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【サイン本】酒を主食とする人々 エチオピアの科学的秘境を旅する | 高野秀行
¥1,980
問答無用の面白さです。 ★今ならサイン本です ★特典ペーパー「高野秀行自著解説」「高野秀行が2024年に読んで面白いと思った本」も付きます。面白いです! ーーー (出版社による紹介) 世界の辺境を旅する高野秀行も驚く " 朝昼晩、毎日、一生、大人も子供も胎児も酒を飲んで暮らす" 仰天ワールド! 話題騒然の「クレイジージャーニー」の全貌が明らかに! 幻の酒飲み民族は実在した! すごい。すごすぎる......。 改めて私の中の常識がひっくり返ってしまった。 デラシャ人は科学の常識を遥かに超えたところに生きている── 朝から晩まで酒しか飲んでいないのに体調はすこぶるいい! 出国不能、救急搬送、ヤラセ、子供が酒を飲む... まさか「クレイジージャーニー」の裏側で、 こんな"クレイジー"なことが起こっていたとは!? 目撃者たった一人のUMA状態の酒飲み民族を捜しに、 裸の王様に引率された史上最もマヌケなロケ隊が、 アフリカ大地溝帯へ向かう! ーーー 四六判 ソフトカバー 280ページ 送料:300円
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身近な薬物のはなし タバコ・カフェイン・酒・くすり | 松本俊彦
¥2,640
ーーー (出版社による紹介) 酒、お茶にコーヒー、煙草、処方薬や市販薬……私たちはアルコールをはじめ、様々な「薬物」とともに生きている。なぜ人は薬物を求めるのか。乱用に至る人々の背後にある苦しみや生きづらさとは。精神科医で依存症研究の第一人者が、身近にある薬物の歴史や私たちの暮らしとの関わりを語る。好評ウェブ連載、待望の書籍化! 第1章 本当に有害な薬物とは? 最大規模の害を引き起こす薬物 嗜好品と文化 薬物文化のグローバル化と「サイコアクティブ革命」 米国が体験した二つのオピオイド危機 わが国の医薬品乱用・依存 医薬品乱用の背景にあるもの 第2章 アルコール(1) ストロング系チューハイというモンスタードリンク ストロング系チューハイへの警鐘 ストロング系とは? なぜストロング系は危ないのか? なぜストロング系は愛されるのか? アルコールによる健康被害 アルコールによる他者・社会への害 第3章 アルコール(2) 人類とアルコールとの戦い 理性を曇らせる飲み物 ジンとの戦い――ジン・クレイズとジン規制 米国におけるアルコール規制 他の国々におけるアルコール規制 なぜアルコール規制はむずかしいのか 第4章 アルコール(3) 人間はなぜ酒を飲むのか? 生き延びるためのアルコール アルコールのために集い、つながる人々 なぜ一部の人は飲みすぎるのか? アルコール問題の背後にあるもの 第5章 カフェイン(1) 毒にして養生薬、そして媚薬 「不自然」なドラッグ 不思議と非難されない依存性薬物 カフェインの薬理学 エナジードリンクをめぐる問題 毒にして養生薬 媚薬としてのカフェイン 第6章 カフェイン(2) 人類とカフェインの歴史 ヨーロッパに「近代」をもたらした薬物 カフェインの起源と人類との出会い カフェインに対する社会の反応 カフェインが引き起こした悲劇 人が集える場所をつくる薬物 第7章 市販薬 セルフメディケーションは国民の健康を増進したか? 市販薬乱用・依存の現状 なぜ若者たちは市販薬にアクセスするようになったのか? 市販薬は本当に安全なのか? 「濫用等のおそれのある医薬品」指定をめぐる諸問題 「モノ」の管理・規制だけでなく、痛みを抱える「ヒト」の支援も! 「ダメ。ゼッタイ。」はもうおしまいにしよう 第8章 処方薬 医療へのアクセス向上が作り出す依存症 「選択的に」忘れられる薬害 睡眠薬・抗不安薬依存症とは? 睡眠薬・抗不安薬依存症の周辺 なぜベンゾ類はかくも問題となったのか 対策の功罪と精神科医療の課題 本当に解決すべきなのは「不安」なのか? 第9章 タバコ(1) 二大陸をつないだ異教徒の神器 近年とみに立場が悪くなっている薬物 タバコとは――その薬理作用と有害性、依存性 タバコの起源と文化的意義 タバコへの弾圧と抵抗 タバコ嫌悪に底流する差別意識 第10章 タバコ(2) 社会を分断するドープ・スティック 人を怠惰な馬鹿にする薬物? 社会システムによるタバコ依存症の拡大 タバコの衰退 健康ファシズムの暴走なのか? 公衆衛生政策は現代の「異端審問官」なのか? 第11章 「よい薬物」と「悪い薬物」は何が違うのか? 「ビッグスリー」と「リトルスリー」 薬物を使う人類 「身近な薬物」と「身近ではない薬物」の違いとは? なぜ大麻は違法化されたのか? 国際的潮流の大転換 「よい薬物」も「悪い薬物」もない あとがき ーーー 四六判 ソフトカバー 278ページ 送料:300円
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2024年の本部町営市場 | 橋本倫史
¥1,980
沖縄本島の本部町(もとぶちょう)にある本部町営市場は、2024年9月に突如として解体の方針が発表され、解体後の補償は未定。店を構える23軒の店主ひとりひとりに、『月刊ドライブイン』『観光地ぶらり』の橋本倫史さんが取材して書いたのが本書。橋本さんは2024年は「全国各地で長く親しまれてきた風景が姿を消した」年だと振り返る。まちとは何か。土地の文化はどこに宿るのか。本部町営市場のこととあなたが住むまちのことは繋がっている。地続きの話である。 版元に企画を通していては間に合わないと橋本さん自身が制作(流通はTWO VIRGINSが担当)した渾身の一冊。 四六判 ソフトカバー 360ページ 送料:300円
