-
【サイン本】長い読書 | 島田潤一郎
¥2,530
吉祥寺のひとり出版社夏葉社の代表、著書も多く、その語りかけるようにスッと入ってくる文章のファンも多い島田潤一郎さんの読書にまつわるエッセイ集。ご本人曰く「力作」とのこと。個人的にも刊行を楽しみに待っていた一冊です。 ★初回入荷分はサイン本です。特典ペーパー「夏葉社を作った100冊」もお付けします。 ーーー (出版社による紹介文) 小説を読みはじめた子ども時代、音楽に夢中でうまく本が読めなかった青年期から、本を作り、仕事と子育てのあいまに毎日の読書を続ける現在まで。 吉祥寺のひとり出版社「夏葉社」を創業し、文学をこよなく愛する著者が、これまで本と過ごした生活と、いくつかの忘れがたい瞬間について考え、描いた37篇のエッセイ。 本に対する憧れと、こころの疲れ。ようやく薄い文庫本が読めた喜び。小説家から学んだ、長篇を読むコツ。やるせない感情を励ました文体の力。仕事仲間の愛読書に感じた、こころの震え。子育て中に幾度も開いた、大切な本…。 本について語る、あるいは論じるだけではなく、読むひとの時間に寄り添い、振り返ってともに考える、無二の散文集。 「ぼくは学校の帰りや仕事の帰り、本屋や図書館で本を眺め、実際に本を買い、本を読んだあとの自分を想像することで、未来にたいするぼんやりとした広がりを得た。」 ーーー 四六判 ハードカバー 256ページ 送料:300円
-
高崎ビジネスホテル探検記セット
¥1,400
当店のロングベストセラーです、最も売れている商品はこれかもしれません、読んだ人が「これマジで面白いから買ったほうがいいよ」と他の人に薦めてくれるのです。高崎のビジネスホテルに泊まり歩いて書かれたzine、文章自体がとにかく面白いです。高崎でビジネスホテルに泊まる可能性がある人も、そうでない人も楽しめます。 増補を経て2.5になった一作目と、実質二作目となる3、この二つで完結しています。 各700円
-
『724の世界 2023』吉本ばなな
¥1,980
予約商品
吉本ばななさん、2023年1月1日〜12月31日の書き下ろし日記を収録。おもしろいです。ご本人が「まえがき」で 「この、日記に似て日記ではないものの目的は、数年に1回出版して、定点観測のように人生の老いていく道の良き(まあ、悪いところも)変化を見たいというのがひとつ。もうひとつは、毎日ひとことくらい、他人のなんとなくくだらないどうでもいい気づきや生活の感じを見ると和むよね、というものです」 と書いています。個人的に好きな1日がこちら ーーーーー 1月13日 雨の中、飲み仲間3人でちょっと濡れながらワインバーみたいなところに移動しているとき、若い頃と同じ幸せを感じた。時間が延びる感じ。これからまだ飲んでしゃべるんだ、っていう感じ。 毎日の中に一瞬でもそれがあれば、健康でいられる感じがする。 ーーーーー ものすごくよくわかる。ちょっと泣きそうになるくらいに。 ビニールのカバーで、函入りという仕様。かわいいです。 ー ブックデザイン:山西ゲンイチ 装丁:大西隆介 沼本明希子(direction Q) 発行:DR BY VALUE BOOKS PUBLISHING 発売日:2024年5月24日(金) 価格:1980円(税込) 頁数:240ページ 判型:B6変形(124×182mm) 送料:300円
-
『みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに』小沼理
¥1,320
細長い形がお好きな方にはたまらない、日記にまつわるエッセイ集が新入荷です。 ーーー (出版社による紹介文) 社会が混迷を極めるなかで、個人が日記を書き、売る。その行為の先に何があるのか。わたしの個人的な問いかけに端を発する、小沼理さんの日記にまつわるエッセイ集。巷では日記ブームとも言われていますが、日記って何でしょう。その一端を掴んでいただけたら幸いです。(『つくづく』編集人・金井タオル) 半年間だけ出していた『月刊つくづく』の同名連載にくわえて、あらたに飯田エリカさん、僕のマリさん、星野文月さんとの日記にまつわる対談を収録。 ーーー 【著者プロフィール】 小沼理(おぬま・おさむ)/ライター・編集者。1992年富山県生まれ、東京都在住。著書に『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』(タバブックス)。寄稿に『文學界』(文藝春秋)、『怒りZINE』(gasi editorial / タバブックス)、朝日新聞「ひもとく」など。 ーーー A5変形 84ページ 送料:300円
