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EVE OF DESTRUCTION | チバユウスケ
¥2,750
ーーー 日本屈指のロック・ボーカリストである チバユウスケの貴重なレコード・コレクション 現在活動しているThe Birthdayのほかにも、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、ROSSO、MIDNIGHT BANKROBBERS、THE GOLDEN WET FINGERSといったロック・バンドで活躍してきた日本屈指のロック・ボーカリスト=チバユウスケさんが、自身の音楽人生において欠かすことのできない重要なレコードの数々を紹介。貴重なアナログ・レコード・コレクションの写真と共に、自身の言葉で“音楽愛”を掘り下げていきます。 掲載されるレコードは 12ジャンルで250枚以上 7インチ・レコードのジャケットと同じサイズの判型の160ページの中に、250枚を超える貴重なレコードの写真の数々を凝縮。ジョニー・サンダースやストレイ・キャッツ、ザ・ルースターズ、ドクター・フィールグッド、フェイセズ、ニック・ケイヴ、マイ・ブラッディ・バレンタイン、スペシャルズ、ザ・クランプス、ザ・スミスなど、チバさんが10代の頃に出会いロックにのめり込むきっかけになったレコードから、「今聴いてもブッ飛ぶ」と語る名盤、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTで活動を共にした盟友・アベフトシさんに教えてもらったというアーティストのレコードまで、12のジャンルに分けて掲載しています。また、作品との出会いを振り返った貴重なエピソードも見逃せないポイントです。 さらに巻末には、レコード同様にチバさんが集めてきたバンドTシャツのコレクションの一部も特別に掲載。レコードからTシャツまで、チバさんの一貫した音楽愛を感じ取れる1冊となっています。 ーーー B5変型判/ソフトカバー/160ページ 送料:300円
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短冊CDディスクガイド | DISC YURION / ディスク百合おん
¥2,750
90年代に生きてた人はみんな知ってる8cm CDシングル(短冊CD)600曲を、ジャケット写真とともに解説するというすごい本。 ーーー (出版社による紹介文) コレクター、DJ、愛好家たちが 600曲を紹介! <レヴュー執筆陣(50音順)> ISHII、カマタダイスケ、珍盤亭 娯楽師匠、DJ JARECO、dj610、ディスク百合おん、デラ、ナウい女、なかぐち、nakamura8cm、hosotake、マノスケ、mochico、夜野一義、リズマニ <おもな内容> 黎明期 (1988年~1989年 レコードから移行・ホコ天イカ天バンドブーム) 成長期 (1990年~1993年 ビーイングブーム) 成熟期 (1994年~1997年 TK・沖縄アクターズスクール・V系ブーム) 衰退期 (1998年~2007年 マキシへ移行・演歌中心へ) 再評価期 (2013年頃~ 8cmリバイバルリリース) ★スペシャル・インタヴュー(50音順)★ 鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)、コモリタミノル、平間至 ●コラム● 8cmCDの周辺アイテムたち by 山下メロ エンタメ業界華やかなりし時代、最期の“あだ花”「レコスタ」とは? by 数の子ミュージックメイト 8cmCDを作りたい! 人気のサービスはこうして始まった。by きだりょうすけ(こだわりのCDプレスプレスミー代表) 当時のCDシングルを取り巻く世相 by 鈴木啓之 *ゲストレコメンド* 中尊寺まい(ベッド・イン)、斉藤伸也(ONIGAWARA)、デッカチャン、ごいちー、Tnaka ーーー A5 ソフトカバー 264ページ 送料:300円
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最後の音楽:|| ヒップホップ対話篇 | 荘子it+吉田雅史
¥2,420
