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散歩の達人 2024年10月号 前橋・高崎
¥1,100
前橋高崎どちらもすごい情報量です、これはすごい。良い店・場所がたくさん紹介されていて私から見ても面白いです。上毛電鉄・上信電鉄の特集があるのもいいですね。高崎・前橋民と両都市に遊びに来る人は必携の一冊かと思います。 ーーー (出版社による紹介) 古くは製糸業をはじめ、今では商業・製造を基盤に、群馬県のなかでも特に栄えている前橋・高崎。都心からのアクセスでは高﨑に軍配が上がるものの、前橋はかねてより、芸術を軸に街の魅力を創出してきた。もちろん、小麦や養豚、地場産野菜といった、豊かな風土が生み出す食文化だって多彩だ。そして、どちらも新しいカルチャーが芽生え始め、多種多様な魅力が街にあふれだしてきている。どちらかだけなんて、もったいない。ローカル線も乗り継いで、歩く楽しさを実感しに行こう。 ・前橋さんぽ ・海なし県でも魚が自慢! ・食も酒も楽しまなきゃね ・るなぱあくは驚きいっぱい! ・旅好き乙女の上毛電鉄旅行記 ・前橋グルメ=ピザになる日も近い⁉ ・焼きまんじゅうは「原嶋」と「田中」に注目せよ ・ローカルスーパーでお手軽夕飯づくり! ・『料亭小松』に聞く、在りし日の前橋の姿 ・幻のバナナ、育ち盛りです! ・山頂も長し赤城山 ぐるり一周山行 ・純喫茶でくつろぎたい。 ・異世界トリップ喫茶へ ・高崎さんぽ ・地元野菜への愛あふれる高崎グルメ ・高崎の夜は洋で締めるか和で飲るか ・食に合う醸造の極意とは ・上信電鉄沿線さんぽ ・古くて新しい神社のカタチ ・パスタだけじゃない! 高崎粉ものグルメ ・高崎ホルモン紀行 ・ハニコレ2024秋開幕! ・〝あの″ラスク工場に潜入! ・今や特異な問屋街という世界 ・夜だけの喫茶店を知っていますか? ・充実の品揃えと個性が光る街の書店 ・前橋・高崎MAP 特別付録 前橋・高崎 ローカルグルメガイド 【前橋豚肉料理編】【高崎パスタ編】 ーーー A4変型 送料:300円
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房総カフェ5 千葉県のテクスチャー
¥1,760
千葉県内全域からその土地の魅力を体現するカフェを選んで収録した「房総カフェ」の第5号。1〜4号に収録のカフェと新規取材先をまとめた、今の千葉がわかる現時点での集大成的な一冊。千葉の魅力を伝える本を一人で作り続ける暮ラシカルデザイン編集室より。 2023年4月15日発行 1760円(本体1600円+税) 編集発行人:沼尻亙司 発行所:暮ラシカルデザイン編集室 本文144p(本文オールカラー) A5版 送料:300円
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HOKUSO DAILY TOURISM 北総日常観光
¥1,650
千葉県北部の「北総」地域、特にR464・R356沿線にフォーカスしたガイドブック。千葉の魅力を伝える本を一人で作り続ける暮ラシカルデザイン編集室より。 ーーー 【目次】 Introduction -R464 SIDE- 紅茶と食と台所 糸[Inzai] Interview after Interview ① 紅茶と食と台所 糸・野澤めいさん CB PAC[Kamagaya] 小泉すなお[Kashiwa] CB PAC 喫茶室[Kamagaya] Creator & Sender CB PAC・柿木将平さん × 小泉すなおさん 私市醸造[Kamagaya] CAFEトトノエ [Funabashi] 谷養魚場[Narita] Boulangerie tane[Narita] HOUEI COFFEE and STORE[Narita] EASY LIFE CAFE[Narita] boulangerie cafe petit maison[Narita] OVER THE ROUTE464 恋する豚研究所[Katori] 1K good neighbors POTATO & CAFE[Katori] 栗源第一薪炭供給所[Katori] Introduction -R356 SIDE- 寺田本家[Kozaki] 発酵暮らし研究所 & カフェうふふ[Kozaki] Interview after Interview ② 寺田本家・寺田優さん 珈琲 玉澤[Katori] 佐原張子 三浦屋[Katori] モコパン[Katori] オオノ農園[Katori] Uno cafe[Katori] 虎智庵[Narita] お菓子工房 chigusa[Narita] OVER THE RIVER sonorite[Ryugasaki] 割烹 金田屋[Sakae] chottohail[Inzai] natural cafe coto[Abiko] The story of one day with illustrator and book cafe. North Lake Cafe & Books[Abiko] Interview after Interview ③ boulangerie cafe petit maison・寺田航さん PHOTO SUMMARY HOKUSO MAP[付録] ■Specification 2020年8月発行 発行所/暮ラシカルデザイン編集室 編集発行人/沼尻亙司 本文160p(オールカラー) A5版 別刷りMAP付き ーーー 送料:300円
