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【サイン本】長い読書 | 島田潤一郎
¥2,530
吉祥寺のひとり出版社夏葉社の代表、著書も多く、その語りかけるようにスッと入ってくる文章のファンも多い島田潤一郎さんの読書にまつわるエッセイ集。ご本人曰く「力作」とのこと。個人的にも刊行を楽しみに待っていた一冊です。 ★初回入荷分はサイン本です。特典ペーパー「夏葉社を作った100冊」もお付けします。 ーーー (出版社による紹介文) 小説を読みはじめた子ども時代、音楽に夢中でうまく本が読めなかった青年期から、本を作り、仕事と子育てのあいまに毎日の読書を続ける現在まで。 吉祥寺のひとり出版社「夏葉社」を創業し、文学をこよなく愛する著者が、これまで本と過ごした生活と、いくつかの忘れがたい瞬間について考え、描いた37篇のエッセイ。 本に対する憧れと、こころの疲れ。ようやく薄い文庫本が読めた喜び。小説家から学んだ、長篇を読むコツ。やるせない感情を励ました文体の力。仕事仲間の愛読書に感じた、こころの震え。子育て中に幾度も開いた、大切な本…。 本について語る、あるいは論じるだけではなく、読むひとの時間に寄り添い、振り返ってともに考える、無二の散文集。 「ぼくは学校の帰りや仕事の帰り、本屋や図書館で本を眺め、実際に本を買い、本を読んだあとの自分を想像することで、未来にたいするぼんやりとした広がりを得た。」 ーーー 四六判 ハードカバー 256ページ 送料:300円
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本屋で待つ | 佐藤友則 島田潤一郎著
¥1,760
広島県庄原市にある書店「ウィー東城店」。店長の佐藤友則さんは赤字続きだったこの店を、「お客さんの要望にこたえる」という姿勢を徹底して貫くことで、黒字化させます。こわれた電気機器の相談や、年賀状の宛名書き。山間の田舎の書店に望まれることの多くは、高齢者たちの生活の相談にのることでした。それだけでなく、店は美容院を併設し、エステルームをつくり、コインランドリーをもつくります。本書はそうした「書店の複合化」の物語である一方、引きこもっていた若者たちが書店をとおして成長していく物語でもあります。ある日、「学校に行けなくなった子どもを働かせてほしい」と相談され、それからウィー東城店にはそうした若者たちが次々とやってきて、レジを担当し、棚を担当します。彼らはお客さんと接し、本と接することで次第に快復し、何人かは社員となり、そのうちのひとりは佐藤友則さんの次の店長となって、店を支えます。装画、挿絵は『急がなくてもよいことを』で注目を浴びる漫画家、ひうち棚さん。本屋の可能性を伝える、感動的な一冊です。 四六判変形 ハードカバー 208ページ 送料:300円
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レンブラントの帽子
¥1,760
SOLD OUT
1975年に刊行された同名の短編集から3編をセレクトし、復刊。人と人とのすれ違いを描いた表題作はアメリカ文学史に残る傑作。何度も読み返したくなる一冊です。 四六判 ハードカバー 160ページ 【送料300円】
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ふたりっ子バンザイ | 石亀泰郎
¥2,200
成長していく兄弟の様子を撮影した、小さな写真集。写真家である父の眼ざしは、永遠とよびたくなるように、いつまでもみずみずしい。一九六五年にこども部屋社から刊行されていたものを復刊。 新書判 ハードカバー 120ページ 送料:300円
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永井宏散文集 サンライト
¥2,200
ーーー ものをつくること。表現すること。何かを始めるときに読む言葉。 永井宏を知っていますか。雑誌BRUTUSの編集者でありながら、美術作家であり、会社勤めを早くして辞めたあとは、海辺の街に小さなギャラリーをはじめて、たくさんの若い人たちに表現とものづくりを勧めた人。「生活」や「暮らし」という言葉が今ほど手垢がついていなかったころに、いち早く、「自分たちなりの自由で身の丈にあった暮らし」を考え、「自分で作れるものは試みてみる」ことを提唱した人。永井さんがいまのカルチャーに与えた影響は大きいですが、そのたくさんの著作は現在、ほぼすべて絶版です。本書は、永井さんと親交の深かった信陽堂編集室の丹治文彦さんの手による待望のアンソロジー。我々はどこから来て、どこへ行くのか。少なくとも、この本を読むと、なにかあたらしいことをはじめたくなります。 ーーー 四六判変形 ハードカバー 272ページ 送料:300円
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喫茶店で松本隆さんから聞いたこと | 山下賢二
¥1,540
京都ホホホ座の山下賢二さんは作詞家・松本隆さんとひょんなきっかけで仲良くなり、よく京都で一緒にお茶したりしているらしいのですが、その時の松本さんの話が毎回あまりに面白くて独り占めしておくのはもったいない!と書籍化に至った本、とのことです。 「詞的な要素って日常の中に転がってる。iPhoneで自分なりにパパッと、そんなにシリアスにならないで写真を撮るでしょ。で、それをものすごいシリアスに磨いて広げていくと歌の詞になる。その原型は雲の形であったり、木の陰であったりするわけ」という金言が本を開いてすぐに目に飛び込んできます。伝説の天才は雑談すらこれほど面白いのかと。そして普通我々はそれを知ることはないのですが、書籍化してくれた山下さんと夏葉社に感謝です。 送料:300円
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昔日の客 | 関口良雄
¥2,420
尾崎一雄、上林暁、三島由紀夫ら文学者たちに愛された東京・大森の古本屋「山王書房」の店主による、古本と古本屋と文学を愛するすべての人に送るエッセイ。昭和52年に刊行され、その後長らく絶版になっていたものを吉祥寺の一人出版社 夏葉社さんが復刊。著者関口良雄さんの息子さんによる、復刊を喜ぶあとがきを読んでいるだけでグッときてしまいます。美しい造本も堪能していただきたいです。 四六判 ハードカバー 232ページ