ヒップホップにおける<かっこよさ>とは何か?Dos Monosの荘子itと批評家/ビートメイカー/MCの吉田雅史が5年にわたる対談・鼎談をもとにまとめた入魂の一冊。目次を見てください、面白そうでしょう。個人的にも刊行を心待ちにしていた一冊。 ーーー (出版社による紹介文) ■ヒップホップ・グループDos Monosのメンバーとして、台湾のIT大臣オードリー・タンや小説家の筒井康隆との共演歴もあるトラックメイカー/ラッパーの荘子itと、『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』の翻訳者としても知られる批評家/ビートメイカー/MCの吉田雅史が、生誕50周年を迎えたヒップホップの核心に迫る対談・鼎談集。 ■J・ディラ、マッドリブ、カニエ・ウェストらのビートメイクの革新性や、2017年作『DAMN.』でピューリッツァー賞の音楽部門を受賞したケンドリック・ラマーのリリックなどを取り上げ、ヒップホップの面白さ・特異性・人気の秘密ほかについて徹底議論。また、荘子itによる自曲解説も交えた創作論も読みどころのひとつ。 ■ゲンロンカフェで行われた白熱のトークイベントを再構成したものに、新規対談や書きおろしコラムを追加収録。 ■豪華鼎談ゲスト:さやわか、菊地成孔、後藤護、Illicit Tsuboi ー 〈目次〉 序 What's dope? 〈かっこいい〉ってどういうこと? 一章 ヒップホップとキャラクター──なぜラッパーはアメコミのヒーローになりきるのか? feat. さやわか 二章 ヒップホップと文学──ケンドリック・ラマーの多声性、キングギドラの模範的押韻、KOHHの逸脱、金原ひとみのウェッサイ feat. 菊地成孔 三章 ヒップホップと記名性──J・ディラに学ぶ、テンプレ氾濫時代に抗う“様子のおかしい”創作のすすめ column 放蕩息子のロック帰還 文◉荘子it 四章 ヒップホップと道化──社会的抹殺が跋扈する時代にオルタナティヴな表現は可能か? feat. 後藤護 五章 ヒップホップと「良い音」──音を視る魔術 feat. Illicit Tsuboi 六章 ヒップホップと前衛──アヴァンギャルドとポップの二項対立を超えた第三項 column ズレ者たちの系譜 アヴァンギャルド・ビートメイキングの美学 文◉吉田雅史 ーーー 四六判 ソフトカバー 448ページ 送料:300円
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オルタナティヴR&Bディスクガイド | 川口真紀+つやちゃん
¥2,750
オルタナティヴR&Bを中心に、同時代の刺激的な作品を紹介するディスクガイド。2009年以降のグッドミュージックが詰まっており、読み応え、聞き応えがすごい。韓国・日本のシーンも押さえている。ジャケットもとても良い。 ーーー (出版社による紹介文) フランク・オーシャンやザ・ウィークエンドといった先駆者から、独創的な作品で新風を吹かせたジェネイ・アイコ、ケレラ、ティナーシェ、ソランジュらに加え、ルネッサンス・ワールドツアーの成功も記憶に新しいビヨンセ、2024年のグラミー賞で栄えある最優秀R&Bアルバム賞を受賞したヴィクトリア・モネまで、R&Bの“いま”を見渡す待望の一冊。 小袋成彬、三浦大知、SIRUP、iriほか日本作品、およびペク・イェリンやRed Velvet、V(BTS)等々の韓国の重要作も掲載。 「ラップするシンガーと歌うラッパー」「ノア“40”シェビブ」「Y2Kリヴァイヴァル」など関連コラムも大充実。 さらにフランク・オーシャン、SZAの厳選インタヴューを採録。録り下ろしインタヴュー「We♡R&B!」では、R&Bイベントを主催するなど国内シーンの活性化にも尽力するシンガー・aimiが実作者の視点から〈オルタナティヴR&B〉を語る。 執筆陣: アボかど/天野龍太郎/井草七海/奧田翔/押野素子(翻訳)/高久大輝/高橋芳朗/辰巳JUNK/長谷川町蔵/林剛/パンス/Yacheemi/矢野利裕/渡辺志保 ー 〈目次〉 Intro オルタナティヴ、インディ、エクスペリメンタル?──R&Bの新しい波をつかまえんとして ■Chapter 1:萌芽期(2009-15) Column マイケルとクインシーのように──最重要プロデューサー、ノア“40”シェビブの仕事 文:高橋芳朗 Column 溶けゆく境界線──ラップするシンガーと歌うラッパー 文:アボかど Interview 音楽シーンで最も話題の男、フランク・オーシャン 文:レベッカ・ニコルソン 訳:押野素子(初出:ガーディアン) ■Chapter 2:成熟期(2016-18) Column R&Bと非R&Bの狭間で──フランク・オーシャンの『Blonde』はいかにしてジャンル間の壁を曖昧にし、音楽的な革命を起こしたか 文:天野龍太郎 Interview 音楽を辞めかけながらも、いまやグラミー候補となったSZA 文:レジー・ウグウ 訳:押野素子(初出:ニューヨーク・タイムズ) ■Chapter 3:百花繚乱(2019-23) Column ビヨンセが塗り替える「ディーヴァ」の定義──ルネッサンス・ワールドツアー鑑賞記 文:渡辺志保 Column Y2K&R&B──音楽に還流する2000年代の空気 文:つやちゃん ■Chapter 4:韓国 Column 韓国のメロウでチルなムード──K-R&Bの歩みをたどる 文:パンス ■Chapter 5:日本 Column 多才/多彩な音楽家・小袋成彬入門 文:川口真紀 Column 日本におけるオルタナティヴR&Bの水脈──内省的でアーティスティックな音楽として 文:矢野利裕 Interview We♡R&B!