-
【サイン本】観光地ぶらり | 橋本倫史
¥2,750
橋本倫史さんが各地の「観光地」を巡り、日本の近代の歩んできた足跡をたどるノンフィクション・エッセイ。丹念に取材し、そこから紐解いて「時代」まで浮かび上がらせる、傑作『ドライブイン探訪』(←本物の傑作です)を生み出した手腕が存分に発揮されているはず。僕も読みます。 ★初回入荷分は著者サイン入り、ポストカード付きです。 ーーー 行列に並んで観る絶景も悪くないが、そこで生活する人々の呼吸を聞き、その土地と対話する姿勢に感動を覚えた。——又吉直樹 ー 絶景のなかに、何を見るか。 わたしたちの目は、絶景を見慣れている。どんなに美しい景色でも、1時間、2時間と見惚れることは稀で、しばらく眺めたあと、写真を撮って立ち去る場合がほとんどだ。わたしたちは、ちゃんと景色を見つめられているだろうか? 絶景を前に立ち止まり、目を凝らすことで、見えてくる姿がある。じっと耳を澄ますことで、聴こえてくる声がある。そんな偶然の出会いに、「ささやかな未知」が詰まっている。ここではないどこかに、わたしとは違う人生を生きている誰かがいる。そんな誰かを想像することは、世界に触れようとすることであり、それこそが「観光」なのではないかと、僕は思う。(「あとがき」より) ーーー 四六判 ハードカバー 2750円 送料:300円
-
翻訳に生きて死んで | クォン・ナミ
¥2,750
著者のクォン・ナミさんは韓国の人気日本文学翻訳家。翻訳業の実際や、多数の日本文学への言及が、飄々としたユーモアに満ちた文章でつづられる。軽やかで楽しく、いつまでも読んでいたくなる名エッセイ。2023年日本語版刊行の『ひとりだから楽しい仕事』が好評で、それを受けてこちらも邦訳刊行に至ったとのこと。もっと読みたくなる気持ち、わかります。 2750円なので値段が高いと感じる方もいると思います、恐らく刷り部数が少ないために高くなっているはず。価格は高くなっても出版してくれたおかげで日本語で読めるということなのですね。満足いただけると思います。 四六判 ソフトカバー 224ページ 送料:300円
-
ひとりだから楽しい仕事 | クォン・ナミ
¥2,640
著者は村上春樹、三浦しをん、小川糸ほか日本文学の韓国語翻訳をこれまでに300冊以上(!)手がけているという韓国で最も有名な翻訳家。日本語版担当編集者さんによれば、柴田元幸さんや岸本佐知子さんのような、「あの人が翻訳したなら間違いない」という存在だとか。日本文学翻訳の舞台裏も興味深いし、カラッとしたユーモアのセンスが心地よく、人情ややさしさなども垣間見えて、どこを読んでも面白いエッセイ集。 四六判 ソフトカバー 240ページ 送料:300円
-
【特典付き】生活フォーエバー | 寺井奈緒美
¥1,980
まず表紙イラストの脱力感と生活感、最高すぎますよね。中身はというと、表紙の印象を裏切らない世界観の、日常のおかしみをふにゃっと見事にとらえた良すぎる短歌とエッセイが綴られていました。わたしたちの生活には『生活フォーエバー』が必要だ。 ★寺井奈緒美さんサイン入りポストカード付きです ーーー 収録短歌 ↓ 仕事中ノンアルカクテル飲むような舐めた態度で真面目に暮らす もうわたしログインなんてこりごりよ生きるしか能がないんだから ーーー 歌人として活動するほか、habotan名義で土人形を制作している寺井奈緒美による、初の短歌&エッセイ集。 この愛すべき、くだらなさ。 2019年に書肆侃侃房より刊行された第一歌集『アーのようなカー』では、日常の片隅に忘れられた事物をそっと掬うような、ささやかで滑稽で、どことなく寂しい歌で、多くの読者を獲得しました。 本書には2021年の秋からおおそ1年の間に書いたエッセイ80篇と短歌160首が収録されています。書かれているのは、限られた行動範囲(ほとんどが部屋、そして職場、西友、たまに映画館)と限られた登場人物(私、S、ときどき同僚)の中でのまったく映えない日常。それがなぜだかすこぶる面白い。その想像力とユーモアは、私たちの抜き差しならない「生活」の見え方を変えてくれることでしょう。読めばきっと、明日への活力になること間違いなしの一冊です。 装画は楢崎萌々恵。 ーーー 19cm×12.8cm 224P 送料:300円