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BOSO DAILY TOURISM Ⅱ 房総日常観光. vol.2 中房総編
¥1,650
「房総半島の真ん中らへん」という、誤解を恐れずに言えば千葉の中でも地味な地域に絞ってこの土地の魅力を体現する店や場所を取材した一冊。ライフワークとして長年活動を続ける暮ラシカルデザイン編集室・沼尻さんにしか作れない、地方本としても非常にコアな内容。「だからこそ」の面白さがあると思います。 ーーー 【目次】 ■Contents -白子町- 光の生まれる場所 剃金海岸から [ cafe ]cafe fuchsia a cote de la mer -長南町- [ museum ]museum as it is 坂田敏子さんとas it is Dialogue with Hiroshi Himeno -1- KUSA.喫茶 姫野博さん as it isとの邂逅 [ folk toy ]芝原人形 -長生村- [ coffee ]KUSA.喫茶 自家焙煎COFFEE+PAN. Dialogue with Hiroshi Himeno -2- 絶望の海に光を灯す [ indigo dye ]NORABI [ cafe ]fato. -袖ケ浦市- [ green tea ]Restaurant Ushimaruと武井製茶工場を訪ねて [ milk yokan ]牧場のハーモニー/奥野牧場 -いすみ市- [ french cuisine / bake shop ]donner -市原市- [ cafe / clothing ]cafeのっぽ141 [ jam ]杉山ジャム工房 伝統の発酵食「とうぞ」 -長柄町- [ cafe restaurant ]ey食堂 [ bookcafe ]ehon no ouchi sumica 金継ぎのある風景 [ urushi / kintsugi ]studio&gallery VINTON -茂原市- [ patisserie ]PATISSERIE CUISSON -一宮町- 鳴戸川を歩く [ organic grocery ]ゆふぞら -睦沢町- [ bakery ]石窯工房Pain de naru [ vegan muffin ]米粉のおやつ Karuna ーーー 2022年5月25日発行 発行所/暮ラシカルデザイン編集室 編集発行人/沼尻亙司 本文160p(本文オールカラー/カバー付) A5版 1650円(本体1500円+税) ーーー 送料:300円
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ノスタルジック写真集 | 一人旅研究会
¥2,640
SOLD OUT
日本の日常的原風景が心にグッとくる写真集。これから減りこそすれ増えることはないはずなので、貴重な記録だと思います。 ーーー 本書は、一人旅研究会が日本中を旅して集めた、心の“故郷”を呼び醒ます風景の写真集です。 第1章「山里へ」、第2章「海の見える町」、第3章「ビルの谷間に」では、田園風景や踏切、電柱のある住宅街、瓦屋根が連なる町並みなど、近年失われつつある日本の日常的な景色を収めています。第4章「旅の宿」には、歴史ある木造建築の旅館や年季の入った温泉など、国内の旅のあじわい深さを再認識できる写真が満載です。 ゆっくりと眺めて旅気分を楽しむのはもちろん、絵を描くためのイメージソースとしてもご活用いただけます。 掲載写真は、漫画・イラスト・風景画などの作画資料としてお使いいただけますが、絵にする場合は、必ずご自身の「手」で描き起こしてください。AIでの活用や、写真そのものの転用は禁止事項に当たります。 ーーー B5判 ソフトカバー 192ページ 送料:300円
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英国本屋めぐり 本と本を愛する人に出会う旅 | ルイーズ・ボランド
¥2,970
英国各地の本屋をめぐる旅を一冊にまとめた本。小さくて個性的な(そしてかわいい)本屋が各地域にたくさんあって英国豊かだなと感じます。本屋好きにはたまらないです。 ーーーーー (出版社による紹介) 「イギリスの書店はいつも美しい土地の中心に建っている!」と常々感じ、本屋を愛してやまない作者ルイーズ・ボランドが、独立系書店を軸にイギリスじゅうを旅する本屋めぐりのツアーガイド/紀行文です。 各ツアーではイングランド南西部のジュラシックコーストから始まり、ウェールズの山々を越え、イングランドの産業中心地を通り、スコットランドの高地、ウィットビー、野鳥の楽園ノーフォーク・ブローズ、ロンドン中心部、サウスダウンズ、そして最後にトマス・ハーディが「ウェセックス」と称して物語の舞台にたびたび使ったドーセット一帯を訪れます。途中、海岸やお城、炭鉱やウイスキー蒸留所などを経て、バードウォッチングやハイキング、カヌーができる場所、大邸宅やイギリスで最も愛されている作家たちの家を訪れつつ、もちろん素敵な本屋さんを巡っていきます。 各章には魅力的な本屋とその周辺の美しい風景写真が豊富に掲載されていて、ユニークな経営や品ぞろえ、イベントや独自のサービスなどで個性が光るイギリスの独立系書店がイギリスの魅力と共に紹介されています。 本書ではイギリスをまず18の地域に分け、各地域の特色に沿ったブックショップツアーを紹介する18章から構成されています。各章は地域の売りとなるユニークな点を紹介する章タイトルがつけられ(オックスフォード&コッツウォルズなら「歴史ある書店、アンティーク・ハント、パブ」、北ウェールズなら「山々、砂、星空観察」など)、同じ見開きにあるページいっぱいの大きな写真で読者をツアーに誘ってくれるのです。 ーーーーー B5変形判 ソフトカバー 304ページ 送料:300円
