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いきている山 | ナン・シェパード
¥3,520
ーーー (出版元による紹介) 〈プラトー(高原)の夏は、美味なる蜂蜜にもなれば、唸りを上げる鞭ともなる。この場所を愛する人々にとっては、そのどちらもが良い。なぜなら、どちらもプラトーの本質をなすものだから。山の本質を知ること。それこそが、ここで私が試みようとしていることにほかならない。すなわち、生命の営みという知をもって理解しようとすること。〉 (「一、プラトー」) スコットランド北東部のケアンゴーム山群。深成岩塊が突き上げられ、氷と水の力により削られてできた約4000フィート(1219m)の山々。プラトーが広がり、湖や池が点在し、泉が湧く。この地にほど近いアバディーンに生を享けた作家ナン・シェパード(1893-1981)は、生涯、この山に通い、この山を愛した。 ナンの登山は、高さや速さを競うものではない。山の「内側」や「奥地」を求めて山に入る。山に会いに行き、山と共に過ごす。ナンは犬のように山々を歩き回る。五感を解放し、いきている山の営み――光、影、水、風、土、岩、木、草花、虫、鳥、獣、雨、雪、人――に出会い直す。 引き出しにしまわれていたこの作品は、時を経て、運命的に、山を愛する人々により見出された。そして今日、詩性溢れる文章で自然と肉体の交感を語るこの書は、あらゆる表現活動に関わる人々に影響を与えている。ネイチャーライティングの名作。 ーーー 四六判 ハードカバー 244ページ 送料:300円
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『シベリアの森のなかで』シルヴァン・テッソン
¥3,960
ーーー 「四十代になる前に森の奥で隠遁生活を送ろうと心に決めていた。湖や森と向かい合い、日々が過ぎゆくのをみつめた。薪を割り夕食の魚を釣り、山を歩きたくさん本を読み、窓のそばでウォッカを飲んだ。冬と春を過ごし、幸福と絶望、そして最後には平穏を知った」。 冒険家でゴンクール賞作家のテッソンが、シベリアの奥地バイカル湖畔の小屋で半年を過ごした。冬の気温はマイナス32度、村からの距離は120km、小屋は標高2000mの山々の裾にあり、窓からは湖岸が見える。隠遁生活に彩りを与えるのは、雪と森と山と湖、野生動物、ロシア人の森林保護官や漁師たちとの交流、そして読書。 「心のなかに自由を感じ取れるようになるためには、だだっ広い空間と孤独が必要だ。それに加えて、時間をコントロールすること、完全なる静けさ、過酷な生活、素晴らしい土地との接触もまた必要である。こうしたものを獲得できる場所こそが、小屋なのだ」。 孤独と内省のなかで自然のざわめきと向かい合い、人生の豊かさを見つめ直し、自分自身が変わっていく日々を綴る、現代版『森の生活』。メディシス賞(エッセイ部門)受賞作。 ーーー 四六判 ハードカバー 280ページ 送料:300円
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長い読書 | 島田潤一郎
¥2,530
吉祥寺のひとり出版社夏葉社の代表、著書も多く、その語りかけるようにスッと入ってくる文章のファンも多い島田潤一郎さんの読書にまつわるエッセイ集。ご本人曰く「力作」とのこと。個人的にも刊行を楽しみに待っていた一冊です。 ーーー (出版社による紹介文) 小説を読みはじめた子ども時代、音楽に夢中でうまく本が読めなかった青年期から、本を作り、仕事と子育てのあいまに毎日の読書を続ける現在まで。 吉祥寺のひとり出版社「夏葉社」を創業し、文学をこよなく愛する著者が、これまで本と過ごした生活と、いくつかの忘れがたい瞬間について考え、描いた37篇のエッセイ。 本に対する憧れと、こころの疲れ。ようやく薄い文庫本が読めた喜び。小説家から学んだ、長篇を読むコツ。やるせない感情を励ました文体の力。仕事仲間の愛読書に感じた、こころの震え。子育て中に幾度も開いた、大切な本…。 本について語る、あるいは論じるだけではなく、読むひとの時間に寄り添い、振り返ってともに考える、無二の散文集。 「ぼくは学校の帰りや仕事の帰り、本屋や図書館で本を眺め、実際に本を買い、本を読んだあとの自分を想像することで、未来にたいするぼんやりとした広がりを得た。」 ーーー 四六判 ハードカバー 256ページ 送料:300円