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ブック・ウォーズ デジタル革命と本の未来 | ジョン・B・トンプソン
¥5,940
内容がとても気になるのはもちろん、装丁が素晴らしい本です。 ーーー (出版社による紹介) 〈アンディ・ウィアーは自分の幸運に目を疑った。ずっと作家になりたかったのだ。9歳のとき……以来ずっと〉(本書より)。 ベストセラー小説『火星の人』の作者ウィアーに幸運をもたらしたのは、デジタル革命だ。彼は、ウェブサイトに作品をアップロードしたり、Kindle版を自ら出版したりしたことで多くの読者を得た。グーテンベルク以来、出版社という門番に認められない限り、原稿が本として広く読まれるチャンスはほとんどなかったが、今や、作品を読んでもらうために、出版社や実店舗書店を通す必要は必ずしもなくなっている。 社会学者にして、独立系出版社Polityの経営にも携わる著者は、デジタル革命が書籍サプライチェーンを破壊して創りかえた歴史を、膨大な統計資料、約180件の出版・テック業界関係者インタビューから論じる。 本の全ジャンルで印刷書籍が電子書籍に追い出されることはなかった。従来型書籍産業は、GoogleやAmazonといった巨人たちと「ブック・ウォーズ」を闘う羽目になった一方で、マーケティング新技術やクラウドファンディング型・サブスクリプション型出版モデルを手にしてもいる。オーディオブックという新形式も生まれた。さらに、小説をアップロードできるソーシャルメディアで、作者と読者が直接交歓して新たな作品が創られるようにもなっている。 本の未来を憂う、すべての書籍産業関係者、読者のための新たなる基本書。 ーーー 四六判 ハードカバー 704ページ 送料:600円(レターパックプラス)
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ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス | 栗田 シメイ
¥1,760
一部の理事の独裁管理により多数の謎ルールが強制され、「渋谷の北朝鮮」と称されたマンション。事件ウォッチャー界隈では以前から知られた存在でした。その自治を取り戻す闘いを追ったルポ。個人的にも楽しみにしていた本。 四六判 ソフトカバー 240ページ 送料:300円
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オーロラの下、北極で働く | 松下隼士
¥1,870
観測技術者として北極圏のニーオルスン基地に長期滞在した著者による滞在記。すごく面白そうです。カラー写真もたくさん掲載。どれも美しい! ーーー (出版社による紹介) オーロラが一日中煌めき、町中をトナカイが闊歩するこの地に、世界中から研究者が集う。ニーオルスンには、基本的に許可を得た者しか滞在できず、Wi-Fiの使用禁止、ライフル携行、建物の施錠不可といった特殊な生活ルールが課される。 かつて極地探検家のロアール・アムンセンが北極点を目指す拠点として滞在した、北緯78度55分に位置するこの小さな町では、11ヵ国の観測施設が建つ世界最北の「国際観測拠点」として、大気、雪氷、生物、宇宙など様々な分野の観測が日々行われている。北極は温暖化の進行が早く、ここニーオルスンは地球の未来を知る研究の最前線・最重要の場所でもある。 国立極地研究所の元職員であり、元南極越冬隊員でもあった著者は、観測技術者(観測だけではなく除雪から広報までをこなす「何でも屋」のような仕事)としてニーオルスンに長期滞在した初めての日本人である。 時にホッキョクグマが現れる町で観測を続け、氷点下のマラソン大会や太陽のパーティーなど個性豊かなイベントを楽しむ。壮大な自然、多種多様な野生動物、世界各国の滞在員達とのユーモラスな交流、毎日のルーティンなどなど、ニーオルスン滞在中に見た・感じたことを、著者自ら撮影した美麗な写真とともにまとめた一冊。 誰もが知っている北極の、誰もが知らない一面を、つぶさに綴った滞在記。 ーーー 四六判 ソフトカバー 244p 送料:300円
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異形のヒグマ OSO18を創り出したもの | 山森英輔,有元優喜
¥1,980
道東で人間に捕獲も駆除もされないまま数多くの牛を襲った末、23年にその死が確認された「異形のヒグマ」OSO18はなぜ生まれたのか?近年最大の熊事件を追い続けたNHK取材班によるノンフィクション。 ーーー 道東を恐怖と混乱に陥れた「牛を襲うヒグマ」の正体とは? ハンターの焦燥、酪農家の不安、OSO18をめぐる攻防ドキュメント! 山の神を「怪物」に変貌させたのは大自然か、それとも人間か? 66頭の牛を襲撃し、神出鬼没、「忍者グマ」とも称されたOSO18は、23年夏に野垂れ死んだ姿で発見された。 著者2人は2年にわたりOSO18の生態を調査、伝説のハンターたちとともにOSO18を追い続けた。 追うハンター、痕跡を消すヒグマ、そして被害におびえる酪農家の焦燥をつづり、ヒグマとの駆除か共生かで揺れる人間社会と、牛を襲うという想定外の行為を繰り返した異形のヒグマがなぜ生まれたのか、これから人間は変貌し続ける大自然とどう向き合えばいいのかを問う一冊!! (目次) 序 章 たった一枚の写真 第一章 正体不明の怪物 第二章 端緒 第三章 託された男たち 第四章 宿命 第五章 縄張り 第六章 出現 第七章 消失 第八章 禁猟区 第九章 突然の死 第一〇章 消えた亡骸 第一一章 怪物の実像 第一二章 名前を持たなかったヒグマ 終 章 人間たち ーーー 四六判 ハードカバー 256ページ 送料:300円