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見て、読んで楽しむ 世界の料理365日 | 青木 ゆり子
¥1,980
郷土料理研究家の青木ゆり子さんによる、パッとひらけば世界のまだ見ぬ料理の写真とコラムが目に飛び込んでくる楽しい本です。こういう本でちゃんと詳しい著者が書いているものはやっぱり読み応えがあります。 ーーー (出版社による紹介) 郷土料理に魅せられて世界を旅すること早30年。行きたいところはまだまだありますが、知識の蓄積をもとに世界の料理と食文化について季節折々にまとめた「歳時記」をお届けします。これまでに出版した各国レシピ集や学習図鑑に続き、この本は食べることを目的にした旅行の情報源として、また旅をしなくても海外の食情報を得られる読み物(30品のレシピ掲載)としてお楽しみいただけたら幸いです。 地域に密着した郷土料理は、地理の横糸と歴史の縦糸で紡がれ、民族性や宗教、風土等を織りなしたタペストリーのようなものだと考えています。昨今では環境問題の観点から「地産地消」「持続可能な農業」「食品ロス」等とよく言われるようになりました。 しかし、昔は地元の産物を乱獲しないようコントロールしながら、家族の健康を考えておいしく無駄なく工夫して調理するのが当たり前でした。それゆえ、長く人々に愛される原点回帰的なコンフォートフード(おふくろの味)として受け継がれてきたのです。 そんな温故知新もさることながら、地域活性化の肝であるその土地の食文化を探り、背景の物語を知っておくと、地域への理解が深まって料理もさらに味わい深くなります。 旅は、人生に刺激と活力を与えてくれるスパイスのようなものです。 どうぞ美食と文化の旅をたっぷりご堪能ください。 (著者「はじめに」より抜粋) ーーー B6判 ソフトカバー 384ページ 送料:300円
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南インドカルチャー見聞録|井生明・春奈&マサラワーラー
¥1,870
日本で南インドについて知りたければまずはこれを読んでおけ、という本。さまざまなカルチャーについて取り上げていてなんとなく雰囲気がわかります。 ーーー (出版社による紹介文)インドの中でも、とくに南インド(タミル・ナードゥ州、カルナータカ州、アーンドラ・プラデーシュ州、ケーララ州)に焦点をあてた、南インドのカルチャーを紹介する書籍です。インドは北と南では文化的な違いも大きく、これまで日本ではどちらかというと北の文化が紹介されることが多かったのですが、本書では、南インド料理をはじめ、徐々に知られつつある南インドのカルチャーを、料理、祭事、音楽、観光地などに章立てしてオールカラーで紹介していきます。 ーーー A5判 ソフトカバー 144ページ 送料:300円
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シネマティック・ホテル 〜まるで映画のような世界のホテル〜
¥2,200
映画のように世界観が作り込まれた世界の美しいホテルを紹介する写真本。目が幸せになります。 ーーー (出版社による紹介) 一度は泊まりたい!映画の世界に迷い込んだような空想的で美しいホテル51軒を紹介。 世界には、映画美術のように作り込まれた、夢にあふれる世界観のホテルが数多く存在します。映画の撮影地となったホテル、映画美術を参考にデザインされたホテル、あのハリウッドスターが愛したホテルなど......本書では特定の時代や建築様式へのオマージュを感じさせながらも、細部にまで独自のこだわりが感じられる美しいインテリアのホテルを紹介。旅好きやインテリア好きはもちろん、クリエイターの作画資料や世界観設定資料としてもおすすめの1冊です。 ーーー A5判 ソフトカバー 192ページ 送料:300円
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ピラミッド: その歴史と科学
¥2,200
ピラミッドに興味がある人なら誰でも、この本を一度は手に取って損はないです。大人にもすすめます。充実の内容。ピラミッド3千年の歴史と科学を雄大なスケールで解き明かし、生きた歴史として古代エジプトの芸術・宗教を伝える科学絵本。自分で読むなら10歳以上ぐらいが目安です。 30cm×24cm ハードカバー 48ページ 送料:300円
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Community Based Economy Journal 001 - 美しい経済の風景をめぐる旅の記録 -
