザ・ウィークエンドといった先駆者から、独創的な作品で新風を吹かせたジェネイ・アイコ、ケレラ、ティナーシェ、ソランジュらに加え、ルネッサンス・ワールドツアーの成功も記憶に新しいビヨンセ、2024年のグラミー賞で栄えある最優秀R&Bアルバム賞を受賞したヴィクトリア・モネまで、R&Bの“いま”を見渡す待望の一冊。 小袋成彬、三浦大知、SIRUP、iriほか日本作品、およびペク・イェリンやRed Velvet、V(BTS)等々の韓国の重要作も掲載。 「ラップするシンガーと歌うラッパー」「ノア“40”シェビブ」「Y2Kリヴァイヴァル」など関連コラムも大充実。 さらにフランク・オーシャン、SZAの厳選インタヴューを採録。録り下ろしインタヴュー「We♡R&B!」では、R&Bイベントを主催するなど国内シーンの活性化にも尽力するシンガー・aimiが実作者の視点から〈オルタナティヴR&B〉を語る。 執筆陣: アボかど/天野龍太郎/井草七海/奧田翔/押野素子(翻訳)/高久大輝/高橋芳朗/辰巳JUNK/長谷川町蔵/林剛/パンス/Yacheemi/矢野利裕/渡辺志保 ー 〈目次〉 Intro オルタナティヴ、インディ、エクスペリメンタル?──R&Bの新しい波をつかまえんとして ■Chapter 1:萌芽期(2009-15) Column マイケルとクインシーのように──最重要プロデューサー、ノア“40”シェビブの仕事 文:高橋芳朗 Column 溶けゆく境界線──ラップするシンガーと歌うラッパー 文:アボかど Interview 音楽シーンで最も話題の男、フランク・オーシャン 文:レベッカ・ニコルソン 訳:押野素子(初出:ガーディアン) ■Chapter 2:成熟期(2016-18) Column R&Bと非R&Bの狭間で──フランク・オーシャンの『Blonde』はいかにしてジャンル間の壁を曖昧にし、音楽的な革命を起こしたか 文:天野龍太郎 Interview 音楽を辞めかけながらも、いまやグラミー候補となったSZA 文:レジー・ウグウ 訳:押野素子(初出:ニューヨーク・タイムズ) ■Chapter 3:百花繚乱(2019-23) Column ビヨンセが塗り替える「ディーヴァ」の定義──ルネッサンス・ワールドツアー鑑賞記 文:渡辺志保 Column Y2K&R&B──音楽に還流する2000年代の空気 文:つやちゃん ■Chapter 4:韓国 Column 韓国のメロウでチルなムード──K-R&Bの歩みをたどる 文:パンス ■Chapter 5:日本 Column 多才/多彩な音楽家・小袋成彬入門 文:川口真紀 Column 日本におけるオルタナティヴR&Bの水脈──内省的でアーティスティックな音楽として 文:矢野利裕 Interview We♡R&B!──シンガー・aimiインタヴュー 聞き手:川口真紀&つやちゃん Column オルタナティヴは王道になる 文:林剛 Outro オルタナティヴの時代があらためて教えてくれたこと ーーー A5判 ソフトカバー 208ページ オールカラー 送料:300円
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最後の音楽:|| ヒップホップ対話篇 | 荘子it+吉田雅史
¥2,420
ヒップホップにおける<かっこよさ>とは何か?Dos Monosの荘子itと批評家/ビートメイカー/MCの吉田雅史が5年にわたる対談・鼎談をもとにまとめた入魂の一冊。目次を見てください、面白そうでしょう。個人的にも刊行を心待ちにしていた一冊。 ーーー (出版社による紹介文) ■ヒップホップ・グループDos Monosのメンバーとして、台湾のIT大臣オードリー・タンや小説家の筒井康隆との共演歴もあるトラックメイカー/ラッパーの荘子itと、『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』の翻訳者としても知られる批評家/ビートメイカー/MCの吉田雅史が、生誕50周年を迎えたヒップホップの核心に迫る対談・鼎談集。 ■J・ディラ、マッドリブ、カニエ・ウェストらのビートメイクの革新性や、2017年作『DAMN.』でピューリッツァー賞の音楽部門を受賞したケンドリック・ラマーのリリックなどを取り上げ、ヒップホップの面白さ・特異性・人気の秘密ほかについて徹底議論。また、荘子itによる自曲解説も交えた創作論も読みどころのひとつ。 ■ゲンロンカフェで行われた白熱のトークイベントを再構成したものに、新規対談や書きおろしコラムを追加収録。 ■豪華鼎談ゲスト:さやわか、菊地成孔、後藤護、Illicit Tsuboi ー 〈目次〉 序 What's dope? 〈かっこいい〉ってどういうこと? 一章 ヒップホップとキャラクター──なぜラッパーはアメコミのヒーローになりきるのか? feat. さやわか 二章 ヒップホップと文学──ケンドリック・ラマーの多声性、キングギドラの模範的押韻、KOHHの逸脱、金原ひとみのウェッサイ feat. 菊地成孔 三章 ヒップホップと記名性──J・ディラに学ぶ、テンプレ氾濫時代に抗う“様子のおかしい”創作のすすめ column 放蕩息子のロック帰還 文◉荘子it 四章 ヒップホップと道化──社会的抹殺が跋扈する時代にオルタナティヴな表現は可能か? feat. 後藤護 五章 ヒップホップと「良い音」──音を視る魔術 feat. Illicit Tsuboi 六章 ヒップホップと前衛──アヴァンギャルドとポップの二項対立を超えた第三項 column ズレ者たちの系譜 アヴァンギャルド・ビートメイキングの美学 文◉吉田雅史 ーーー 四六判 ソフトカバー 448ページ 送料:300円
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トツカ・スペクタクル
¥1,800
群馬の写真ZINE『グンマ・コンプレックス』を制作したユニット「カミヤオカモト」の第二作は横浜市戸塚区を題材に、退屈なはずの郊外に潜む「野生」を捉える写真集。 ー 実はレベルブックス店主は幼少期、親の転勤で戸塚に2年ほど住んだことがある。まさに野生を感じる土地で、今まで暮らした中で一番自然が近くにあった。住んでいた団地は戸塚駅から15分ぐらいの場所だったが山の上にあり、すぐ裏が竹藪と雑木林で、放課後毎日ワイルドに遊んだ。町に下りる裏道は登山道のような鬱蒼とした山道だったし、家の中にはムカデが出た。駅と反対側に山を下りると、時代も場所も間違えたかと錯覚するような里山風景が広がっていた。 そんな丘陵の住宅地戸塚の、何でもないけれど何か気になる風景をおさめた写真集。 群馬にも戸塚にも縁がある書店として、売らないわけにはいかない一冊。 ーーー 横浜市戸塚区──この郊外住宅地には、スペクタクルしかない。 地形との格闘、そして山間部と遜色ないほどの豊かすぎる空間体験。 しかし人々は、あたかも均質空間でスノッブな都市生活が営まれているかのように土地を平す。 取り繕われた世界の中にも、「野生」は否応なく表出する。そこに目を向けたとき、飽きのこないRPGが幕を開けるのだ。 ーーー 企画・文章:神谷彬大 / 撮影・文章・デザイン:岡本章大 /A4変形判 / 78P ※扉ページが破かれているのは意図的なものです。作者が心を込めて、1枚ずつワイルドに破きました。 ーーー 送料:300円
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グンマ・コンプレックス
¥1,500
群馬県邑楽町出身で太田高校→東大建築科と進み現在は建築専門の出版社で働く神谷彬大さんが自主制作した、建築と都市を中心に群馬を考える写真&エッセイ。まずA5横の判型を生かした建築写真の数々が素晴らしく、良質な群馬の建築写真集として楽しめます。写真に一言ずつ添えられたコメントも味わいが深まります。エッセイでは自らが感じたコンプレックスやカルチャーショックについて分析しており、こちらも興味深いです。群馬ローカルZINEの良作。 企画・文章:神谷彬大 撮影・デザイン:岡本章大 ーーー A5横 中綴じ 48ページ ーーー 送料:300円
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nice things. | issue76 そこだけにある喫茶店。
¥1,980
特集は喫茶店。掲載は栃木市・物華、久留米市・COFFEE COUNTYほか。特集とは別に載っている埼玉・寄居町の季節のお料理と喫茶 寧日もとても良さそうなお店ですね。 送料:300円
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台湾文学ブックカフェ1 女性作家集 蝶のしるし
¥2,640
美しい装丁も魅力の作品社「台湾文学ブックカフェ」第一集は女性作家特集。 恋愛結婚と出産を経て、幸せな家庭を手にしたはずの主人公が、「よき娘」「よき妻」を演じてきた人形のような過去に別れを告げ、同性への愛に生きる決心をする……その後の台湾レズビアン文学に大きな影響を与えた表題作「蝶のしるし」のほか、女性作家の小説全八篇を収録。 四六判 ソフトカバー 288ページ 送料:300円