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考古学者だけど、発掘が出来ません。 多忙すぎる日常 | 青山和夫/大城道則/角道亮介
¥1,760
大人気『考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話』に続く、考古学者によるノンフィクションエッセイシリーズ。エジプト、中国、中米を発掘する三人が綴ります。 ーーー とにかく休みが来ない!目覚まし時計はホエザルの怒鳴り声・行列ができる考古学者の進路相談・ラクダの帰宅ラッシュ・2泊4日のエジプト弾丸ツアー・毎日17時間労働・必死の資料撮影・ジャングルで黒い物体に追われる… 忙しすぎて、発掘調査が出来ません!考古学者たちの「働き方改革」とは無縁な日々。 【内容紹介】 ≪エジプト考古学者の多忙すぎる日常/大城道則≫ ・エジプト人を相手にちょっとアラビア語をしゃべってみる ・行列ができる考古学者の進路相談室 ・ポンペイで体重が5キロ増えた話 ・君は車道を疾走するラクダを見たことがあるか? ・死ぬ気で勉強してヒエログリフを習得するも、仕事がない ・超大物考古学者の来校 ・恐るべき弾丸ツアーのエジプト強行軍 ・世界各地の博物館・美術館をダッシュで梯子する エジプトの発掘道具 考古学者ならば誰もが持つ必須アイテム ≪中国考古学者の多忙すぎる日常/角道亮介≫ 発掘現場に休日は来ない ≪メキシコ・中米マヤ文明考古学者の多忙な日々/青山和夫≫ ・ジャングルで黒い物体に追われ、ジャガーの足跡に遭遇 ―グアテマラ共和国にあるアグアテカ遺跡の多忙な日々 ・朝昼は発掘調査、夜は英語やスペイン語の研究書を読みふける ―ホンジュラス共和国のラ・エントラーダ地域の多忙な日々 ・大学院生をしながら家庭を築く ―アメリカとホンジュラスのコパン遺跡の多忙な日々 ・老眼になり、最新の高額機材をフル活用 ―グアテマラ共和国のセイバル遺跡の多忙な日々 ・石器分析が忙しすぎて、発掘する時間がない ―メキシコ合衆国のアグアダ・フェニックス遺跡の多忙な日々 ・石器の沼にハマり、世界記録を更新中 ―発掘後の石器研究 ・研究費獲得までの長い道のり ―研究資金の獲得と国際学会の発表 メキシコ中米の発掘道具 持ち運びに注意! 超高額装置 ーーー 四六判 ソフトカバー 255ページ 送料:300円
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考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話 | 大城道則/芝田幸一郎/角道亮介
¥1,760
ーーー (出版社による紹介文) ロマンだけでは食べていけないが、ロマンのない考古学なんてつまらない!墓石に閉じ込められたり、原因不明の病にかかったり、人骨と過ごしたり……発掘調査は命がけ!前代未聞、考古学者たちのノンフィクションエッセイ! 【内容紹介】 ●怖い目にあった話1 エジプト・シリアの発掘調査 大城道則 ・パルミラ遺跡の三体のミイラ ・地下墓の人骨と二週間過ごす ・知らぬ間にカルロスと入れ替わっていた ・生贄のヒツジをさばく ・ヒツジの生肉と目玉と脳みそ ・一年越しで砂漠に届いたハム・ソーセージ詰め合わせ ・砂漠から地中海までカツオを買いに行く ・ホテルの部屋のトイレを詰まらせる ・飛行機の中でアヴェ・マリアが流れる ・30年ぶりの大嵐が砂漠にやって来た ・サハラ砂漠で遭難しかける 1日の発掘スケジュール エジプト・シリア編 ●怖い目にあった話2 中国の発掘調査 角道亮介 ・墓の中に閉じこめられた話 ・空を飛ぶものは飛行機以外、四本足のものはテーブル以外 ・恐怖のトイレ事情 1日の発掘スケジュール 中国編 ●怖い目にあった話3 ペルーの発掘調査 芝田幸一郎 ・性欲こわい ・山村のお祭りであわや乱闘―酒とダンスと回し蹴り ・発掘で出会ったペルーの驚くべき食文化 ・のんびり屋のヒッチハイク強盗―考古学者が遭遇する犯罪 ・副隊長は魔女―でも憑りつかれ、お祓いされる ・発掘調査を始めるまでの手続き―慢心したら調査期間が半分に ・政治もこわい―考古学者の派閥と下剋上 ・どろぼうの町で旋盤工を探せ ・遺跡が怖くなるとき 1日の発掘スケジュール ペルー編 ーーー 四六判 ソフトカバー 247ページ 送料:300円
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羊皮紙をめぐる冒険 | 八木健治
¥1,980
羊皮紙に興味を持ち、自宅の風呂場で羊の皮から羊皮紙を作ったりしつつ独学で製法・文化を探究し、羊皮紙発祥の地ペルガモンの職人に認められる世界的専門家になった(!)という著者の奮闘記。好きを突き詰めるって面白いです。 ーーー [目次] 独りの羊皮紙職人が世界の羊皮紙家族に出会うまで 第一章 羊皮紙づくりのプレリュード 第二章 自宅の風呂場が工房に! 試行錯誤の羊皮紙づくり 第三章 よりよい羊皮紙を目指して 第四章 羊皮紙研鑽の旅 第五章 大英図書館での羊皮紙研究 第六章 羊皮紙の聖地ペルガモンへ 第七章 そして「羊皮紙専門家」へ 【巻末付録】「犬ガムで羊皮紙づくりプチ体験」 ーーー 四六判 ソフトカバー 236ページ 送料:300円