-
奇妙な国境や境界の世界地図 | ゾラン・ニコリッチ
¥2,750
世界各地の面白い、普通じゃない、奇妙な国境や境界を集めた境界地図エッセイ。抜群に面白いです。赤・青・黄色・グレーでまとめたブックデザインもグッドです。 ーーー (出版社による紹介文) 旧ユーゴスラヴィア(現セルビア)に生まれ、子供の頃から実際に書き換えられる国境や境界線を目の当たりにしてきた生粋の境界マニアによる、複雑で普通ではない、人間が引いた国境・境界を集めた世界地図集。飛地や複雑な境界線の見せ方に工夫を凝らしたカラー主題図と、簡にして要を得た解説で、世界各地約50か所の国境や境界を紹介。地理学・地図学はもちろん、現代の世界を知るうえで有益な知識や視点に満ちた異色の地図集。 ーーー A5判 ソフトカバー 256ページ 送料:300円
-
植物学者の散歩道 | 舘野正樹
¥2,420
東京大学附属日光植物園で1998年から園長を務める植物学者・舘野正樹さんの滋味豊かな植物エッセイ。 ーーー (出版社による紹介文)「ここでは毎日、何かしら新しいことが起きた。赴任して25年になるが、飽きることはない」。四季の豊かな自然のなかで、可憐な花も、身近な木々も、深い森の巨木も、それぞれが驚くべき〝生き方〟をもっている。環境に適応して子孫を残すために、植物たちは何億年も進化の旅を続けてきた。土や水、大気と太陽、虫、鳥、菌類、そして人間活動との多様で複雑な関わり。その不思議さ、美しさ、素晴らしさ。植物学者が〝未知の世界との境界線〟を逍遥し、樹木と草花の「生」を見つめるエッセイ60篇。 ーーー 四六判変形 上製本 208ページ 送料:300円
-
センス・オブ・ワンダー | レイチェル・カーソン/森田真生/西村ツチカ
¥1,980
開店以来常に当店で最も売りたい本として推してきたのがレイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』(上遠恵子訳・新潮社刊)ですが、本書は独立研究者・森田真生さんによる『センス・オブ・ワンダー』の新訳と、「その続き」として、森田さんが住む京都の自然を反映させながら描く「僕たちの『センス・オブ・ワンダー』」で構成された本です。カーソンが残した問いかけに応答しつつ、70年後の今を生きる森田の問題意識に基づいた、新しい読み解き、新しい人間像の模索。絵を西村ツチカさんが描いています。 四六判 ハードカバー 184ページ 送料:300円
-
自然をこんなふうに見てごらん 宮澤賢治のことば | 澤口たまみ
¥2,090
木の芽の宝石、春の速さを見る、醜い生きものはいない、風の指を見る、過去へ旅する… 宮澤賢治のおはなしには、自然を見る魅力的な視点が詰まっています。自然をこんなふうに感じとってみたいと思わせる、宮澤賢治の57のことばをやさしく丁寧に紐といた一冊です。著者は岩手在住で賢治の後輩でもあるエッセイスト。美しいカラー写真多数。自然の中へと出かけたくなります。当店で推しているレイチェル・カーソンの名著『センス・オブ・ワンダー』に直接的に通ずるすばらしい本で、常備して長く売っていこうと思っています。 ーーー 【目次】 プロローグ 宮澤賢治が教え子たちに伝えたこと パート一 立ち止まってみる そばにある感動を見つける パート二 感動するこころと向き合って 発見を言葉にする パート三 新たな発見に出会う 視野を広げて パート四 つまらないものはない 先入観を捨ててみる パート五 暮らしとともにある自然 よりよく自然とつき合う パート六 自然を見つめるこころ 幸せを願う エピローグ 宮澤賢治が遺した、もうひとつの思い ーーー ソフトカバー 208ページ 送料:300円