──シンガー・aimiインタヴュー 聞き手:川口真紀&つやちゃん Column オルタナティヴは王道になる 文:林剛 Outro オルタナティヴの時代があらためて教えてくれたこと ーーー A5判 ソフトカバー 208ページ オールカラー 送料:300円
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マンガで読むロックの歴史
¥2,530
1960年代後半〜70年代、黄金期のロックを描いたマンガ。各音楽家/バンドのおおまかな紹介と印象的なエピソードが適切に取捨選択されて漫画になっているので、知らなかったバンドや名前だけきいたことのあるバンドにも「聴いてみたい」と興味が出てきます。ロック初心者もベテランも楽しめる一冊。 A5変形 ソフトカバー 344ページ 送料:300円
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『パンクの系譜学』と『読書と暴動』
¥5,720
パンクの系譜学 | 川上幸之介 現状にノーを突きつけ抵抗し変革を呼びかけるパンクの音楽的系譜だけでなく、思想的背景、アートとの密接な関係、女性やクィア、辺境のパンクなどについても記述。これを読めばパンクの外側だけでなく本質的な中身がわかる。パンクとは音楽や服装の様式のみにあらず。あり方・生き方である。分厚いが読みやすい。REBELな本。おすすめ。 ーーー (出版社による紹介文) 労働者階級の若者による現状への怒りからイギリスで生まれたとされるパンク。その叫びのルーツには、アナキズムやコミュニズムといった思想、そしてダダから脈打つ前衛芸術史も刻まれていた。 奴隷制からポピュラー音楽の誕生、その後のフォーク、スキッフル、ガレージ、パンクへの道のりに、シチュアシオニト・インターナショナル、キング・モブといった運動が交差し、セックス・ピストルズ以降に現れたOi!、クラス、ポジティブ・フォース、ライオット・ガール、クィアコア、アフロパンク、アジアのパンクシーン、そして橋の下世界音楽祭へとつながっていく。 パンクの抵抗の系譜を辿りつつ、正史の陰に隠れた歴史に光をあてる画期的著作。Punk!展、ゲリラ・ガールズ展ほか、話題の展示のキュレーションを行う研究者による初単著。松村圭一郎さん、毛利嘉孝さん推薦! ーーー 四六判 ハードカバー 384ページ ========== 読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門 | ナージャ・トロコンニコワ 知的で反抗的。読みやすく、面白く、インスピレーションに満ちた、現実をより良く変革したい人のための手引き書。精神的支え。REBELな一冊。 ーーー (出版社による紹介文) ロシアのフェミニスト・パンク・プロテストアート集団、プッシー・ライオットとはいかなるグループなのか? なぜ結成されたのか? その真の目的とは? 本著は、プッシー・ライオット創設メンバーであるナージャ・トロコンニコワがその全貌を明らかにした著書『Read & Riot』(2018年)の翻訳本です。 プッシー・ライオットの設立経緯から、かれらがロシア国内でおこなった数々のアクション、さらにはロシア当局に逮捕されたのちの苛烈極まる獄中生活までを綴ったトロコンニコワの手記でありながら、同時に、著者がそうした体験のなかから得た“実践的な知”を紹介する生き方の指南書(サバイバル・ガイド)とも言える内容の1冊。 ロシアでフェミニストでクィアであることの意味とは? アクティビズムは社会でどんな役割を果たすのか? アートとアクティビズムはいかに交差するのか? ハーバード大学やケンブリッジ大学で講演をおこなうアクティビストで、アイ・ウェイウェイやジェニー・ホルツァー、ジュディ・シカゴらの系譜に連なるアーティストのトロコンニコワが、カントからニーナ・シモン、あるいはウィトゲンシュタインからパンク・ソングの歌詞までを縦横無尽に引用しながら、そうした疑問の数々にユーモアたっぷりに答えていきます。 