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カヨと私 | 内澤旬子
¥2,200
ーーー J.R.ヒメネスの『プラテーロとわたし』に憧れ、小豆島でヤギと暮らしはじめた内澤さん。内澤さんの元にやってきたのは真っ白な雌のヤギで、内澤さんはカヨと名付け、ふたりの生活が始まりました。 庭先の雑草を食べてくれればと考えていたものの、カヨは食べる草をえり好み。内澤さんはカヨの様子をじっくり観察し、カヨが欲しているもの、あるいはどういうことが苦手なのか、深くコミニュケーションして参ります。 気づけば「どっちが飼い主?!」と笑われるほど世話をし、ともに時間を過ごしますが、内澤さんは「それでいいの」と。なぜなら「私もヤギになって、一緒に美味しい草を食べて、頭突きしあって、日向ぼっこして暮らしたい」と願っているのでした。 果たして内澤さんとカヨの暮らしは、どうなっていくのでしょうか──。動物文学の傑作が、ここに誕生です! ーーー 2022年7月発売 A5判変型 ハードカバー 256ページ 送料:300円
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私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月 | 内澤旬子
¥1,980
ーーー 春になれば、柔らかく美味しそうな草の芽吹きに熱視線を送り、夏は、酷暑と虫と格闘しながら、茂り過ぎた草の海を刈りまわり、秋には、ヤギたちの大発情祭りを横目に冬に向けて干し草を作り、冬は、チェーンソーで常緑樹の剪定枝を伐り集めつつ、ヤギと春を待つ――。 旬を外して草をもっていくと「なぜこんな季節外れなものを?」と呆れられ、一度地面に落ちた草は「それ床に落ちたものでしょ?」とそっぽを向かれる。 草の山の間を頭突きをかまし合いながら食べ歩く騒然! 頭突き食事会のようす。 病気、発情、ヤギ同士の関係性にも気を配り…。 マイペースなヤギたちとの幸福な日々を綴る、前代未聞のイラストルポ! 「ヤギたちの世話をしているおかげで、私は多くの名もなき草と出会い、若芽を出してから枯れしぼみ次の草の間に沈んでゆくまでを見届けてきた。雑草とひとからげに呼ばれ、人間からは嫌われ刈り捨てられるはずの草たちを、あんなに美味しそうに食べ、楽しく生きる糧としてしまうなんて、本当に素晴らしい動物だ。」(本文より) ーーー 2024年8月発売 四六判 ソフトカバー 264ページ 送料:300円
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世界の発酵食をフィールドワークする | 横山智 編著
¥2,090
高野秀行さんが『酒を主食とする人々』で取材したエチオピアの飲酒民族デラシャについて、第一人者である新潟大学・砂野唯さんの研究成果がコンパクトにまとまっています。 ーーー (出版社による紹介) 世界各地で、農畜水産物を長期に保存したり、うま味を醸し出す発酵食を調味料として利用したり、栄養豊かな発酵食を主食としたりする人間の営みにフォーカスを当て、地域の食文化における発酵食の位置づけ、発酵食と社会との関係を明らかにする。取り上げる地域は、日本、モンゴル、カンボジア、タイ、ラオス、ミャンマー、ネパール、エチオピア、そしてアフロ・ユーラシアの乳加工品をつくる地域とし、インジェラ、エンセーテ、納豆、ナレズシ、塩辛、魚醤、後発酵茶、馬乳酒、チーズ、バター、醸造酒、餅麹などの発酵食を論じる。 【目次】 序章 人類と発酵食 第1部 主食としての発酵食 1章 酸っぱさに憑かれた人びと――エチオピアのパン類をめぐって 2章 酒を食事とする暮らし――ネパールとエチオピアの人びと コラム1 酵母:人類のために進化し続けてきた微生物 第2部 副食としての発酵食 3章 牧畜民の発酵乳加工とその利用 4章 魚の発酵食をめぐる民族の接触と受容――カンボジア周縁地域を事例に コラム2 生業と「農村食」:発展途上国における農村生活と食の変化 第3部 調味料としての発酵食 5章 近代化・グローバル化による食と味の変容――タイの調味料文化 6章 ラオスの味,パデークの科学 7章 納豆はおかずか調味料か?――日本と東南アジアの納豆の地域間比較 コラム3 納豆菌:その細菌分類学上の位置づけ 第4部 嗜好品としての発酵食 8章 茶を漬けて食べる――北部タイの「噛み茶」文化とその変容 9章 モンゴル国の馬乳酒「アイラグ」 10章 東南アジアの餅麹になぜ新大陸起源の唐辛子が用いられるのか コラム4 乳酸菌:食を支える微生物 終章 フィールド発酵食品学の創出に向けて ーーー 四六判 ソフトカバー 240ページ 送料:300円
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『読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門』ナージャ・トロコンニコワ
¥2,860