¥2,200
「美しい経済の風景をめぐる旅の記録」をテーマに、過去に学び、現在に出会い、未来に遺すために世界をめぐるビジネスドキュメンタリー誌の創刊号。 ーーー (発行元によるステートメント) 本誌は、“Community”と“美しい”という二つの感覚を糸口に、グローバルに展開する企業からローカルに根ざす商いまで、規模や拠点を問わず、私たちが美しいと感じる経済の営みを訪ね、対話し、その背後にある人々の哲学や態度、創意工夫や仕組みを各地のCommunity Based Companiesが取材・執筆したものです。 ビジネスが内包している「文化が経済を育て、経済が文化を育む」という側面にスポットを当て、親密さや美意識といった数値に置き換えにくい価値を大切にできるビジネスの可能性の発見を可視化し、希望の持てる経済活動の選択肢が世の中に増えることを願い、創刊しました。 ーーー 【目次】 #1 美しい経済の風景の、つくり方を訪ねる ワコール「京の温所」/ 楠木 章弘 / KYOTO 8 散歩社「BONUS TRACK」/ 内沼 晋太郎、小野 裕之 / TOKYO 20 シーベジタブル /友廣 裕一、蜂谷 潤/ TOKYO 33 リズム学園「はやきたこども園」/ 井内 聖 / HOKKAIDO 45 The Cheese Board Collective / Steve Manning、津曲 陽子 / BERKELEY 55 産直市場グリーンファーム / 小林 啓治/ NAGANO 65 Larry vs Harry / Hans Bullitt Fogh / COPENHAGEN 75 obama village / 有村 健弘、有村 康弘 / KAGOSHIMA 87 Think the Earth / 上田 壮一 / TOKYO 94 香老舗 松栄堂 / 畑 正高 / KYOTO 106 #2 美しい経済の風景の、感じ方と出会う 堂目 卓生 / 大阪大学大学院経済学研究科教授 / OSAKA 120 小野寺 愛 / そっか 共同代表 / ZUSHI 131 Anker Bak / 家具デザイナー / COPENHAGEN 140 藤田 一照 / 曹洞宗僧侶 / HAYAMA 150 #3 美しい経済の風景の、つくり手と歩く ◯と編集社「トビチ商店街」/ 赤羽 孝太 / NAGANO 172 リバーバンク「GOOD NEIGHBORS JAMBOREE」/ 坂口 修一郎 / KAGOSHIMA 161 パースペクティブ「工藝の森」/ 高室 幸子、堤 卓也 / KYOTO 180 ーーー A5変型 ソフトカバー 192ページ 送料:300円
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英国の本屋さんの間取り | 清水玲奈
¥1,980
間取り図付きの、かなりしっかりと取材された優れた英国書店ガイドという趣き。見るだけでも楽しいし、本屋巡りのガイドとしての実用性も高い貴重な一冊。 ーーー (出版社による紹介文) イギリスでは、独立系書店の数が過去6年連続で増加し、20年以上にわたって続いていた書店減少の傾向が確実に反転したと言われます。電子書籍やオンライン書店ももちろん普及しているなか、なぜ人々は、本屋さんで本を買いたくなるのでしょう――。そこには、毎日でも通いたい、友達にも紹介したいと思わせる納得の店づくりがありました。 本屋さん好き、街歩きが好き、イギリスの街並みが好き、カフェめぐりが好きな人も必見!『世界で最も美しい書店』、『世界の美しい本屋さん』他、 多数の“本屋さん本”を手掛けてきた著者がインタビューと間取りレポートから読み解く、写真とイラスト満載の一冊です。 ーーー A5判 ソフトカバー 160ページ 送料:300円
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旅するツール・ド・フランス | 小俣雄風太
¥2,420
「こんな本が読みたかった!」という本です、2023年のツール・ド・フランス全日程に密着取材した自転車ジャーナリスト小俣雄風太さんの写真とともに綴るツール紀行。街の様子、移動と過ごし方、観戦者との会話など、中継を見ててもわからない舞台裏の様子がたっぷり読めて最高です。芳醇な一冊。 ーーー (出版社による紹介文) 『弱虫ペダル』渡辺航 推薦!!夏のフランスは華やかでおもてなしも上手だ。生活の横をレースが通過する!愉しく感動的な旅行記。 美しい田舎町を駆け抜ける選手たち、道端で出会うヴァカンス中の人びとの熱狂──食、宿、自然etc…普通のガイドブックには載らない、フランスの原風景を体験できる“特別な3週間”の道しるべ。 小俣雄風太×辻啓 ポッドキャスト 書き起こしも抜粋収録。 ー ツールがやってくる日は町や村を挙げてのお祭りだから、たくさんの住人たちが通りに出ている。大体の場合、彼らはそこそこに酔っていて、異国からの訪問者に、わが町を自慢しようと朗らかに話をしてくれる。ツールを追わなければ出会うことのない彼らヨーロッパの市井の方たちとの、こうした束の間の触れ合いがたまらなく好きだ。 ガイドブックに載ることのない、日本では誰も名前を知らないような町や村を訪れることができる。これこそがツール取材の醍醐味。(本文より) ーーー 四六判 ソフトカバー 274ページ 送料:300円