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台湾文学ブックカフェ2 中篇小説集 バナナの木殺し
¥2,640
美しい装丁も魅力の作品社「台湾文学ブックカフェ」第二集は中編集。 原色の、台湾文学。「ほんとうの悲劇にはいつも滑稽な要素があるのよね」大学生の主人公は、乗っていた車に自分からぶつかり飛ばされた謎の少女・品琴に興味をひかれ、調べていくうちに、バナナ畑のなかで暮らす彼女の家族とある宗教団体の関係を突き止める……。新世代作家の期待の星による、家族の秘密をめぐる怪奇的で幻想的な表題作のほか、中篇全三篇を収録する小説集。 四六判 ソフトカバー 258ページ 送料:300円
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台湾文学ブックカフェ3 短篇小説集 プールサイド
¥2,640
美しい装丁も魅力の作品社「台湾文学ブックカフェ」第三集は短編小説集。 来るべき、台湾文学。豊かな田園風景、碧い海と空、大きな太陽、賑やかな屋台――。台湾の生活シーンを多様に描いた、近年の佳作十一作を収録する作品集。 四六判 ソフトカバー 246ページ 送料:300円
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『724の世界 2023』吉本ばなな
¥1,980
予約商品
吉本ばななさん、2023年1月1日〜12月31日の書き下ろし日記を収録。おもしろいです。ご本人が「まえがき」で 「この、日記に似て日記ではないものの目的は、数年に1回出版して、定点観測のように人生の老いていく道の良き(まあ、悪いところも)変化を見たいというのがひとつ。もうひとつは、毎日ひとことくらい、他人のなんとなくくだらないどうでもいい気づきや生活の感じを見ると和むよね、というものです」 と書いています。個人的に好きな1日がこちら ーーーーー 1月13日 雨の中、飲み仲間3人でちょっと濡れながらワインバーみたいなところに移動しているとき、若い頃と同じ幸せを感じた。時間が延びる感じ。これからまだ飲んでしゃべるんだ、っていう感じ。 毎日の中に一瞬でもそれがあれば、健康でいられる感じがする。 ーーーーー この感じ、ものすごくよくわかります。もうあの頃の我々ではないことの少しの切なさと、それを上回る年を重ねたことの良さ。両者の入り混じった感覚。胸を締め付けられるような、有限な人生の美しいきらめき。 装丁も凝っています、ビニールのカバーで、函入りという仕様。 大切に置いておきたい一冊。 ー ブックデザイン:山西ゲンイチ 装丁:大西隆介 沼本明希子(direction Q) 発行:DR BY VALUE BOOKS PUBLISHING 発売日:2024年5月24日(金) 価格:1980円(税込) 頁数:240ページ 判型:B6変形(124×182mm) 送料:300円 <本書は出版元から直接・買切で仕入れる小売店でのみ販売することにより、著者と小売店の利益をきちんと確保するという仕組みがとられています>
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『ウィメンズ・ムービー・ブレックファスト 女性たちと映画をめぐるガイドブック』降矢聡+吉田夏生゠編 グッチーズ・フリースクール゠監修
¥2,530
ーーー (出版社による紹介文) この一冊で、映画との毎日がちょっぴり変わる。映画とともに生きる女性たちと、女性たちとともに生きる映画と。 『USムービー・ホットサンド 2010年代アメリカ映画ガイド』を刊行したグッチーズ・フリースクールによる、「女性たちの映画史」をめぐる第2弾書籍企画! 映画史における「女性」、スクリーン上に存在する女性たち、あるいはそのイメージを紡ぎ上げる作り手、映画表現における女性存在をめぐる思考、あるいはその先で映画を広げようとする方々まで、「女性たちの映画史」に向き合うための方法を、この本と共にみつけよう。グッチーズ・フリースクールの降矢聡氏とさまざまな形で映画に携わる吉田夏生氏による、女性たちの映画史へのアプローチを考える、あたらしくたのしいガイドブック、お届けします。 ーーー B5変形 ソフトカバー 224ページ 送料:300円
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『USムービー・ホットサンド 2010年代アメリカ映画ガイド』グッチーズ・フリースクール=編著