また本著には、キム・ゴードン(ミュージシャン)、オリヴィア・ワイルド(『ブックスマート』監督、俳優)によるあとがき、著者が日本版のために書き下ろしたまえがき、文化理論やメディア文化論を専門とする清水知子さん(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授)の解説のほか、「あるプッシー・ライオットの推薦図書リスト」を収載しています。翻訳は野中モモさん、装丁は山中アツシさんによるものです。 ーーー 【目次】 文化労働者としてのアーティスト――日本版のためのまえがき イントロダクション ルール1:海賊になれ ルール2:ドゥ・イット・ユアセルフ ルール3:喜びを取り戻せ ルール4:政府をびびらせろ ルール5:アート罪を犯せ ルール6:権力の濫用を見逃すな ルール7:簡単に諦めるな。抵抗せよ。団結せよ。 ルール8:刑務所からの脱出 ルール9:オルタナティヴを創造せよ ルール10:ビー・ア・(ウー)マン 最終声明:希望は絶望から生まれる この本に寄せて:キム・ゴードン この本に寄せて:オリヴィア・ワイルド 解説:清水知子(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授) 巻末コンテンツ:あるプッシー・ライオットの推薦図書リスト ーーー 四六判変型 ソフトカバー 304ページ ========== 送料:520円(レターパックプラス)
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ニーナ・シモンのガム 失われたものと見つかったものをめぐる回想 | ウォーレン・エリス
¥4,950
SOLD OUT
著者のウォーレン・エリスは音楽家/作曲家。Nick Cave and the Bad Seedsのメンバー。1999年にロンドンで行われたニーナ・シモンの伝説的ライブで、ニーナ・シモンが噛んだガムをきっかけに、20年の時を超えて動き出す物語。ちょっと高い(4950円)ですがハードカバーの重厚な作り、オールカラー。翻訳されて読めることに感謝。 ーーー (出版社による紹介文) 1999年7月1日、ニーナ・シモンは、イギリスで最後となる貴重な公演を行った。感動的なステージの終演後、客席にいたウォーレン・エリスはステージに向かい、ニーナ・シモンが噛んだガムをピアノから取り、彼女のステージタオルに包んで持ち帰った。 それから20年。ガムはずっとウォーレンの手元にあり、彼のクリエーティブな営みを支える力となった。そして2019年、エリスの親友でありコラボレーションパートナーのニック・ケイヴが、自身の「ストレンジャー・ザン・カインドネス(Stranger Than Kindness)」展に何か出品しないかと彼に尋ね、ガムの運命が動き出す。ウォーレンはガムを銀と金で鋳造させる。ガムが、誰も予想できなかった出来事の連鎖を引き起こす。 一見取るに足らないもの、すぐに捨てられてしまうようなものが、人と人とのあいだに美しいつながりを生み出していく。これはものや経験に意味が与えられ、精神性を帯びていくことについての物語であり、創作のプロセス、そこから生まれる作品の力、そして愛と友情とを讃えている。 序文:ニック・ケイヴ。 ー 「ニーナ・シモンのガム」推薦文 都築響一 往年の偉大なミュージシャンのリマスター・リイッシュー・ボックスセットや、分厚い伝記本が毎月のようにリリースされて、それはもうCDや書籍に何千円も払うのがオールド・ファンしかいないからなのかもしれないが、過去の音楽体験をおさらいすることばかりに時間を取られていいのか、という気持ちにもなる。 でも、「ニーナ・シモンのガム」はそういうマニア向けのコレクションとはぜんぜんちがう!と強調しておかないと、ブルースやジャズやクラシック・ロック好きのひとしか手に取らないかもしれなくて、それがすごく悔しい。 最晩年のニーナ・シモンが開いた伝説的なライブで、彼女が歌い出す前に噛んでいたガムをピアノの端っこにくっつけていたのを、ライブが終わってからステージに上がって剥がし、やはり彼女が汗をぬぐったタオルにくるんで大事に取っていた男がいた。それが20数年後に展覧会に出品されることになって、さまざまな騒動が巻き起こる・・・・・・というだけの話。ニーナ・シモンに興味のないひとにはそれがどうした!だろうが、あの、純粋な美しさと芸術的不服従の強度を兼ね備えた音楽を信仰する人間にとって、この本は簡潔な文章と、たくさんの写真によって織りなされた、再会の物語だ。 ニーナ・シモンという神がいて、聖骸布のごとき「ニーナ・シモンが噛んだガム」があって、その神聖なカケラを取り巻くひとびと—--音楽という美の信者たち—--があらわれ、消えてゆく。すべてが現代の、100パーセント実話でありながら、それはときに遠い国の神話のように幻想的だったりロマンチックだったりもする。 いちど描かれた絵画は、記された文章は、レコードに刻まれた音楽は、つくりてのもとを飛び立った瞬間に新たな、コントロールできないエネルギーを帯びて拡がりつづける。ニーナ・シモンが噛んだガムも、そんなふうにただのゴミから世界のだれかを揺さぶり、変えていくエネルギーになった。 この本は、そういう「生まれ直し」の奇跡の証言集なのだった。 ーーー A5変型判 ハードカバー 256ページ(オールカラー) 送料:300円