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中国くいしんぼう辞典 | 著:崔岱遠、画:李楊樺、訳:川浩二
¥3,300
ーーー (出版元による紹介) 中国は広い。東西南北に風土は異なり、いくつもの民族や文化が混在している。しぜん、飲食の伝統も土地によってさまざまだ。時代が流れ、人びとの身なりや住む家、街のようすはすっかり変わってしまったが、食卓に上る器の中の食べ物だけは、いまなお中国の文明に特有の痕跡をとどめている。 そんな人びとの肺腑に沁みついた味の数々を、「家で落ちついて食べる料理」「街角で気ままに楽しむ料理」「レストランで味わう精緻な料理」に分け、情感ゆたかに描き出す。味わい深い文章と香ばしいイラストで、中国でおいしいものを追い求める“吃貨”(くいしんぼう)たちの胃袋をとらえた、垂涎必至の絶品エッセイ! ーーー 四六判 ハードカバー 392ページ 送料:600円(レターパックプラス)
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アラン島【新装版】 | ジョン・M・シング
¥3,520
劇作家である著者が1900年ごろにアイルランド西岸沖のアラン諸島に滞在した時の紀行文。厳しい自然と共にある昔ながらの暮らしが生き生きと描かれた傑作。 ーーー 「僕はアランモアにいる。暖炉にくべた泥炭の火にあたりながら、僕の部屋の階下にあるちっぽけなパブからたちのぼってくるゲール語のざわめきに、耳を澄ませているところだ」 19世紀末、文学の道を志しながらも、パリでさえない日々を送っていたJ.M.シング。友人イエィツにすすめられ、アイルランド辺境のアラン諸島に渡ったシング青年は、おじいたちから島にのこる数々の伝承を聞き、酒場や民家の炉端で島人とのつきあいを深め、またあるときは荒海に乗り出した島カヌー(カラッハ)で漕ぎ手たちと生死をともにする。 苛酷な自然の中で独自の文化を育み、たくましく生きる島人たち。その暮らしぶりを誠実に記録した紀行文学の傑作を、気鋭のアイルランド文学者によるみずみずしい新訳でお届けする。 ーーー 四六判 ハードカバー 288ページ 送料:300円
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ガラスと雪のように言葉が溶ける 在日韓国人三世とルーマニア人の往復書簡
¥1,760
ーーー (出版社による紹介) 自分の子供と異国の言語で話す人類学者と自国の言葉を話せないライターが、自らルーツとアイデンティティを日本語で語ったら。 ーーー 四六判 ソフトカバー 192ページ 送料:300円
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40歳だけど大人になりたい | 王谷晶
¥1,870
『ババヤガの夜』のダガー賞受賞とその際のウィットに富んだスピーチも印象深い王谷晶さんによるエッセイ。40代になっても全然大人になった気がしないのは僕も感じてます。40代もそれ以外もぜひ。 四六判 ソフトカバー 184ページ 送料:300円
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ここは安心安全な場所 | 植本一子
¥1,650
写真家/文筆家・植本一子さんによる馬に関するエッセイ。カラー写真も多数収録。 ーーー (著者による紹介) 今回のテーマはここ数年通っている遠野のとある場所と馬についてです。 ふいに出会えた場所、人、そして馬たちが、わたしのその後の人生を変え、そして支えることとなりました。本には8遍のエッセイと、詩を1つ書きました。 さらにこのエッセイ集の主要人物であるとくさんこと徳吉英一郎さんに寄稿文をお願いしました。 「自分自身で生きる」とは、どういうことだろう。 馬たちと過ごす静かな時間のなかで、わたしは少しずつ自分を取り戻していった。 葛藤を抱えながら生きてきた心と、変わっていく内面を見つめた、小さな旅の記録。 偶然のように現れた、ギフトのような人や場所。この出会いがあったからこそ、わたしはひとりで歩き出す準備が整ったのだと思う。(本文より) ーーー B6変型 ソフトカバー 168ページ 送料:300円