¥2,200
ーーー (出版社による紹介文) 未公開映画配給・上映活動で、いま日本中を沸かせるグッチーズ・フリースクール発!2010年代アメリカ映画を味わい尽くすための、ポップでクールなムービーハンドブック!! 2010年代のアメリカ、そして2010年代のアメリカ映画には、様々な変化があり事件があった。簡単には笑い飛ばせない悲しい事柄も、忌まわしい事件もあった。それでも、2010年代のアメリカ映画は、やっぱり、あまりに面白い! 本書では、同時代のアメリカの社会や文化状況、新しい傾向を掘り起す映画作家たちへの関心、制作にまつわる様々な背景の分析、そして私たちを魅了する俳優/スターたちを巡る議論とともに、バラエティに富んだグッチーズ・フリースクール独自の視点で混迷と興奮の2010年代アメリカ映画を味わい尽くします。 長編映画や未公開作、アニメーション、連続ドラマなど、あらゆる映像作品を一括りに扱った本書は、Netflixをはじめ動画配信サービスが全盛の昨今、アメリカ映画ファン垂涎の1冊となるでしょう。 2010年代は終わったけれど、2010年代アメリカ映画はまだ何も終わってません。2010年代アメリカ映画をもっともっと味わい尽くすためには必携の、グッチーズ・フリースクール公式の映画教科書、ついにお届けいたします!! ーーー B5変形 ソフトカバー 234ページ 送料:300円
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【特典付き】つばめのハティハティ | 箕輪義隆/絵 寒竹孝子/文
¥1,650
渡り鳥であるツバメの生態をわかりやすく描いた絵本、絵もとてもよいです。 ちなみにうちの子も4歳のとき読んで大変気に入っています。 高崎駅から徒歩20分強のところにある和田橋(の裏側)に、春になるとツバメたちが大挙して押し寄せます。観察に最適なのでぜひ散歩がてら行ってみてください。 ★特典ポストカード付きです A4判 ハードカバー 40ページ 送料:300円
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【サイン本】長い読書 | 島田潤一郎
¥2,530
吉祥寺のひとり出版社夏葉社の代表、著書も多く、その語りかけるようにスッと入ってくる文章のファンも多い島田潤一郎さんの読書にまつわるエッセイ集。ご本人曰く「力作」とのこと。個人的にも刊行を楽しみに待っていた一冊です。 ★初回入荷分はサイン本です。特典ペーパー「夏葉社を作った100冊」もお付けします。 ーーー (出版社による紹介文) 小説を読みはじめた子ども時代、音楽に夢中でうまく本が読めなかった青年期から、本を作り、仕事と子育てのあいまに毎日の読書を続ける現在まで。 吉祥寺のひとり出版社「夏葉社」を創業し、文学をこよなく愛する著者が、これまで本と過ごした生活と、いくつかの忘れがたい瞬間について考え、描いた37篇のエッセイ。 本に対する憧れと、こころの疲れ。ようやく薄い文庫本が読めた喜び。小説家から学んだ、長篇を読むコツ。やるせない感情を励ました文体の力。仕事仲間の愛読書に感じた、こころの震え。子育て中に幾度も開いた、大切な本…。 本について語る、あるいは論じるだけではなく、読むひとの時間に寄り添い、振り返ってともに考える、無二の散文集。 「ぼくは学校の帰りや仕事の帰り、本屋や図書館で本を眺め、実際に本を買い、本を読んだあとの自分を想像することで、未来にたいするぼんやりとした広がりを得た。」 ーーー 四六判 ハードカバー 256ページ 送料:300円
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『夏葉社日記』秋峰善
¥1,650
ひとり出版社夏葉社で1年間働いた秋峰善さんの日記。代表島田さん以外の目線で綴った夏葉社の日常という意味でも興味深いですし、なんというか、「弱さ」を肯定しつつよく生きることってできないのか?弱くて強いみたいなの、あるんじゃないか?という問いについて考えたりしました。読み始めたら止まらなかったです。文庫サイズのハードカバー、美しい装丁。 ーーー 出版社2社から「戦力外通告」を受けたぼくには行き場がなかった。藁にもすがる思いで、夏葉社に電話をかけ、手紙を書いた。幸運なことに、憧れのひとり出版社・夏葉社で約1年間、代表の島田潤一郎さんと働くことになる。そんな宝物の日々をここに綴る。第2の青春、再生の物語。 ーーー 文庫サイズ ハードカバー 200ページ 送料:300園