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未来をはこぶオーケストラ 福島に奇跡を届けたエル・システマ | 岩井光子
¥1,760
「エル・システマ」は、家庭の経済状況や障害にかかわらず、希望する子どもなら誰でも無償でオーケストラやコーラスに参加できる環境を整え、継続的に質の高い指導を行う音楽教育プログラム。ベネズエラで生まれ、世界70以上の国や地域に広がっています。「エル・システマジャパン」は2012年、被災地の子どもたちを支援していくために福島県相馬市で活動を開始。本書はその立ち上げから、2016年にドイツでベートーベンを演奏するまでを描いたノンフィクションです。小学校中学年からが対象で感じにはフリガナが振ってあります。大人にもぜひ読んでほしいです、おすすめ。 四六判 ハードカバー 160ページ 送料:300円
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聴かずぎらいのための吹奏楽入門 | 漆畑奈月/小室敬幸
¥2,090
吹奏楽ファンや経験者だけでなく、音楽ファン全般に向けて吹奏楽の歴史と魅力を伝える入門書。「管弦楽は聴くけど吹奏楽は聴いたことがない」という人も多いはず、そんな方にも向けた本。文中に登場する楽曲はSpotify/Apple musicのプレイリストにまとめられていて、聴きながら読むことができます。便利な時代になりましたね。 ーーーーー 聴いて楽しむ名曲の宝庫へようこそ!そのルーツ、輸入史、日本の作編曲家たち──吹奏楽の魅力を語り尽くす画期的なガイド誕生!楽器を演らない音楽好きにもアピールする吹奏楽の魅力を全力で語り尽くします! 全国で演奏され親しまれてきた50曲を厳選し、輸入(海外)編と国産(日本)編に分けて紹介。ホルスト、リード、兼田敏などの定番曲から、ティケリ、ジョン・マッキー、挾間美帆の最新作まで、作曲家の特徴やプロフィール、曲の聴きどころ/吹きどころ、コンクールでの位置づけなどを徹底的に掘り下げます。 軍楽隊として日本に入ってきた吹奏楽が部活動として定着するまでの歴史もたどり、CDガイドとコラム、索引、さらにプレイリストも充実。 吹奏楽を心から愛してやまない漆畑奈月とジャンルをまたいで活躍する音楽ライター小室敬幸が、熱く、濃く、深く語り下ろす、画期的な吹奏楽ガイドの登場です! ーーーーー 四六判 ソフトカバー 320ページ 送料:300円
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軽やかな耳の冒険 藤倉大とボンクリ・マスターズ
¥2,420
気鋭の作曲家・藤倉大と6人の音の匠=「ボンクリ・マスターズ」の次世代連続講義。 石川慶──音楽そのものを映像化した映画『蜜蜂と遠雷』の監督 石丸耕一──歌舞伎からオペラまで手がける舞台音響のデザイナー 岡田利規──「チェルフィッチュ」を主宰し、現代演劇の地平を拓く演出家 杉田元一──クラシック音楽の最先端を創造するレコード・プロデューサー 豊田泰久──サントリーホールほか国内外の有名ホールの音響を設計 八木美知依──国境・時代・ジャンルを飛び越えるハイパー箏奏者 ・知ってるようで知らない「箏」のサウンド、 ・「ホール」の音響はどうつくられているの? ・「録音」のプロはどうやって音をつくるの? ・「映画」や「演劇」と音楽はどう結びつくの? ためし読みはこちらから▼ https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784865592764 四六判 ソフトカバー 248頁 送料:300円
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使ってはいけない言葉
¥1,430
忌野清志郎のデビュー50周年を記念し、彼が残したメッセージの数々を、著作や出演雑誌、ライブMCなどから集め、現在のファンはもちろん、「これからキヨシローファンになる若い人たち」のために残す本。ぜひ音源を聴きながら読みましょう。 2020年5月1日発売 【送料300円】
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『クラシック作曲家列伝』やまみちゆか