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それはただの偶然 | 植本一子
¥1,540
写真家/文筆家・植本一子さんの、自主制作本としては初めてのエッセイ。 ーーー (著者による紹介) 自費出版で初めてエッセイ集を作りました。 今年の春に事件に巻き込まれてしまい、かなり苦しい日々を過ごしてきました。 生きることさえ諦めそうになったけれど、書くことはそんな自分を助けてくれました。 夏から秋にかけて書いた7篇と併せて『文學界』『ベストエッセイ2024』に掲載された1篇、少しの詩を載せています。 また、今回「わたしの現在地」というシリーズ名をつけたので、気長に作り続けていけたらと思っています。 【目次】 もくじ 一緒に生きていこうぜ 春 小森さんと私 タトゥーを入れる それは愛と呼ばれる何か 新しい友達 高橋さんのこと お葬式のメンバー ねこのきもち 私たちの本当の終わり あとがき 植本一子 出版年表 ーーー 文庫サイズ 送料:300円
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取り戻す旅 | 藤本智士
¥1,650
編集者・藤本智士さんの旅日記『取り戻す旅』、noteで連載していた記事を加筆修正して一冊にまとめたものです。藤本さんの文章は文章そのものが心地良いです。その地域に深く入っていく作法や、ものの見方なんかを窺い知ることもできると思います。旅のお供に最適な文庫サイズのかわいい本。 【本書の実験的取り組みについて】 ・巻末に印刷されたQRコードが日本初のデジタルバンク「みんなの銀行」の口座につながり、著者に直接投げ銭することができます。 ーーー 文庫版 247ページ 送料:300円 ★『日々是編集』とのセットもあります https://rebelbooks.theshop.jp/items/108440510
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活字を拾う―グラフィックデザインと活版印刷をつなぐ | 著者:村田良平 写真:マツダナオキ
¥2,530
廃業する活版印刷所の印刷機と活字を引き継ぎ、会社を辞めて独立開業した京都一乗寺「りてん堂」のフォトエッセイ。活版印刷に興味があるすべてのみなさんへ。 ーーー 2012年、京都のある活版印刷所がその歴史に幕を降ろした。そして、その活版印刷所の道具や活版機が、ある人物によって引き継がれ、今もなお、活版機の心地よい音を響かせながらせっせと活字を刻んでいる――。 グラフィックデザイナーであり、活版印刷工でもある「りてん堂」店主・村田良平さんが、活版印刷とそれに関わる道具や職人の姿への思いを綴り、写真家・マツダナオキさんの写真を添えて贈るフォト・エッセイ。 ーーー B5判変形 ソフトカバー 送料:300円
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ペットを愛した人たちがペットロスについて語ったこと | サラ・ベイダー
¥2,200