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『ひとりみんぱく』松岡宏大
¥3,520
まずはとにかく装丁がすばらしいです、焦茶色の布張りハードカバー、タイトルは金の箔押し、貼られた鳥。本棚に刺さっていたら100年前からそこにあったと言われてもおかしくないクラシカルな美しさの本です。物理的に存在してくれて感謝。しばらく見えるところに飾って愛でたい。 写真家・編集者・ライターである著者が世界を旅して集めた工芸品や民芸品120点以上と、旅の写真と、旅や物に関する文章をまとめた本です。モノのセレクトも写真もとても良いです。これらすべてを一人の人が現地から集めてきているところが「ひとりみんぱく」の面白さだと思います。内容と装丁が合っています。 ーーー (出版社による紹介文) 「ひとりみんぱく」とはなにか? 写真家・編集者・ライターとして 世界中を旅してきた松岡宏大氏の部屋には、 世界各地の文物であふれている。 みんぱく=国立民族学博物館。 すなわち、わが家の民族学博物館、 それが「ひとりみんぱく」だ。 1990年代よりバックパッカーとして世界をめぐり、 現地で出会った人々や景色、 そして蒐集してきた数々の物もの。 土器、漆器、仮面、仏像、絨毯…… どこか不思議な魅力をもつ工芸、民藝の数々。 インドで、チベットで、ミャンマーで、リビアで、サハラ砂漠で、 文物からは旅の記憶があふれだし、 含蓄? 蘊蓄? 軽快なるエッセイを挟みつつおくる本書は、 物の本か? 旅の本か? 地球をまるごと感じる、 The Museum of Ethnology in My Hands! 松岡氏は、『地球の歩き方 インド』をまとめ、 美しき絵本『夜の木』で知られるタラブックスの本を上梓するなど、 とりわけインドに造詣が深い。 私家版『ひとりみんぱく123』『ひとりみんぱく45』が好評、 美しい本づくりで定評のサイトヲヒデユキ氏のブックデザインを得て、 満を持して世の中におくりだす! 収録物品120点超に、美しい旅の写真。 美麗クロス装。 ーーー 四六判変型 布張りハードカバー 256ページ 送料:300円
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今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼 | 斉藤健仁
¥1,980
サッカーが根付いた国の歴史あるスタジアムと、そこに集う観客たち。体験したいですよね。ページをめくるごとにどんどん行きたくなってくる一冊。 ーーー (出版社による紹介文) 激闘!熱狂!大興奮!いざ、憧れのスタジアムへ! イングランドやスペインをはじめとしたヨーロッパの国々では、サッカーとその土地の文化が深く根付いています。実際に現地のスタジアムに立つと、そのクラブの伝統やサポーターの応援スタイル、長い年月を重ねてそのスタジアムで刻んできたチームの歴史がぎっしりと詰まっていることがわかります。 この本では、イングランド代表の輝かしい歴史を刻むウェンブリーのようなランドマーク・スタジアムはもちろん、改修後のエスタジオ・サンチャゴ・ベルベナウ(レアル・マドリード/スペイン)など最新のスタジアムから、レンガ造りのクレイヴン・コテッジ(フルハム/イングランド)、スコットランドのセルティック・パーク(セルティック/スコットランド)など欧州五大リーグを中心に、個性豊かなスタジアムをセレクトして紹介。欧州スタジアムならではの臨場感や美しい造形を、豊富な写真を通じて体感できます。 また、スタジアムやチームの逸話や背景、歴史もしっかりと網羅。この1冊を携えて、今こそ欧州サッカースタジアムの旅に出かけよう! ーーー A5判 ソフトカバー 224ページ 送料:300円
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現代バスクを知るための60章【第2版】
¥2,200
明石書店のこのシリーズは定評があります。地理・歴史・文化・最新状況まで様々な観点からバスクを知ることができる充実の書。 ーーー (出版社による紹介文) スペインとフランスにまたがるバスク地方。独特の言語や文化が注目されてきたが、独立を求めた武装組織の解散もあり、飲食(ガストロノミー)、観光、イノベーションなど多方面でのグローバルな存在感を近年急速に高めている。初版以後の重要事象を増補し、情報更新を図った改訂版。 