2012年にプーチン批判で逮捕、2年収監。筋金入りのアクティビスト、プッシー・ライオットの創立メンバーによる、抵抗する生き方の指南書。REBELな本。タイトルも装丁もかっこいい。 ーーー (出版社による紹介文) ロシアのフェミニスト・パンク・プロテストアート集団、プッシー・ライオットとはいかなるグループなのか? なぜ結成されたのか? その真の目的とは? 本著は、プッシー・ライオット創設メンバーであるナージャ・トロコンニコワがその全貌を明らかにした著書『Read & Riot』(2018年)の翻訳本です。 プッシー・ライオットの設立経緯から、かれらがロシア国内でおこなった数々のアクション、さらにはロシア当局に逮捕されたのちの苛烈極まる獄中生活までを綴ったトロコンニコワの手記でありながら、同時に、著者がそうした体験のなかから得た“実践的な知”を紹介する生き方の指南書(サバイバル・ガイド)とも言える内容の1冊。 ロシアでフェミニストでクィアであることの意味とは? アクティビズムは社会でどんな役割を果たすのか? アートとアクティビズムはいかに交差するのか? ハーバード大学やケンブリッジ大学で講演をおこなうアクティビストで、アイ・ウェイウェイやジェニー・ホルツァー、ジュディ・シカゴらの系譜に連なるアーティストのトロコンニコワが、カントからニーナ・シモン、あるいはウィトゲンシュタインからパンク・ソングの歌詞までを縦横無尽に引用しながら、そうした疑問の数々にユーモアたっぷりに答えていきます。 また本著には、キム・ゴードン(ミュージシャン)、オリヴィア・ワイルド(『ブックスマート』監督、俳優)によるあとがき、著者が日本版のために書き下ろしたまえがき、文化理論やメディア文化論を専門とする清水知子さん(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授)の解説のほか、「あるプッシー・ライオットの推薦図書リスト」を収載しています。翻訳は野中モモさん、装丁は山中アツシさんによるものです。 ーーー 【目次】 文化労働者としてのアーティスト――日本版のためのまえがき イントロダクション ルール1:海賊になれ ルール2:ドゥ・イット・ユアセルフ ルール3:喜びを取り戻せ ルール4:政府をびびらせろ ルール5:アート罪を犯せ ルール6:権力の濫用を見逃すな ルール7:簡単に諦めるな。抵抗せよ。団結せよ。 ルール8:刑務所からの脱出 ルール9:オルタナティヴを創造せよ ルール10:ビー・ア・(ウー)マン 最終声明:希望は絶望から生まれる この本に寄せて:キム・ゴードン この本に寄せて:オリヴィア・ワイルド 解説:清水知子(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授) 巻末コンテンツ:あるプッシー・ライオットの推薦図書リスト ーーー 四六判変型 ソフトカバー 304ページ 送料:300円
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土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命 | ゲイブ・ブラウン
¥2,420
近年あらためて注目されている不耕起栽培の重要図書。2022年邦訳刊行。 ーーー (出版社による紹介) 有効な温暖化対策「カーボン・ファーミング」としていま脚光を浴びるリジェネラティブ(環境再生型)農業。その第一人者による初のノンフィクション。 4年続いた凶作の苦難を乗り越え、著者が自然から学んだ「土の健康の5原則」。そこには、生態系の回復や カーボン・ファーミングのエッセンスが凝縮されている。地中の生態系のはたらきを阻害さえしなければ、あらゆる土が真に「生きた土」に変わる。さらに、やせた土地の回復は、農業の衰退、食料危機、環境破壊、気候変動問題などの対策にもつながるのだ。21世紀のさまざまな課題解決の糸口となり、自然への見方が変わる、野心的な〈土壌のバイブル〉! 「土は生命現象の産物、そして生命のゆりかご。土から始まる環境革命の実践書」福岡伸一(生物学者) 「人が土を育て、土が人間を育てる。土をケアする営みは、こんなにも奥深く切実で面白い」森田真生(独立研究者) ーーー 四六判 ソフトカバー 288ページ 送料:300円
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本とコーヒー豆:『読書ブレンド』と『愛するということ(新装版)』セット
¥2,750
当店オリジナルのコーヒー豆『読書ブレンド』と、当店ロングセラー(世界的にも超ロングセラー)の愛についての名著『愛するということ(新装版)』をセットでお届けします。コーヒーをいれて、読書タイムをお楽しみ下さい。 ーーーーーーーーーー 『読書ブレンド』 群馬のスペシャルティコーヒーの草分け、高崎の名店、トンビコーヒーさんに作ってもらった当店のオリジナルブレンドです。粉でなく豆です、150gです。 華やかな香り、チョコレートのような滑らかなコク、やさしい甘みが特徴。酸味や苦みが突出することなく、飲み疲れない、飲み飽きないマイルド感。読書のおともにもぴったりです。 ※個人的に最近の浅煎りのコーヒーは酸味が強すぎて苦手、昔ながらの喫茶店のような苦くて濃いコーヒーも苦手。その中間の、バランスの良い美味しさです。似た好みをお持ちの方にはおすすめ。 ーーーーー 『愛するということ(新装版)』 愛とは、愛するとは何かを考えるための必読書。我々が愛だと思っていたものは、欲望や依存ではないだろうか?恋に落ちる際の興奮状態と、愛する人とともに生きるという持続的な状態の違いは何か?恋が冷めたあと、私たちはどうしたらよいのか?愛することは技術であり、習得可能なものであると説く世界的ベストセラー、30年ぶりに訳文を時代に沿って読みやすく改訂した新装版。上品なカバーがとてもいいです。 原著刊行は1956年、時代背景もあり、性差や同性愛についての現代では不適切と言える記述もあるのですが、それ以外の部分については時を経ても大いに読む価値があります。むしろ読者が考えながら批評的に読む必要があるぶん、深い理解にたどり着けるという面もあると思います。一度ならず節目ごとに何度も読み返したい本です。 ーーーーー 『愛するということ(新装版)』1430円 『読書ブレンド』1200円 送料:300円