¥1,870
マンガと文章によるエピソード集的な本で、サクッと読めて、それぞれの作曲家個人に興味を持つきっかけになります。 ーーー (出版社による紹介文) やまみちゆかが描く、作曲家「その人」に注目した、楽しくて陽気な音楽史案内。漫画 & イラスト & テキストで、教科書には載っていない天才たちのちょっぴり不器用な人生に迫ります。 頑固者すぎて剣による決闘にまで至ったバッハや「妄想ストーカー作曲家」とも言えるベルリオーズをはじめ、ショパン & リストの微笑ましい友情からブラームス VS ワーグナーの音楽的対立までバロック時代~近現代の12名を収録。知っているようで知らなかった等身大の人物像が色濃く浮かび上がります。 そのでこぼこ人生録を読めば、あの名曲の聴こえ方も違ってくるでしょう。彼らの人生を通して、音楽史の大きな流れも把握できます。気軽に読める音楽の教養書としてお楽しみください。 ーーー A5判 ソフトカバー 168ページ 送料:300円
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アフロフューチャリズム ブラック・カルチャーと未来の想像力 | イターシャ・L・ウォマック
¥2,640
テクノロジー、未来、宇宙と黒人文化が結びついたムーヴメント「アフロフューチャリズム」。1992年に批評家、マーク・デリーによって名づけられたこの概念は、現在もなお映画・小説・音楽などのポピュラー・カルチャーのなかに見出すことができます。 たとえば『マトリックス』、『スタートレック』、『スペース・イズ・ザ・プレイス』といった映像作品、サン・ラー、ジョージ・クリントン、リー・スクラッチ・ペリー、マイルス・デイヴィス、ジャネール・モネイ、フライング・ロータスなどが実践している音楽、オクテイヴィア・E・バトラー、サミュエル・R・ディレイニー、ンネディ・オコラフォー、N・K・ジェミシンらが記した小説など、さまざまなジャンルにおいて黒人文化と未来的表象が結びついたアフロフューチャリズム的表現はおこなわれており、あらゆる表現を横断する大きな思想・ムーヴメントといえます。 著者のイターシャ・L・ウォマックは映画・音楽・小説・美術・コミックスなどの実例と、当事者たちへのインタビューから、アフロフューチャリズムは「想像力、テクノロジー、未来、解放の交差点」であり、「SF、歴史小説、思弁小説〈スペキュレイティブ・フィクション〉、ファンタジー、アフリカ中心主義〈アフロセントリシティ〉、マジックリアリズムといった要素を非西洋的な思想と結びつける」思想だと定義づけます。 また、本書ではアフロフューチャリズムは表現の分野に限られたものではなく、フェミニズムや社会運動、あるいは個人の生き方にも影響を及ぼす、現実を変革する思想であることにも触れています。単なる文化的な潮流としてだけではなく、そこに通底する想像力の萌芽が、彼/彼女たちを突き動かし、過去を乗り越え、未来を書き換える思想としての広がりを見せているのです。 人種、民族、社会による制限を打破し、個人が自分らしくあるために力を与え、自由を得るための思想「アフロフューチャリズム」。日本ではじめて網羅的にこの思想を解説した、今後参照されるべき古典です。 ーーー 1992年に私がアフロフューチャリズムという言葉を作った時、イターシャ・ウォマックのような若き文化批評家が、この言葉を独自のものにするなど、まったく予想もしていなかった。現在の政治に重点を置き、読みやすく書かれたこの本に誘われ、私たちは知的ワームホールを通り、暗黒物質がとうとう可視化された宇宙へと突入するのだ。 ――マーク・デリー(文化評論家、「アフロフューチャリズム」提唱者) ーーー 【目次】 イントロダクション 01|進化するスペース・カデット 02|「ブラック」という名の人間のおとぎ話 03|プロジェクト・イマジネーション 04|火星調のマザーシップ─アフロフューチャリズムと音楽 05|現代のマーメイド/マーマンをめぐるアフリカ的宇宙─アフロフューチャリズムと宇宙神話 06|宇宙の中の聖なる女性(ディヴァイン・フェミニン)─アフロフューチャリズムとフェミニズム 07|未来を記して─アフロフューチャリズムと文学 08|絵具とピクセルで描かれたムーン・ウォーカー─アフロフューチャリズムとヴィジュアル・アート 09|タイムトラヴェラーのための時計─アフロフューチャリズムとタイムトラヴェル 10|超現実的な日常─アフロシュルレアリスム 11|変革の担い手─アフロフューチャリズムとアクテヴィズム 12|未来の世界 訳者あとがき 解説 ーーー 四六判 ソフトカバー 272ページ 送料:300円