【目次】 第2版刊行にあたって はじめに(初版)[抜粋] バスク地方略図 バスク語の語のカタカナ表記に関するガイド Ⅰ 土地・ひと・ことば 第1章 バスク地方とは――空間領域の問題 第2章 バスク人とは――その起源と自己定義 第3章 バスク語とは――系統不明の謎の言語 第4章 バスクの「家」――家屋の名前・名字・個人名 第5章 山バスク――バセリを中心とする小宇宙 第6章 海バスク――異質な外界との門戸 第7章 バスク的でないバスク地方――分水嶺の南側と飛び地 【コラム1】バスク語を学ぶには 【コラム2】バスク地方の主要都市 Ⅱ 移ろいゆくものと留まるもの 第8章 歴史舞台への登場――ローマ化とキリスト教化 第9章 フエロ体制――旧体制下のバスク地方 第10章 近代化の足音――経済活動の発展と社会的反目 第11章 民族・階級・国家――民族主義・社会主義・国家主義 第12章 抑圧・加担と忍従・抵抗――フランコ独裁下のバスク地方 第13章 グローバルな人の移動――在外同胞と流入者 第14章 日本とバスクとの関わり――端緒としてのカトリックと柔術 【コラム3】世界史の中の「バスク人」 【コラム4】バスク地方の世界遺産 【コラム5】ゲルニカ 【コラム6】内戦の記憶――英国に渡ったバスク学童 Ⅲ 「バスク地方」の形成と再編 第15章 「バスク地方」の形成――領域性の拡大か拡散か 第16章 バスク州――領域・自治権・県制 第17章 バスク・ナショナリズムの行方――その多様化と和平の模索 第18章 ナファロア州――異例の成立過程と更改された特権体制 第19章 錯綜し席巻する「ナバリスモ」――スペインの淵源かバスクの源郷か 第20章 歴史の重み――2種類のderechos históricos 第21章 経済協約と経済協定――高度な財政上の自治 第22章 フランス領バスク地方――変革の兆しか 第23章 バスク・ディアスポラの現在――時間的・空間的隔たりとの向き合い方 【コラム7】アルゼンチンの「バスクの家」 Ⅳ われわれ意識をつくる 第24章 記念日――「祖国バスクの日」と「バスク州の日」 第25章 イクリニャ――民族旗か州旗か 第26章 バスク民族の歌――歌曲の政治性 第27章 バスク語の「正常化」――言語政策と言語権 第28章 バスク語教育の現状――存続・教育から普及へ 第29章 現代スペイン・バスク社会におけるカトリック教会――暴力と分断をこえて 第30章 身体性とバスク・アイデンティティ――伝統スポーツの技法 第31章 バスク・アイデンティティの復興――「記憶」の継承と再生の「場」 第32章 変容するバスク・アイデンティティ――バスク地方辺境域とグローバル都市 【コラム8】シンボルと表象 【コラム9】国際バスク語の日とバスク・ディアスポラの日 【コラム10】コリカ Ⅴ きずなとしがらみの間 第33章 伝説・伝承――昼と夜、大地と精霊 第34章 歳時記・年中行事――四季と人びとの営み 第35章 伝統的な習俗――古きをたずねる 第36章 諺・格言――古いことばは賢いことば 第37章 口承文芸――時空を越えて、ひとからひとへ 第38章 ベルチョラリツァ――ことばとメロディの職人芸 第39章 力比べ・技競い――労働からスポーツへ 第40章 食文化――バスクの日常の食卓 第41章 バスク女性――伝統社会の神話を乗り越えて 【コラム11】民族衣装 【コラム12】バスク地方の被差別民 【コラム13】エルカルテ・ガストロノミコとはしご酒 【コラム14】牧羊とチーズ製造 Ⅵ 古くて新しいもの 第42章 「グッゲンハイム効果」――美術館誘致による都市再生という投機 第43章 対外活動――国家を介さないディプロマシー 第44章 バスク語環境の近代化――古くて新しい言語へ 第45章 バスク語文学の新たな地平――話しことばから書きことばの芸術へ 第46章 リテラシーとメディア――バスク語による情報の授受 第47章 現代の「バスク音楽」事情――「エス・ドク・アマイル」以降 第48章 現代バスク・アート――オテイサとチリダ 第49章 バスク伝統スポーツのプロ化――ピロタの場合 第50章 助け合いの精神――モンドラゴン協同組合 第51章 新バスク料理とガストロノミー産業――バスク・ガストロノミーの功績 【コラム15】バスク地方の博物館・美術館・文書館 【コラム16】バスク語文学の翻訳 Ⅶ 分断から共生へ 第52章 人口動態の変化――多様化する社会構成員と共生社会 第53章 観光振興とオーバー・ツーリズム――日常生活の質の確保をめぐって 第54章 ジェンダー平等と伝統文化――女人禁制の伝統祭をめぐる確執 第55章 現代スペイン・バスク社会における宗教性――宗教的心性と宗教教育のゆくえ 第56章 研究開発イノベーション――持続可能な社会への道のり 第57章 ICTとバスク語文化――サイバー空間と現実空間 第58章 地産地消と地域呼称――地域のブランディング 第59章 社会的経済――労働から協働へ 第60章 自決権を問い直す――2010年代以降のバスク州の動向 【コラム17】地域通貨エウスコの挑戦 【コラム18】ローカル・コモンズとしての共有地 バスクについてさらに知りたい人のための情報源 略号一覧 地名対照表 ーーー 四六判 ソフトカバー 408ページ 送料:300円
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【サイン本】マージナル・フーディー・ツアー|サラーム海上
¥2,420
★サイン本です★ 行かなければ出会えないまだ知らないうまいものを、世界各地を飛び回って食べまくっているサラームさんのこの新刊は、食べることで世界を味わう喜びに満ちている。写真たっぷりオールカラー。さあ、紙上食紀行に出かけよう! ーーー (出版社による紹介文)ワールドミュージック評論家にして、世界各国を旅して美味しい料理を探し続けるサラーム海上氏による、イスタンブルのミシュラン星付き店、フィンランドのトナカイ料理、オスロの新北欧料理、コートジボワールのフェス飯、ポルトガルの海鮮雑炊、バリ島のバビ・グリンなど、日本ではまだまだ知られていない料理が満載のオールカラー352ページ食紀行! ーーー 四六判 ソフトカバー 352ページ 送料:300円