-
転職ばっかりうまくなる | ひらいめぐみ
¥1,760
(出版社による紹介文) 20代で転職6回。「圧倒的成長」をしたくない人のための、ドタバタ明るい転職のすゝめ。こんな会社ばっかりの世の中なんて終わってる--。 個人誌『おいしいが聞こえる』『踊るように寝て、眠るように食べる』が異例の売れ行きを見せるひらいめぐみ、書き下ろし最新作。 生涯年収やキャリアプランよりも大事にしたいことがある人、転職に悩む人、働き方に悩むすべての人たちに送ります。 ー 【目次】 ◎一社目 倉庫、コンビニ ◎はじめての就職活動 ◎二社目 営業 ◎二社目 はじめての休職 ◎三社目 webマーケティング ◎四社目 書店スタッフ ◎五社目 事務局・広報 ◎六社目 編集・ライター ◎七社目 ライター・作家(フリーランス)←「社」ではないですが……。 ◎あとがき ー 四六判 224ページ 送料:300円
-
速く、ぐりこ!もっと速く! | 早乙女ぐりこ
¥1,980
注目の書き手によるエッセイが並ぶ百万年書房の暮らしレーベル、第六弾 ーーー 自己中心的な性格で、誰かのためにがんばることができなかった私も、書き続けたらこの世に何かを残すことができるだろうか。 ひとりじゃできないこと。それはセックスなんかじゃなくて、もっともっと私の存在の根幹にかかわること。 血迷ってマッチングアプリを始めた。よりによって、遊び目的の人間ばかりが集まっていると言われる一番チャラいやつ。自己紹介欄に何を書こうかなと考える。出会いを求めている男女が集う場でも、自分が、自立していてひとりでも幸せに生きていける女であるかのように取り繕った文章しか書けないのが笑える。自立していてひとりでも幸せに生きていける女が、なんでマッチングアプリなんか始めてるんだよ。(本文より) ーーー 四六判変型 ソフトカバー 204ページ 送料:300円
-
脳のお休み | 蟹の親子
¥1,980
注目の書き手によるエッセイが並ぶ百万年書房の暮らしレーベル、第五弾 ーーー ——高い金払って大学行かせてもフリーターか。くその役にも立たないな。 身体の障害だったら障害者って分かってもらいやすくていいよね、と言うのを黙って聞いていたことがある。そういう声を聞くたびに、人間の想像力が争いを解決してくれることなんてあるのだろうかと思った。現に、私はその声に憤る。私はあなたじゃない。(本文より) ー ひとりなのに親子だという。足は多いが横にしか進めない。そんな奇妙な名を持つ書き手は、自分の体が過ごしてきた時間を気重たげに行き来する。文章を書くことはどうしたって誰かが生きた時間の肯定になることをこの本の文章は教えてくれる。湖底に潜むような、重くて鈍い、けれども確かな希望。ーー滝口悠生(小説家) 【著者略歴】 蟹の親子(かにのおやこ) 1991年生まれ。日本大学芸術学部卒。 事務員や書店員を経て、東京・下北沢にある「日記屋 月日」初代店長となる。現在もスタッフとして働き、日記や、思い出すことそのものについて日々考えている。 本書が商業出版デビュー作となり、自主制作本に『にき』『浜へ行く』がある。 ーーー 四六判変型 ソフトカバー 送料:300円
-
夫婦間における愛の適温 | 向坂くじら
¥1,870
注目の書き手によるエッセイが並ぶ百万年書房の暮らしレーベル、第四弾 ーーー デビュー詩集『とても小さな理解のための』が早くも5刷。現在最もメディアから注目を集める詩人・向坂くじら、初の散文集。 「まずもって、あの夫というやつは臆病すぎる。合理的であるということを隠れ蓑に、ただ予期せぬものの訪れを怖がっているだけ。なんだい、なんだい、びびりやがって。くされチキンがよ。だいたい、すべて計画通りの毎日なんてつまらないじゃないか。(中略)そのくされチキンがある日、なんの前触れもなく急須を一式買って帰ってきた」(本文より) 暮らしより大切なものがある人間は、いかにして暮らせばよいのだろうか? ーーー 四六判変型 ソフトカバー 204ページ 送料:300円
-
いかれた慕情 | 僕のマリ
¥1,870