ーーー レイモンド・チャンドラー、エドワード・ゴーリー、ビリー・ホリデイ、チャールズ・シュルツ、ヘレン・ケラー、バラク・オバマ―― 古今東西の作家、芸術家、音楽家、研究者、医者、政治家、トレーナーたちが、どれほどの愛をもってペットに接し、そしてその別れにどう向き合ってきたか 本書は、100名以上の著名人がのこした、ペットにまつわる152のことばと、24名についてのエッセイを収録した、ペットへの深い愛が詰まった一冊です。 手紙や日記、伝記、回顧録、エッセイ、インタビュー等を通して明らかにされるペットとの絆、別れを迎える「そのとき」の心境、その後の喪失感とどう向き合ったかがそれぞれ綴られています。 エッセイでは写真とともにエピソードを紹介しており、『ピーナッツ』作者のチャールズ・シュルツとスパイク(スヌーピーのモデル、雑種犬)、『ピータラビット』作者のビアトリクス・ポターとシャリファ(ネズミ)、レイモンド・チャンドラーと女王タキ(ペルシャ猫)など、犬や猫だけでなく、ウサギや鳥、馬、ネズミ、マングースなどの動物も登場します。 愛するペットを失うその心の痛みについて、ノーベル賞作家のV・S・ナイポールは「大きな悲劇」と表現し、作家のメイ・サートンは「火山が噴きあがるような激しい悲しみ」と称しています。本書は、ペットロスに悩む方、「そのとき」への心構えができない・想像もつかないという方にとって、慰めと将来への展望を与えてくれる、道しるべとなる一冊です。 ーーー 四六判 ソフトカバー 248ページ 送料:300円
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満月が欠けている 不治の病・緑内障になって歌人が考えたこと | 穂村弘【サイン本】
¥2,200
穂村弘さんによる初のライフストーリー。 ★★★サイン本です。 ーーー (出版元による紹介) 生い立ち、家族、病気、身近な人たちの死、短歌、生きるとは……? 穂村弘作品の解像度が上がる「弱さ」を巡る語り(ライフストーリー) 「人間の最終的な目標は生きるのほうのはずです。多くの人が死ぬ時に後悔するのは生きのびることに資源を割き過ぎたということなんですね。 「もっと純粋に生きることに熱中すれば良かった」と思う。 でも、死ぬまでの時間を何十年も引き延ばされてしまうと、生きのびることの強制力のほうがどうしても強くなってしまうんです。」(本文より) 現代短歌で「穂村弘以前」「以降」と区切りがつけられる日本を代表する歌人の著者は、短歌にとどまらずエッセイ、絵本など多岐にわたる活動を展開している。近年著者の作品は、文学、思想、アート、音楽など多方面の若い世代の表現者にも影響を与え続けている。 本書は著者の生い立ち、病気が発覚してから20年が経過した不治の病・緑内障になって考えたこと、家族、身近な人たちの死、短歌など、著者の半生を語った側面を持つ。 さらに、著者の語りを通して「弱さ」「ワンダー」「シンパシー」「生きる」「生きのびる」といった著者の作品に通底する重要なテーマにも迫る。 本書は著者による「瞳を巡る短歌」の解説「満月が欠けている」、著者の緑内障の主治医・後藤克博氏との対談「今日は患者の君の目を診る」、長年の友人で精神科医である春日武彦氏と病気、生と死について語り合った「天国に格差はある?」を収録する。穂村弘入門としてお勧めしたい1冊。 ーーー 四六判 ソフトカバー 256ページ 送料:300円
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ハッピーマムアン新装版 | ウィスット・ポンニミット
¥1,540
ハッピーに生きるためのメッセージを伝えてくれるチャーミングな女の子、マムアンちゃんのほっこり4コマ&イラストブックが装い新たに再登場! 癒されます。ステッカーが付いてます。 送料:300円
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文化の脱走兵 | 奈倉有里
¥1,760
ーーー (出版社による紹介) 第76回読売文学賞(随筆・紀行賞)受賞 第2回生きる本大賞受賞 ー 本を片手に、戦う勇気ではなく逃げる勇気を。 いま、本読みたちにもっとも注目されているエッセイ集。 ー 軽やかで、優しくて、豊かで、 そしてなんと性根のすわった作家なのだろう。 ――川上弘美 遠いところからとても大切な声が聴こえる。 奈倉さんの静かでタフな言葉が、 新しい国境を切り拓いている。 ――三宅香帆 ー 「国でいちばんの脱走兵」になった100年前のロシアの詩人、ゲーム内チャットで心通わせる戦火のなかの人々、悪い人間たちを化かす狸のような祖父母たち──あたたかい記憶と非暴力への希求を、文学がつないでゆく。 「もし本が好きになったら──私たちがその人たちを見つけて、めいっぱい大切にしよう。世界中のたくさんの本を翻訳して、朗読して、笑ったり泣いたりしよう。」(「クルミ世界の住人」より) 紫式部文学賞を受賞したロングセラー『夕暮れに夜明けの歌を』の著者が、言葉を愛する仲間たちに贈る、待望のエッセイ集。 ーーー 四六判 ソフトカバー 224ページ 送料:300円