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しぶとい十人の本屋 | 辻山良雄
¥2,310
荻窪・本屋titleの辻山さんが全国の本屋に話を聞きに行く。話すのも聞くのも本屋だから話の解像度が高くて面白い。本屋の話をしているんだけど、働き方、生き方の深い話になってます。おすすめです! ーーー (出版社による紹介文) 「その人オリジナルの仕事をつくり上げている人たちですから、話には自然と思想や哲学のようなものが含まれます。だからわたしはこの本で、彼らの声を一本の糸のように縒り合わせるだけでよかった」 荻窪に新刊書店「Title」を開いて8年。ふと自分の仕事がわからなくなり、全国にいる仲間のもとを訪ねると、消費されず、健やかに生きるヒントが見えてきた――。読み終えるころにはきっと元気がでる、少し偏屈、でも愛すべき本屋を訪ねる旅。 「いまは、都会も田舎もそうなんだけど、コミュニケーションを欲している人たちに溢れている。本屋はそういう人たちの受け皿になれるんじゃないかなという思いでやっています」……高久書店 高木久直さん 「合理的であるほどスマートでカッコいいというイメージをみんなが持っている。しかしそれによって自分が職を失ったり、仕事からやりがいがなくなるということについてはみな無自覚ですよね」……誠光社 堀部篤史さん 「俺は“東京に色目を使う新潟”というのがよくわからなくて、あるときから東京の反対を向いたんです」……北書店 佐藤雄一さん ーーー 四六判 ソフトカバー 360ページ 送料:300円
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エッシャー完全解読 なぜ不可能が可能に見えるのか | 近藤滋
¥2,970
ーーー (出版社による紹介) エッシャーの代表作である《物見の塔》《滝》《上昇と下降》などのだまし絵。これらの作品は、一見しただけではそこに錯視図形があるとわからないほど自然に見える。しかし、少しの間をおいて「これはありえない立体だ」と気付いた瞬間、鑑賞者に大きな驚きをもたらす。 この劇的な鑑賞体験はどのようにして作られたのか。エッシャーはまず、絵のあちこちに鑑賞者を誘導するトリックを仕掛け、さらにそれらを手品師さながらに覆い隠していった。そしてトリックの存在を生涯隠し通し、決して語らなかったのだ。 本書は100点を超える図版でだまし絵の制作過程を分解し、エッシャーがかつて5つの作品に仕掛けた視覚のトリックを明らかにしている。エッシャーが制作中に何に悩み、何を大切にしていたかにまで踏み込んでいく。謎解きの楽しさに満ちた1冊。 ー 著者からの7つのヒント 《物見の塔》 なぜ、1階に囚人がいるのか? 《物見の塔》 なぜ、一部の屋根だけが高いのか? 《描く手》 中央の斜めの影は何のためにある? 《上昇と下降》 階段の周りの屋根や塔の役割は何か? 《画廊》 中央の空白は何を隠している? 《滝》 滝壺の位置に何の意味があるのか? 作中の人物のほとんどが、だまし絵のトリックに加担している ーーー 四六判変型 ハードカバー 208ページ 送料:300円
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イスラエル vs. ユダヤ人【増補新版〈ガザ以後〉】 | シルヴァン・シペル
¥2,970
二〇二三年年末以降のハマスとの衝突・ガザにおける暴虐について加筆した増補新版。戦闘が周辺諸国へ広がり、世界各地で外国人排斥が熾烈化する中、ユダヤ人ジャーナリストである著者が、イスラエル社会の日常から法制度までを横断し、今後の国際関係を見通す。 【目次】 増補新版への序文――ダヒヤ・ドクトリン:「われわれの世代の運命」 本書を読み解くための基礎知識 前編(高橋和夫) イントロダクション――埋めることのできない溝 最後まで考えを変えなかった父 袋小路に陥った国 武力で解決できなければ、さらに武力を行使する イスラエルに魅了された自民族中心主義者たち 第1章 恐怖を植えつける――軍事支配 世界で最も品行方正なイスラエル軍という嘘 倫理観の喪失 台頭するユダヤ版「クー・クラックス・クラン」 テロとの戦いを指導するイスラエル 第2章 プールの飛び込み台から小便する――イスラエルの変貌 事実を否定するのをやめる アザリア事件が意味すること 無処罰によって粗暴となるイスラエル社会 ファシズムの香り 第3章 血筋がものを言う――ユダヤ人国民国家 「それはイスラエルとユダヤ人にとって悪法だ」 自民族中心主義の勝利 ユダヤ人にとっての「生存圏」 第4章 白人の国――純血主義の台頭 黒人「潜入者」に降りかかる災い 白人至上主義者とのつながり 「ユダヤ人遺伝子」を求めて 第5章 イスラエルの新たな武器――サイバー・セキュリティ 武器輸出という伝統 