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『読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門』ナージャ・トロコンニコワ
¥2,860
2012年にプーチン批判で逮捕、2年収監。筋金入りのアクティビスト、プッシー・ライオットの創立メンバーによる、抵抗する生き方の指南書。REBELな本。タイトルも装丁もかっこいい。 ーーー (出版社による紹介文) ロシアのフェミニスト・パンク・プロテストアート集団、プッシー・ライオットとはいかなるグループなのか? なぜ結成されたのか? その真の目的とは? 本著は、プッシー・ライオット創設メンバーであるナージャ・トロコンニコワがその全貌を明らかにした著書『Read & Riot』(2018年)の翻訳本です。 プッシー・ライオットの設立経緯から、かれらがロシア国内でおこなった数々のアクション、さらにはロシア当局に逮捕されたのちの苛烈極まる獄中生活までを綴ったトロコンニコワの手記でありながら、同時に、著者がそうした体験のなかから得た“実践的な知”を紹介する生き方の指南書(サバイバル・ガイド)とも言える内容の1冊。 ロシアでフェミニストでクィアであることの意味とは? アクティビズムは社会でどんな役割を果たすのか? アートとアクティビズムはいかに交差するのか? ハーバード大学やケンブリッジ大学で講演をおこなうアクティビストで、アイ・ウェイウェイやジェニー・ホルツァー、ジュディ・シカゴらの系譜に連なるアーティストのトロコンニコワが、カントからニーナ・シモン、あるいはウィトゲンシュタインからパンク・ソングの歌詞までを縦横無尽に引用しながら、そうした疑問の数々にユーモアたっぷりに答えていきます。 また本著には、キム・ゴードン(ミュージシャン)、オリヴィア・ワイルド(『ブックスマート』監督、俳優)によるあとがき、著者が日本版のために書き下ろしたまえがき、文化理論やメディア文化論を専門とする清水知子さん(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授)の解説のほか、「あるプッシー・ライオットの推薦図書リスト」を収載しています。翻訳は野中モモさん、装丁は山中アツシさんによるものです。 ーーー 【目次】 文化労働者としてのアーティスト――日本版のためのまえがき イントロダクション ルール1:海賊になれ ルール2:ドゥ・イット・ユアセルフ ルール3:喜びを取り戻せ ルール4:政府をびびらせろ ルール5:アート罪を犯せ ルール6:権力の濫用を見逃すな ルール7:簡単に諦めるな。抵抗せよ。団結せよ。 ルール8:刑務所からの脱出 ルール9:オルタナティヴを創造せよ ルール10:ビー・ア・(ウー)マン 最終声明:希望は絶望から生まれる この本に寄せて:キム・ゴードン この本に寄せて:オリヴィア・ワイルド 解説:清水知子(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授) 巻末コンテンツ:あるプッシー・ライオットの推薦図書リスト ーーー 四六判変型 ソフトカバー 304ページ 送料:300円
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How to Book in Japan
¥1,980
NYのSmall Editionが製作した本を作り始める人に向けての指南書『How to Book』の精神を引き継いで製作された日本版。日本各地で出版活動をする20のパブリッシャー、書店、アーティストの声で構成されている。本を作って売るためのリサーチ、資金調達、制作、流通についての実体験を踏まえた生きた知識。用語集やリソースガイドも。編集から印刷までを自ら行う出版社NEUTRAL COLORSから発行。 140mm × 215mm 中綴じ 44ページ 1980円 送料:300円
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高崎ビジネスホテル探検記セット
¥1,400
当店のロングベストセラーです、最も売れている商品はこれかもしれません、読んだ人が「これマジで面白いから買ったほうがいいよ」と他の人に薦めてくれるのです。高崎のビジネスホテルに泊まり歩いて書かれたzine、文章自体がとにかく面白いです。高崎でビジネスホテルに泊まる可能性がある人も、そうでない人も楽しめます。 増補を経て2.5になった一作目と、実質二作目となる3、この二つで完結しています。 各700円