『常識のない喫茶店』等の著者・僕のマリさんが2018年に刊行した同名ZINEに書き下ろしを大幅に加えて書籍化。 ーーー 家族にも友人にも本音を言うのが苦手だった。何年生きても薄い関係しか築けないのが、ずっとコンプレックスだった。自分を晒すことにどうしても抵抗があり、踏み込むのも踏み込まれるのも躊躇した。そうやって生きてきたから、誰かの友情や愛情を目の当たりにすると、決まって後ろめたい気持ちになった。冷めたふりして飄々と生きているつもりだったけれど、本当はものすごく寂しかった。(本文より) ーーー 注目の書き手によるエッセイが並ぶ百万年書房の暮らしレーベル、第三弾 四六判変形 ソフトカバー 224ページ 送料:300円
-
世の人 | マリヲ
¥1,870
ーーー 「三回目の逮捕の後、もう本当にダメかも知れない、という気持ちと、確実になった刑務所生活を一秒でも短くしたいという気持ちから、ダルクに通所することにした。アルバイトとダルクを両立させていること(社会生活に問題がなく薬物依存を認めその治療にあたっていること)、家族、友人との関係が良好であること(社会的な受け皿があること)が、裁判において有利に働くらしいということをプッシャーの友人に教えてもらったからだった。」(本文より) 引いても押しても地獄ならってとことん逃げて、でもこんなところにたどり着かなくてもいいやんなあ。 「なんでか泣けるな」 「大切なことが書かれ過ぎている」 「彼の文章読むと、ルー・リードが聴きたくなる。ディープだけど、まろやか」 「本当にまいった。口から心が飛び出すかと思った」 「読むたびに心臓がドキドキする」 ーーweb連載時から話題沸騰。大阪淡路在住のラッパー・マリヲによる、這いずり回る日々の記録。 【著者略歴】 マリヲ(まりを) 1985年、大阪府生まれ。本名・細谷淳。阪急淡路駅近くの自転車店・タラウマラを2022年いっぱいで退職。ラッパー。 ーーー 注目の書き手によるエッセイが並ぶ百万年書房の暮らしレーベル、第二弾 ーーー 四六判変形 ソフトカバー 送料:300円
-
せいいっぱいの悪口 | 堀静香
¥1,870
注目の書き手によるエッセイが並ぶ百万年書房の暮らしレーベル、第一弾 ーーー 今日生きていることも、昨日生きていたことも全部本当。明日生きたいことも本当。今がすべてで、いやそんなはずはない。適当で怠惰であなたが好きで、自分がずっと許せない。事故が怖い。病気が怖い。何が起こるか分からないから五年後が怖い。二十年後はもっと怖い。今がずっといい。でも今が信じられない。なのに、今しかない。晴れていて、風が強くて、花粉がすごい。くしゃみが出る。(本文より) --詩人・堀静香による、生活の記録。ほかの誰でもないわたしが今生きていることの、まるごとすべて。 ーーー 四六判変型 送料:300円
-
【サイン本】先人は遅れてくる パリのガイドブックで東京の町を闊歩する3
¥1,870
作家・出版レーベル「代わりに読む人」代表の友田とんさんによる「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する」シリーズ、3年ぶりの3作目。 ★サイン本です ーーー コロナ渦中の町を歩き、近所で見かけた看板の言葉をきっかけに本当の言葉探しをはじめた「私」は、町を歩き、弘法大師と高野山から、『オズの魔法使い』、松任谷由実のドキュメンタリー番組、『西遊記』など何かを求める旅の物語に思いを馳せるうちに、半導体エンジニアの職へと導かれた出会いの記憶へと至って……。 訪ねた土地で芋づる式に記憶を蘇らせていく至福。 ーーー 新書判 144頁カラー 並製本 送料:300円 ーーー 1,2作目も面白いのでぜひ読んでください
-
書をステディ町へレディゴー
¥1,760
ロック漫筆家 安田謙一、漫画家 辻井タカヒロのコンビによる「どうでもいいんだけどちょっとクスッとしてしまう」おもしろいコラムと四コマ。雑誌『CDジャーナル』での連載をまとめたものです。発行は誠光社。熱のこもったあとがきを夏葉社の島田潤一郎さんが書いています。 【送料300円で全国発送】
-
父と子の絆 | 島田潤一郎
¥1,980