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歌わないキビタキ 山庭の自然誌 | 梨木香歩
¥1,980
ーーー 生命(いのち)はとめどなく流浪する 深く五感に響き渡る文章世界 暗雲漂う時代。小さな山小屋の庭で―― 四季折々の光と影、生の哀歓、 自然の連関から滴り落ちる言葉が、 新たな〈人の道〉を切り拓く。 [毎日新聞「日曜くらぶ」掲載分、『サンデー毎日』連載エッセイ「新 炉辺の風おと」2020年6月~2023年3月分までを収録。] ーーー 四六判 ハードカバー 296ページ 送料:300円
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山のメディスン | 稲葉俊郎
¥2,200
医師であり作家の稲葉俊郎さんが「生きていくうえで大切なこと、かけがえのないことのすべてを山から学びました」と語る山をテーマに書いた本。「山には登山を通して固定観念や執着や煩悩にとらわれている人間の内面を白紙にさせて、結果的に成長・成熟させる器のような働きがあるのではないか」 ーーー (出版元による紹介) 学生時代から山岳医療に携わり、山に魅了された著者が辿り着いた山の思索の到達点 病院にアートの手法を応用するなど、多方面での活動を展開し、注目を集める医師である著者は、「生きていくうえで大切なこと、かけがえのないことのすべてを山から学んだ」と語る。 本書は、心身の不調に悩まされていた著者の学生時代や大学時代の山との出会い、山岳部でのエピソードを紹介するとともに、長年の登山や山岳診療所での経験などを通して深めた著者独自の思索の数々を「メディスン」をキーワードに展開する。また、巻末には山岳診療所所長や山岳部監督を務めた著者独自の登山テクニックと救急医療のABCを解説。登山愛好家・自然を愛する人に読んでほしい現代版『山のパンセ』 【目次】 はじめに プロローグ 第1章 山と出会う 第2章 山岳部と山岳診療所 第3章 山岳医療という場 第4章 いのちの居場所軽井沢 第5章 山と芸術 第6章 登山から学んだチームのつくりかた 第7章 登山に活かすいのちの知恵 第8章 いのちを守る山の救急箱 おわりに ーーー 四六判 ソフトカバー 296ページ 送料:300円
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ロイヤル日記 | 佐々木里菜【サイン本】
¥1,540
著者・佐々木里菜さんが各地のロイヤルホスト店舗で過ごした“忘れたくない”時間を綴った、自主出版の小さな日記集。ある店で過ごした時間によって点描される一人の人生。面白いです。ロイヤルホストはこういうことが可能な場であるように思います。サイン本です。 B6判 ソフトカバー 48ページ 送料:300円
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ドロップぽろぽろ | 中前結花
¥1,430
初の商業出版『好きよ、トウモロコシ。』が評判のエッセイスト中前結花さんによる、「「ぽろぽろこぼした涙の記憶」をテーマにした私家版エッセイ集。どんどん読み進めたくなるのは良いエッセイだと思ってますが、これはそういうエッセイです。 B6判 ソフトカバー 187ページ 送料:300円
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好きよ、トウモロコシ。 | 中前結花
¥1,650
初の著書にして大反響1万部突破というエッセイ集。読んでみたらとても良くて納得しました。 B6版 ソフトカバー 154ページ 送料:300円