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野中モモの「ZINE」小さなわたしのメディアを作る
¥1,650
SOLD OUT
日本のzineカルチャーを最もよく知る一人、野中モモさんの新刊。zineの文化が大資本や権力を持った大人に奪われないように、今あらためてzineとは何かということと、そのおもしろさ・豊かさを伝える。zine制作者とその作品、各地のzineイベントの紹介も。外出できない今こそ、あなたの手で小さなメディアをつくる時。 【送料300円で全国発送】
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『みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに』小沼理
¥1,320
細長い形がお好きな方にはたまらない、日記にまつわるエッセイ集が新入荷です。 ーーー (出版社による紹介文) 社会が混迷を極めるなかで、個人が日記を書き、売る。その行為の先に何があるのか。わたしの個人的な問いかけに端を発する、小沼理さんの日記にまつわるエッセイ集。巷では日記ブームとも言われていますが、日記って何でしょう。その一端を掴んでいただけたら幸いです。(『つくづく』編集人・金井タオル) 半年間だけ出していた『月刊つくづく』の同名連載にくわえて、あらたに飯田エリカさん、僕のマリさん、星野文月さんとの日記にまつわる対談を収録。 ーーー 【著者プロフィール】 小沼理(おぬま・おさむ)/ライター・編集者。1992年富山県生まれ、東京都在住。著書に『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』(タバブックス)。寄稿に『文學界』(文藝春秋)、『怒りZINE』(gasi editorial / タバブックス)、朝日新聞「ひもとく」など。 ーーー A5変形 84ページ 送料:300円
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【コーヒー豆】読書ブレンド
¥1,320
群馬のスペシャルティコーヒーの草分け、高崎の名店、トンビコーヒーさんに作ってもらった当店のオリジナルブレンドです。粉でなく豆です、150gです。※豆での販売のみです。 華やかな香り、チョコレートのような滑らかなコク、やさしい甘みが特徴。酸味や苦みが突出することなく、飲み疲れない、飲み飽きないマイルド感。読書のおともにもぴったりです。 ※個人的に最近の浅煎りのコーヒーは酸味が強すぎて苦手、昔ながらの喫茶店のような苦くて濃いコーヒーも苦手。似た好みをお持ちの方には間違いなく合うと思います。 ★トンビコーヒーについて 実は長い間コーヒーの美味しさがよくわからなかったのですが、2006年に開店したトンビコーヒーに通うようになってからコーヒーが好きになりました。「豆の違いとかよくわからないが、このコーヒーが美味しいのは確実にわかる」と思ったんですね。それから10年以上、ずっと通っています。レベルブックスで出しているのも、家で飲むのも、トンビコーヒーです。店主間庭さんは定期的に各国の産地を訪問しています。ケーキも絶品です。本質的なことだけに力を注ぐお店です。 http://www.tonbi-coffee.com/ コーヒー豆:150g 送料:300円 ーーーーーーー 本一冊とコーヒーを一梱包にまとめて送料300円でお送りする「本とコーヒー便」ご希望の方は下記リンクをお読みの上メールでご注文ください http://rebelbooks.jp/news/20210927coffee/ ーーーーーーー
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本とコーヒー豆:『読書ブレンド』と『100年後あなたもわたしもいない日に』セット
¥3,300