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天使日記 | 寺尾紗穂
¥2,420
2018年の『彗星の孤独』に続く寺尾紗穂さんのエッセイ集。ハードカバーに金の箔押しが施された装丁も美しいです。 ーーー 自分の中の子供。目に見えぬもの。聞こえない声。長女が天使に出会った日から始まった、まぼろしのようでいて、確かな日々の記録。唯一無二の音楽家・文筆家による言葉の到達点。エッセイ49編。 ーーー 四六判 ハードカバー 320ページ 送料:300円
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彗星の孤独 | 寺尾紗穂
¥2,310
音楽家として数々の優れた作品を世に送り出している寺尾紗穂さん、文筆家としてのお仕事も素晴らしいです。ロングセラーのエッセイ集。 ーーーーー 丁寧に書くことは、丁寧に生きること。ー いとうせいこう 親との関係、恋愛、恋愛以外の人間関係、出産、子育て。女が生きる、ということはそれだけで事故であり、病のようなものでもある。そしてまた、詩のように雄弁なものであるのだと思った。ー 鈴木涼美 「遠くて遠い」父、娘たちのぬくもり、もう会えない人と風景。日常を、世界を、愛おしく、 時には怒りにも似た決意を持って綴る。唯一無二の音楽家・文章家による待望のエッセイ集。 ーーーーー 四六判 320頁 送料:300円
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【サイン本】ジャジューカの夜、スーフィーの朝 | サラーム海上
¥2,750
★サイン本です ワールドミュージック研究家サラーム海上さんによる、2010年代のワールドミュージック探索記にして芳醇な音楽旅行記。 2010年代、どんどん更新されていくワールドミュージックを追い求め、アジア、中東、北アフリカへ。パキスタンで伝統音楽とジャズのハイブリットを、インドで古典音楽とスーフィー音楽を、レバノンでアンダーグラウンドのポップスを、イスラエルでジャズとロックを、トルコでクラブミュージックを、モロッコでジャジューカを。世界の音楽に、その現場で向き合った記録。 【目次】 プロローグ いま世界の音楽を聴くということ 2011.May 第一章 パキスタン ジャズとプログレが古典を再生する 2012.February 第二章 レバノン 一〇年代のベイルート・アンダーグラウンド 2012.October interview ヤスミン・ハムダン 第三章 イスラエル ガザ紛争停戦直後の音楽ショーケース 2012.November 第四章 インド アーメダバードの古典音楽祭とラージャスターン砂漠の民謡 2008.January / 2009.December 第五章 モロッコ 古代から伝承されるトランス音楽儀礼「ジャジューカ」 2013.June 第六章 インド再び 中世の城塞で開かれる宗教音楽祭 2014.February 第七章 二〇一四年のイスラエル 中東最大の音楽輸出国 2014.November 第八章 トルコ テロの影響に苦しむ街と人々 2015.September interview ガイェ・ス・アキヨル interview アシッド・アラブ エピローグ 今日も音楽の生まれる現場で 2017.November 付録 厳選36ディスクガイド ーーーーー 四六判 352ページ 並製 送料:300円
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【サイン本】21世紀中東音楽ジャーナル | サラーム海上
¥2,640
ーーー (出版社による紹介文) 伝統と未来が交叉するマジカル・ゾーン、中東へようこそ! トルコ、モロッコ、イエメン、そして革命に沸くエジプト…… 9・11から3・11までの10年に激動の中東から響いてきた音楽とは?! ベリーダンス、グナワ、スーフィー、民謡酒場、DJ── “よろずエキゾ風物ライター”として、 またラジオやクラブのDJ、料理研究など 多方面で活躍する著者が、 21世紀最初の10年に中東を取材して歩いた成果をもとに あなたを未知の音楽空間へご案内します。 21世紀の世界を知るには中東から! 激動する中東のなかでも トルコ、モロッコ、レバノン、エジプトを 重点的に歩き回り、 日本でも広まっているベリーダンス、 ワールドミュージック・ファン注目の音楽グナワ、 あるいは最先端のDJカルチャー、 そしてエジプトの革命を現地で体験してきた 著者ならではのヴィヴィッドなレポートです。 ーーー 2012年刊行 B6判 ソフトカバー 320ページ 送料:300円