子どもを育てていると、日々経験したことのない事態に驚き、戸惑い、心動かされることの連続で、展開が早すぎてひとつひとつを覚えていられないということもままあります。ひとり出版社・夏葉社を営む島田潤一郎さんによるこのエッセイは、そんな怒涛の日々と、その中にあって変化していく生き方、働き方、考え方を捉えていて読み応えがあります。子どもに対して思うことが、私たちをハッとさせたりすることも。 「息子には息子だけの孤独な時間があってほしい。立ち止まり、夢想し、考える時間があってほしい。自然を発見する時間。星を見る時間。過ぎ去ったむかしを思い出し、忘れていた友人たちを思い出す時間。人生でいちばんうれしかったことを反芻する時間」 例えばこんなふうに。 育児をきっかけに始まる私小説のような本。 送料:300円
-
『電車のなかで本を読む』島田潤一郎
¥1,760
夏葉社・島田潤一郎さんによる読書ガイド。本当に毎度のことながら島田さんの文章は流れるように入ってきます、心地よいです。読みたい本がどんどん増えてしまう本です。 ーーー 良いと思うものだけを刊行してきた、ひとり出版社・夏葉社の代表が、これまでに読んできたなかから、自分の体験をまじえつつ、珠玉の49冊を紹介します。著者は、鬱屈としていた20代、すがるように本を読みました。本のなかには、自分と同じように、思い通りにいかない人生にもがいている人がいたり、自分の狭い考えを広げてくれる先達がいました。本書は、高知新聞別刷り「K+(ケープラス)」に連載された選りすぐりの寄稿文を加筆・修正し、さらに書き下ろしを3編加えました。「ぼくは電車のなかでは原則、スマホを見ずに、本を読んでいました。そうすると、だいたい1週間で1冊本が読めて、年間で50冊本が読めました。10年電車で本を読めば500冊もの本が読めます。それは間違いなく、人生を豊かにしてくれます」(著者)。誰かの人生を支える本を作りたいと願う著者が、読書の素晴らしさを伝えます。 ーーー 四六判 ソフトカバー 200ページ 送料:300円
-
【サイン本】また 果てしのない本の話 | 編・著/岡本 仁
¥2,200
編集者 岡本仁さんのブックエッセイ『また 果てしのない本の話』、本が読みたくなる日記です。とても素敵なサイン入りです。 ーーーーー 「一刻も早く読みたい新刊があるのだが、緊急事態宣言下なので近所の書店はみな休んでいる。ウェブ書店を探すと、どこも売り切れだった。仕方がないから家にある本を再読することにした。」(本文より) 『HUgE』でスタートした連載「果てしのない本の話」は、『& Premium』に引き継がれ現在も続いている長期連載です。 これまで『果てしのない本の話』、文庫サイズの私家版『続 果てしのない本の話』、『続々 果てしのない本の話』の三冊 にまとめられてきましたが、いよいよ四冊目『また 果てしのない本の話』として単行本化されます。 何かを読むとどこかに行きたくなる、書評とも違うこのブック・エッセイ。どこかに行くことが許されなかった時期に書か れた今回のそれは、これまでとは違う雰囲気の本に仕上がっているように感じられるかもしれません。 恒例の巻末に収録される書き下ろし部分は、小西康陽氏をゲスト執筆者に迎えた、レコードについてのエッセイです。 【著者プロフィール】 岡本 仁 Hitoshi Okamoto 編集者。 1954年、北海道生まれ。マガジンハウスにて『ブルータス』『リラックス』などに携わったのち、 〈ランドスケーププロダクツ〉の“カタチのないもの担当”に。主な著書に『果てしのない本の話』(本の雑誌社)、 『ぼくの東京地図』『また旅。』(ともに京阪神エルマガジン社)、『HERE TODA』(芸術新聞社) 『ぼくのコーヒー地図』(平凡社)。等がある。『& Premium』(マガジンハウス)にて「果てしのない本の話」、 『暮しの手帖』にて「また旅」を連載中。 208ページ+表紙 アジロ並製 サイズ: 188 ×128 x 15mm 価格:本体 2,000円+税 発行元 有限会社ランドスケーププロダクツ www.landscape-products.net 発売日 2023年12月1日(金)より全国発売