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【サイン本】ジャジューカの夜、スーフィーの朝 | サラーム海上
¥2,750
★サイン本です ワールドミュージック研究家サラーム海上さんによる、2010年代のワールドミュージック探索記にして芳醇な音楽旅行記。 2010年代、どんどん更新されていくワールドミュージックを追い求め、アジア、中東、北アフリカへ。パキスタンで伝統音楽とジャズのハイブリットを、インドで古典音楽とスーフィー音楽を、レバノンでアンダーグラウンドのポップスを、イスラエルでジャズとロックを、トルコでクラブミュージックを、モロッコでジャジューカを。世界の音楽に、その現場で向き合った記録。 【目次】 プロローグ いま世界の音楽を聴くということ 2011.May 第一章 パキスタン ジャズとプログレが古典を再生する 2012.February 第二章 レバノン 一〇年代のベイルート・アンダーグラウンド 2012.October interview ヤスミン・ハムダン 第三章 イスラエル ガザ紛争停戦直後の音楽ショーケース 2012.November 第四章 インド アーメダバードの古典音楽祭とラージャスターン砂漠の民謡 2008.January / 2009.December 第五章 モロッコ 古代から伝承されるトランス音楽儀礼「ジャジューカ」 2013.June 第六章 インド再び 中世の城塞で開かれる宗教音楽祭 2014.February 第七章 二〇一四年のイスラエル 中東最大の音楽輸出国 2014.November 第八章 トルコ テロの影響に苦しむ街と人々 2015.September interview ガイェ・ス・アキヨル interview アシッド・アラブ エピローグ 今日も音楽の生まれる現場で 2017.November 付録 厳選36ディスクガイド ーーーーー 四六判 352ページ 並製 送料:300円
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『おいしいもんには理由がある 土井善晴の文化論』土井善晴
¥1,650
土井さんが全国の食文化を訪ね歩いた記録をたくさんのカラー写真とともに紹介する本です。 ーーー (出版社による紹介文)本書は料理研究家・土井善晴さんがキッチンを飛び出して、全国の食文化を訪ね歩いた記録です。たとえば一子相伝の江戸佃煮を伝える職人や、濃厚な食味の牡蠣を育てる瀬戸内の漁業者、華やかな加賀料理の伝統を守る料亭の主人らに会い、出羽三山ではもぎ立ての山菜を山小屋の主人と味わう。 風土が生んだ食材と食文化を体感することで紡がれた土井さんの文章は、時に文化論的思索にもおよびます。著者初の紀行書である本書は、「一汁一菜」とはまた違う視点から日本の食文化を見つめなおす書であり、土井さんが旅する様子を活写したカラー写真も豊富で、格好の食ガイドも兼ねています。 ーーー 【目次の一部】 奥祖谷のうちちがえ雑煮[徳島県三好市] 一子相伝、江戸の佃煮[東京都台東区] 赤福餅と伊勢参り[三重県伊勢市] 南蛮渡来の甘いもの[長崎県長崎市・平戸市] 豊饒の美味、琵琶湖[滋賀県大津市・草津市・近江八幡市] 吉兆と湯木貞一の美学[大阪府大阪市] 百万石の加賀料理[石川県金沢市] 日高昆布は万能昆布 [北海道幌泉郡えりも町] 瀬戸内・国産レモンの島[広島県尾道市瀬戸田町] 香気とうま味の奥八女茶[福岡県八女市星野村] 漆の国のわんこ料理[岩手県一関市・平泉町・盛岡市] 日生湾のふっくら冬牡蠣 [岡山県備前市、和気町] 古式作りの讃岐和三盆[香川県東かがわ市、高松市] 出羽、芽吹きの山菜[山形県西川町、鶴岡市] など ーーー 四六判 ソフトカバー 200ページ 送料:300円
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地図でスッと頭に入るフランス
¥1,760
ーーー フランス全土を大きく6つの地方に分け、その地方で代表的な地域について地理・歴史・文化・食・出身人物…などからその地域に関連するアイコンを取り上げながら分かりやすく紹介していきます。とくに押さえておきたい重要な街や地区、歴史などについては詳細な解説ページを設けて読者の理解を助けています。 ーーー 巻頭特集 フランスの魅力再発見! 第1章 パリ セーヌ川右岸/シャンゼリゼ通り/オペラ地区/リヴ・ゴーシュ 第2章 イル・ド・フランス イル・ド・フランス 第3章 フランス北東 グラン・テスト/オード・フランス/ブルゴーニュ・フランシュ・コンテ 第4章 フランス北西 ノルマンディー/ブルターニュ/サントル・ヴァル・ド・ロワール/ペイ・ド・ラ・ロワール 第5章 フランス南東・コルス島 オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ/プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール/コルス 第6章 フランス南西 ヌーヴェル・アキテーヌ/オクシタニー ーーー B5判変形 128ページ ソフトカバー 送料:300円