最先端のサイバー監視技術 制約なく活動する イスラエルとカショギ殺害事件 パレスチナ人の次は、イスラエルの反体制派 第6章 公安国家――権威主義的な民主主義 パレスチナ人だけでなく反体制派ユダヤ人も対象 国内の敵「ベツェレム」 「ボイコット、投資撤収、制裁(BDS)運動」という「張りぼて」 公安機能の滑稽なまでの強化 第7章 絶滅危惧種――イスラエル法制度の危機 最高裁判所は「最後の砦」でなくなったのか 反体制派の当惑 第8章 ヒトラーはユダヤ人を根絶したかったのではない――ネタニヤフの歴史捏造、反ユダヤ主義者たちとの親交 ホロコーストを扇動したのは、エルサレムのイスラム法官なのか イスラム嫌悪という絆 アメリカの福音派とユダヤ人 東ヨーロッパに古くから存在する反ユダヤ主義者との絆 ソロスに対する非難:トランプは反ユダヤ主義者か 第9章 黙ってはいられない――反旗を翻すアメリカのユダヤ人 イスラエルに背を向けたアメリカのユダヤ人たち なぜ今、この変化が生じたのか 民主党の危機 イスラエルを非難するアメリカ人たち 第10章 今のはオフレコだよ――臆病なフランスのユダヤ人 フランス革命から極右のシオニズムへ CRIF(フランス・ユダヤ人団体代表評議会)の正体 臆病なフランスのユダヤ系知識人 第11章 イスラエルにはもううんざり――ユダヤ教は分裂するのか あなたの将来のイスラエル像は? 虚構の上に成り立つ牙城 アメリカにおけるディアスポラの再生 ユダヤ教は分裂するのか 第12章 鍵を握るアメリカの外交政策――トランプ後の中東情勢 トランプの置き土産 バイデンの挑戦:アパルトヘイト国家への対応 イランとの核合意に賭ける 結論 イスラエルvs.ユダヤ人 トニー・ジャットを悼んで 謝辞 本書を読み解くための基礎知識 後編(高橋和夫) 訳者あとがき 原注 ーーー 四六判 400ページ 送料:300円
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なぜオフィスでラブなのか | 西口想
¥1,980
店主が書いたちょっと長めの紹介文があります、ぜひ。パッと読みたい人は最初の段落だけでも。間違いなく面白い本です。 ↓ 本書は、文学と社会学の交差するところで繰り広げられる恋愛エッセイ。各章で紹介された作品がすべて読みたくなるという優れた書評としての性格も併せ持ち、さらに「オフィスラブ」という切り口を得たことでよりくっきりと時代が見えてくるという傑作だと僕は思います。随所にジェンダー、フェミニズム的視点が見られるのもいいんですよね。 例えば「東京ラブストーリー」のマンガ原作を論じた章を見てみましょう。 ー 1989〜90年というバブル真っ只中に連載。リカと完治、さとみと三上という二組のカップルを主人公に繰り広げられる物語です。性に奔放な主人公赤名リカについて 『リカには、日本型労働社会の牢獄にいる男たちの欲する「自由」が、オフィスラブというフィルターを通して一方的に投影されているのである』 著者のこの考察にまずシビれます。 そして 『バブル期のトレンディなイメージとは裏腹に、「貞操」、そして浮気される苦しみという、それはそれで古臭いテーマが「東京ラブストーリー」の基調をなしているのである』 と分析。映画『20センチュリー・ウーマン』や国際的なフェミニズム第二波の動きと日本における男女雇用機会均等法の施行などに触れつつ、この作品に描かれた「オフィスラブ」が内包する時代性を明らかにしていきます。 そのプロセスが本当に面白い。 ー これが11章と、なぜ著者がオフィスラブを取り上げているのかを全体のまとめ的に書いた章の計12章。 オフィスラブ真っ只中の人は参考書的に読めるだろうし、恋愛研究本が好きな人(僕もです)にはもちろんだし、会社経営している人は社員の福利厚生を考えながら読んでも面白いでしょう。仕事と人生の本でもあるから、就職活動を控えた学生さんにも勧めたいですね。 【送料300円】
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愛するということ(新装版) | エーリッヒ・フロム
¥1,430
愛とは、愛するとは何かを考えるための必読書。我々が愛だと思っていたものは、欲望や依存ではないだろうか?恋に落ちる際の興奮状態と、愛する人とともに生きるという持続的な状態の違いは何か?恋が冷めたあと、私たちはどうしたらよいのか?愛することは技術であり、習得可能なものであると説く世界的ベストセラー、30年ぶりに訳文を時代に沿って読みやすく改訂した新装版。上品なカバーがとてもいいです。原著刊行は1956年、時代背景から性差や同性愛についての不適切な記述などありますが、それらを差し引いても大いに価値のある論ですし、むしろ読者が考えながら批評的に読む必要があるぶん、深い理解にたどり着けるという面もあると思います。一度ならず節目ごとに何度も読み返したい本です。 送料:300円 ★『生きるということ(新装版)』もあります https://rebelbooks.theshop.jp/items/48083484
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生きるということ(新装版) | エーリッヒ・フロム
¥2,090