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アフター・アフター・アワーズ | 犬川蒔
¥1,500
中学生のころからずっと日記をつけている、という犬川蒔さんが、1週間に1度Chat GPTに日記を送り、感想をもらい、時に話したりした2024年10月から2025年2月の日記。 B6判 ソフトカバー 222ページ 送料:300円
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朝のピアノ 或る美学者の『愛と生の日記』 | キム・ジニョン
¥2,420
哲学者/美学者として著名であった著者が、人生に幕を下ろす三日前までをメモに綴った日記。 ーーー ノーベル賞作家ハン・ガンが3回読んだ本:「しばらく外国にいたとき、この本を1日いちど、3回読んだ。毎日読んでもいい本」 日常がシャッターを下ろすように中断されると知った時に……残ったのは「愛」だった。 『朝のピアノ』は、キム・ジニョン先生が天に召される三日前、意識混濁状態に入る直前まで、メモ帳に書き留められた生の日記である。 哲学者/美学者として著名であった著者が死を意識せざるを得なくなったとき、より明確に感じ取るようになったのは世界の美しさや愛、ささやかな日常のおもしろさだった。 〈雨降りの日、世界は深い思索に濡れる。そんなときは、世界が愛を待つ気持ちでいっぱいだということを知っている。わたしがどれほど世界を愛しているかも〉 〈もっと長生きしなければならないのは、もっと生きながらえるためではない。後回しにしてきたことに対する義務と責任を遂行するためだ〉 どこから読んでも静かに心に染みわたる一節が見つかる一冊。 〈本書は、多方面で活躍された著者が人生に幕を下ろす三日前までをメモに綴った日記である。だが、逆説的な部分があるとしても、焦点はあくまで「生」にあり、忍び寄る最期にあるのではない。彼が描く日常生活の何気ないワンシーンは、むしろ牧歌的ですらある。不安を抱えながらも、冷静さを保とうと努め、前向きな姿勢を取り続ける。生への執着および葛藤、愛着、賛美、そして周囲へ向ける視線、配慮、感謝、愛。音楽や文学で色付けられ、重厚でいてシンプル。そして最期まで守り続けた、人としての威厳に心打たれる。淡々と綴られているにもかかわらず、この日記は奥深い。(訳者あとがきより)〉 ーーー 四六判変型 ソフトカバー 272ページ 送料:300円
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なぜ書くのか パレスチナ、セネガル、南部を歩く | タナハシ・コーツ
¥2,750
ーーー (出版元による紹介) 言葉には、世界を変える力がある。 黒人として、父として、作家として――。 書くことで世界と闘い、生きのびてきたタナハシ・コーツが 暴力と希望のはざまで、「なぜ書くのか」を問いつづける魂の記録。 ー 音とリズムにとり憑かれた少年が、 言葉に導かれ、書くことで世界とつながっていく。 奴隷制の記憶が残るアメリカ南部、 植民地支配の影が今も横たわるセネガル、 分断の続くパレスチナ。 そこに生きる人びとの声に耳を傾けながら、 タナハシ・コーツは「書くこと」の力と責任を深く問う。 世界の不条理に言葉で立ち向かうすべての書き手への渾身のメッセージ。 ー 【目次】 第1章 ジャーナリズムは贅沢品ではない 第2章 ファラオについて──セネガルを歩く 第3章 燃える十字架を掲げて──サウス・カロライナ州を歩く 第4章 巨大な夢──パレスチナを歩く 訳者による参考文献 訳者あとがき ーーー 四六判 ソフトカバー 216ページ 送料:300円
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午後のコーヒー、夕暮れの町中華 | 安澤千尋
¥1,980
街歩きエッセイスト「かもめと街 チヒロ」こと安澤千尋さんが下町エリアを中心に東京の店の情景を描くエッセイ。 四六判 ソフトカバー 224ページ 送料:300円