当店オリジナルのコーヒー豆『読書ブレンド』と、当店のベストセラー、造本も魅力的な短歌とエッセイとイラストの本『100年後あなたもわたしもいない日に』をセットにしました。 ーーーーー 『100年後あなたもわたしもいない日に』 土門蘭さんの短歌と寺田マユミさんのイラスト。歌集であり、画集。文庫本サイズ、ケース付き、本文ページもところどころ切り抜きがあったりと遊び心と美しさを兼ね備えた造本。当店でずっと売れ続けているベストセラーです。 ーーーーー 『読書ブレンド』 群馬のスペシャルティコーヒーの草分け、高崎の名店、トンビコーヒーさんに作ってもらった当店のオリジナルブレンドです。粉でなく豆です、150gです。 華やかな香り、チョコレートのような滑らかなコク、やさしい甘みが特徴。酸味や苦みが突出することなく、飲み疲れない、飲み飽きないマイルド感。読書のおともにもぴったりです。 ※酸味が強すぎるのも、苦くて濃いコーヒーも苦手という方におすすめ。その中間の、バランスの良い美味しさです。 ーーーーーーーーーー 『100年後あなたもわたしもいない日に』1980円 『読書ブレンド』1320円 送料:300円
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私のアルバイト放浪記 | 鶴崎いづみ
¥2,198
アルバイトを通して社会を見る、フィールドワーク的漫画。淡々とソフトなタッチ。 ーーー 「私にとってアルバイトは、ふだん垣間見ることのない社会のいろんな側面を見学する、フィールドワークのような意味をもっていた。」 美大卒業後、創作活動の傍らおよそ15年もの間、いくつものアルバイトを転々とすること15種以上。ときにエプロンをまとい富裕層のお風呂を磨きあげ、ときに雨合羽をはおり水道メータを検針してまわる。数々の職を通して、虎視眈々とつぶさに社会を観察し続けた著者による、社会観察・ノンフィクション・エッセイ漫画。 【目次】 リペアスタッフ 学習塾講師 測量会社従業員 頭部モデル イラストレーター 梅調査員 工場作業員 測量会社従業員その2 宅急便受付スタッフ お掃除スタッフ 水道検針員 引越梱包スタッフ 面接編 工場DTPスタッフ 中国人予備校DTPスタッフ 青果部スタッフ ーーー A5判 192ページ カバーなし 送料:300円
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贈与経済2.0 お金を稼がなくても生きていける世界で暮らす | 荒谷大輔
¥1,980
資本主義の限界。その先はどうなる?本書は哲学とブロックチェーンを用いて贈与経済の問題点を乗り越える「贈与経済2.0」を提唱する。東京・高円寺と石川・白峰の2地域で実際に進行中の「贈与経済2.0」のプロジェクトも紹介。 ーーー (出版社による紹介文) 「お金」さえあれば何でもできる世の中だと信じられていますが、その「経済的自由」を実現するために、人々は資本主義経済の厳しいルールの下で「勝ち続けること」を強いられています。経済学の父、アダム・スミスは、そもそも、そうやって人々が「騙される」ことで社会のルールを守り、同時に経済を発展させる仕組みを提案したのでした。 しかし、その仕組みには、もう限界が来ています。金融危機や気候危機など、システム全体の見直しを迫る問題に対処できないのです。とはいえ、従来のオルタナティブには、理想に人々を縛る危険があり、代替案とされる贈与経済にも構造的な問題がありました。そこで本書は、まったく新しい「贈与経済2.0」を提唱します。最新の技術を用い、お金を介さない新しい経済圏の実像を鮮やかに描きます。 ー 【各界が激賞!】 ■斎藤幸平氏(東京大学准教授) 哲学者が切り開く資本主義を超えた「経済2.0」に、ワクワクが止まらない! ■大澤真幸氏(社会学者) 哲学的思索と実践的配慮の総合。資本主義とは異なる経済は可能だ! ー 【おもな内容】 第1章 なぜお金を稼がないと生きていけないのか――資本主義経済の構造を探る 第2章 理想の社会を作ろうとする試みはなぜ失敗し続けるのか――もうひとつの「近代社会」と戦後秩序 第3章 贈与経済はなぜそのままでオルタナティブになりえないのか――贈与経済論の再構築 第4章 これからの社会はどうあるべきか――他者との自由な関係に基づく「新しい経済」 第5章 いま、何をすればいいのか――「贈与経済2.0」の作り方 第6章 未来の社会はどのようになるのか――「近代社会」を超えて ーーー 四六判 ソフトカバー 248ページ 送料:300円
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時給7000円のデリヘル嬢は80万円の借金が返せない。| つばき:著 うなばらもも:イラスト
¥1,650
ふとしたきっかけから借金を背負い、性風俗産業に足を踏み入れてしまった自らの体験をもとに、業界の実態を含めた正しい情報を伝えるための本。マンガとテキストを交互に配して解説していく。 A5変型判 ソフトカバー 186ページ 送料:300円