To Have から To Be へ―財産、知識、健康、社会的地位、権力…“持つ”ことがすべてでいいのか?あらゆる執着から解き放たれ、何にも束縛されず、変化を恐れない“ある”生き方とは?フロムによる永遠の古典の新装版。真に生きる喜びが得られる生き方とは? ーーー 財産、知識、健康、社会的地位、権力……現代の私たちは〈持つ〉ことに専心し、それを自分の価値とみなしている。 人が生きていくうえでは、〈持つ〉ために限りなき生産と消費に追われ、“慢性の飢餓状態”にあるのでなく、あらゆる執着から解き放たれ、何ものにも束縛されず、生きる喜びを感じられるような、ただ〈ある〉という、もうひとつの様式がある。 日常の経験や先人たちの思想を例に、〈持つ様式〉と〈ある様式〉の生き方を比較・検討し、新たな人間像と社会のあり方を提唱する。 ーーー 四六判/292ページ 送料:300円 ★『愛するということ(新装版)』もあります https://rebelbooks.theshop.jp/items/48083484
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『ロマニ・コード 謎の民族「ロマ」をめぐる冒険』角 悠介
¥2,200
あまりに面白い本。著者の角悠介さんは東欧を拠点にロマの言葉ロマニ語を駆使してフィールドワークしてきた言語学者。高校卒業後ラテン語を学ぶためルーマニアに留学し、卒業後ハンガリーの大学に進学、ロマの言語「ロマニ語」を学び、ふたたびルーマニアに戻ってトランシルバニア地方のロマの集落に二年間通って彼らの方言を研究。ブカレスト大学のロマニ語学科で言語学博士課程を修了したのち、ルーマニア国立バベシュ・ボヨイ大学で「日本文化センター」所長、文学部ロマニ語講師を務めつつ、神戸市外国語大学の客員研究員としてベラルーシのロマニ語を研究しているという、経歴だけで既に面白すぎる方。 ロマ(完全に同義ではないがジプシーと呼ばれることも多い)については個人的にも以前から興味を持っていたのですが、国を持たないこと、文字も持たないこと、ヨーロッパではトラブルメーカーのイメージが強く関わろうとする人が少ないこと等の要因からその実情に迫るような本はあまりなく、好奇心が長年宙吊りになっているような状態でした。まさか日本人でロマニ語、ルーマニア語、ハンガリー語(ベラルーシ語や英語も)を駆使してロマのコミュニティにどっぷり入り込んで研究しているこんな人がいたとは。そして案の定他の誰にも書けないであろう内容に興奮しっぱなしでした。 ロマに興味がある人、言語学に興味がある人、世界の知らない部分を知る興奮を味わいたい人に。 ーーーーー ーーーーー 「分断」がすすむ今の世界で、したたかにボーダレスに生き抜く術がここにある! 私はずっと「定義された世界」を生きていた。それは一種の「仮想世界」であり、彼らが生きる「実世界」とは異なるものであった(本文より) 彼らは毎日激しく生き、死んだように眠る。死んだように眠ったら、生き返ったように目覚める。毎日が誕生日で毎日が葬式だ。だから毎日笑え、泣け、話せ、愛せ、怒れ、歌え、踊れ!(本文より) 情熱的な音楽、舞踏、魔術……神秘的なイメージで捉えられてきたロマ。若き言語学者がロマの世界に飛び込んだ! 見えないルールや境界線に息苦しさを感じている、すべての人に贈る一冊!! ーーーーー ーーーーー 【著者プロフィール】 角 悠介(すみ ゆうすけ) 1983年東京生まれ。言語学博士。 ルーマニア国立バベシュ・ボヨイ大学「日本文化センター」所長・文学部ロマニ語講師。神戸市外国語大学客員研究員。アテネ・フランセ講師(ラテン語)。全日本剣道連盟杖道六段。 2013年より「国際ロマ連盟(IRU)」の議会議員・日本代表を務め、独自の国を持たないロマ民族の最高会議「世界ロマ大会」にも参加。東欧・旧ソ連圏でロマニ語方言研究を行い、言語を通じたロマ民族への貢献により、2019年に北マケドニア共和国ロマ文化団体「ロマノ・イロ」、2022年に「欧州議会」、2023年に「国際ロマ連盟」から表彰・感謝状を授与される。 著書に『ニューエクスプレスプラス ロマ(ジプシー)語』(白水社、2021年)等がある。 ーーーーー ーーーーー 四六判 ソフトカバー 352ページ 送料:300円
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小さな泊まれる出版社
¥2,420
出版とゲストハウスというふたつの事業を両輪に「好きな場所に住み、好きな仕事をして暮らす」ことを実践する「泊まれる出版社」真鶴出版。その移住からゲストハウス2号店ができるまで。特に2号店の過程は物件探しや設計から工事まで予算も含め詳細に記してあり、興味ある方には大いに参考になるはず。 これまでに真鶴出版をきっかけに40人が真鶴に移住したとのこと。真鶴には町が制定した「美の基準」という景観に関する条例があるという話も驚きでした。カラースケッチや写真も多数。地方で暮らす・働く・仕事をつくること、ゲストハウス、建築設計、リノベーション、編集、ローカルメディアなどに興味がある人必読。 《小さな泊まれる出版社 もくじ》 はじめに column 真鶴のこと 泊まれる出版社をつくる プロジェクトメンバー 1 真鶴に来るまで 2 泊まれる出版社のはじまり 3 背戸道の家とトミトアーキテクチャ 4 どんな場所にするのか? 5 怒涛の工事期間 資料 設計図の変遷 資料 予算と実績 資料 スケジュール column 『美の基準』のこと 小さな町で見つけた未来 対談 コトと向き合う建築家(建築家・トミトアーキテクチャ) 対談 ポップとソーシャルのあいだ(写真家・MOTOKO) 細部にある物語 建築写真(写真家・小川重雄) おわりに 【送料300円で全国発送】