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地図でスッと頭に入るイギリス
¥1,760
ーーー イギリス全土をロンドン、ロンドン以外のイングランド、スコットランド、ウェールズの4つの地方に分け、それぞれの地方で代表的な地域について地理・歴史・文化・食・有名人…などからその地域に関連するアイコンを取り上げながら分かりやすく紹介していきます。とくに押さえておきたい重要な街や地区、歴史などについては詳細な解説ページを設けて読者の理解を助けています。 ーーー 巻頭特集『イギリスの魅力 再発見!』 第1章 ロンドン 第2章 イングランド 第3章 スコットランド 第4章 ウェールズ 第5章 北アイルランド ーーー B5判変形 128ページ ソフトカバー 送料:300円
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高野秀行さん入門セット『幻獣ムベンベを追え』『辺境中毒!』
¥1,287
「高野秀行さん気になるけどたくさんあるのでどこから読んだらいいかわからない!」という方におすすめのセットです。 高野さんの著作には大きく分けて「冒険長編」「様々な冒険旅行のエピソードを収めた短編集」「自伝系エッセイ」があり、どれも面白い上に、相互に関連して「こっちを読めばあっちが読みたくなり、あっちを読むとそっちも読みたくなる」という効果をもたらすのですが、その中で「冒険長編」と「エピソード短編集」から代表的な2冊を選びました。 『幻獣ムベンベを追え』は高野さんの初著作にして、辺境探検、語学習得、人類学的交流などの魅力がたっぷり詰まった冒険長編。コンゴ奥地の湖に生息するという謎の怪獣「モケーレ・ムベンベ」を探す早稲田大学探検部11名、1981年の旅。「結局いるの?いないの?」よりも、とにかくプロセスが面白いので味わって読んでほしいです。 『辺境中毒!』は高野さんが各地への旅で経験したエピソードを選りすぐったダイジェスト的短編集に加え、各界の著名人との対談、高野さんによる冒険本書評集も収めた幕の内弁当的一冊。この本を読んで気になった冒険の本編を買う、といった広げ方もおすすめ。 ーーー 送料:300円
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歩き旅の愉しみ ―― 風景との対話、自己との対話 | ダヴィッド・ル・ブルトン
¥2,200
人間は今や、座ったまま退屈している――。フランスの社会学者が、〈歩いて移動する〉という行為と、そこから生まれる幸福感について味わい深い文章でつづる。 著者プロフィール:ストラスブール大学教授(社会学・人類学)。フランス大学研究院の上級会員、ストラスブール大学高等研究院の正教授。人間の身体や感覚の変容、青少年の問題行動についての研究に取り組む。歩き旅の魅力を考察した著書やRire. Une anthropologie du rieur(笑う:笑いの人類学)、La saveur du monde(世界の味わい)など多数がある。本書は初の邦訳書となる。 四六判 ハードカバー 248ページ 送料:300円
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みやぎから、| 神木隆之介/佐藤健
¥1,980
佐藤健さんと神木隆之介さんが宮城を旅して「これまで」と「これから」に真摯に向き合うビジュアル対話集。編集をRe:S(りす)の藤本智士さんが担当。 ーーー 仮面ライダーとの再会、七夕飾りづくり、廃線となった鉄道の運転、伝統的なだるまの絵付け――。佐藤健と神木隆之介が宮城の食や伝統、産業、ものづくりなど新旧さまざまな魅力を求めて訪ね歩く!現地の人々との数々の出会いや対話を通して、伝統芸能や風習の継承、産業や文化の創造、そして震災の記憶の伝承など、二人が真摯に向き合い、これからの暮らしのあり方を模索する。旅の道中における二人のありのままの表情をとらえた貴重な写真や、訪ね先の情報も満載のビジュアル対話集。本書を携えて二人の足跡を辿りながら、知ることから始まる「新たな旅」に出ませんか? ーーー 《二人より》 2021年夏、目に見えないウイルスを前になんとか新しい生活スタイルを見出そうともがく日々。予測できない未来に不安を覚えながら思いを馳は せたのは、10年前に大きな被害を受けた東北のみなさんのことでした。あまりにも巨大な自然の猛威を前にくじけず前を向き、少しずつ歩みを進めた東北の方々の姿に今、僕たちが学ぶべきことがあるんじゃないかと感じています。 2011年秋、僕たちに何かできることがあるだろうかと向かった気仙沼、石巻、松島……。言葉では表しきれない多くの思いを抱きながらボランティアをさせてもらったあのときから10年。当時とはまた違った思いを胸に、僕たちは再び宮城を訪ねました。 そうして旅を終えた今、僕たちがハッキリと思うこと。それは、10年というタイミングは区切りじゃなくてはじまりだということ。忘れてはいけない記憶に触れ、多くの気づきを得た今回の旅は、僕たちにとって何か新しい旅のはじまりのような気がしています。ぜひこの一冊をもって、その気持ちを共有できたらと願っています。知ることからはじまる新しい旅へ。まずは宮城から、 佐藤 健/神木隆之介 ーーー 四六判 ソフトカバー 272ページ オールカラー 送料:300円