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女性たちの声は、ヒットチャートの外に | 平井莉生
¥2,640
「ヒットチャートトップ100の中に女性アーティストが27組しかいないという偏ったジェンダーバランスはなぜ生まれるのか?」という疑問について女性アーティストやクリエイターなどと共に考える内容。Webメディア『ビルボードジャパン』の連載『わたしたちと音楽』の書籍化。30名へのインタビューを書籍用に再編集して掲載。 ー <掲載インタビュー> 芦澤紀子(Spotify Japan音楽企画推進統括)/あっこゴリラ/UA/eill/ermhoi/きゃりーぱみゅぱみゅ/Sakura Tsuruta/佐々木舞(YouTube アーティストリレーションズ)/SCANDAL/chelmico/CHAI(マナ、ユウキ)/Chara/ちゃんみな/TOMOO/中島美嘉/仲條亮子(YouTube日本代表)/にしな/林香里(株式会社ハヤシインターナショナルプロモーションズ代表取締役)/ハラミちゃん/春ねむり/Maasa Ishihara/長屋晴子、peppe(緑黄色社会)/渡辺志保(音楽ライター) ※特別コンテンツ『ヒットチャートにおけるジェンダーバランスを考える』座談会:筧真帆(音楽ライター)/亀田誠治(音楽プロデューサー)/亀田裕子(EMI Records) ーーー 四六判 ソフトカバー 256ページ 送料:300円
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ヒップホップアフリカ サブサハラ49ヵ国ラップ読本 | 岩田宇伯
¥2,640
アラブ文化圏である北アフリカを除くサハラ砂漠以南の49カ国を対象としたアフリカヒップホップ読本。圧倒的熱量と情報量。YouTubeやSpotifyで聴けるアーティスト多数。この地図を持って宝を探しに出かけよう。 A5サイズ ソフトカバー 224ページ 送料:300円 出版社による中身紹介ページ https://publibjp.com/20231025
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ぼくの部屋においでよ
¥1,980
盛岡の書店BOOKNERDが発行する甘くてほろ苦いレコードガイド。90年代から2000年代にかけて存在したたくさんのレコードガイドをたよりに音楽の旅をしたかつての恋人たち、そして2020年代を生きる若き恋人たちへ。 ひと組の男女が出会い、共に暮し、そして別れるまで。まるで短編小説のようなストーリーを軸にさまざまなシチュエーションに合わせ選盤したレコードを約160枚紹介。豪華執筆陣によるコラムも。 ー 〈執筆者〉 モトムラケンジ/京都のレコード店〈レコードショップ ジジ〉店主。 富永珠梨/北海道在住。2002年より選曲・DJ 活動開始。 早坂大輔/盛岡〈BOOKNERD〉店主。 〈寄稿者〉 松永良平(音楽ライター)、青木隼人(音楽家)、千葉幸平(チバハウス店主)、河村実月(文藝誌『園』〈居間〉主宰)、玉山貴士(音楽愛好家)、田口杏奈(グラフィック・デザイナー) ーーー B6判 106ページ 送料:300円
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『パリ左岸のピアノ工房』T・E・カーハート/著 村松潔/訳
¥2,420
パリ在住の著者は、子どもを幼稚園に送る途中にある間口の小さなピアノ修理工房のことがとても気になっている。ショーウィンドウに並んだピアノの部品や工具。どんな仕事をしているのか、そもそもピアノの修理という商売が成立するのか。かつてピアノを弾いていて、中古のピアノを欲しいと思っていたこともあり、ある日意を決して扉を開ける。そこから想像以上の豊かな物語が始まる。傑作ノンフィクション。 店主の大好きな本です。ピアノを一度も弾いたことがなくても楽しめます。先日オオヤコーヒのオオヤミノルさんが寄ってくれた時に「生涯ベストかもしれない一冊」とおっしゃってました。わかります。みなさんもぜひ読んでみてください。 ーーー パリに住みついた著者が、カルチェ・ラタンで見つけたピアノ工房。その扉の向こうには、古今東西の名器から愛着のあった思い出のピアノまで、あらゆるピアノを扱う職人たちの世界が広がっていたのです……。音楽を愛するすべての人に! ーーー 四六判変型 318ページ ソフトカバー 送料:300円
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『品品喫茶譚II』世田谷ピンポンズ
¥1,320
シンガーソングライター世田谷ピンポンズさんの、喫茶店と生活にまつわる随筆集。前作『品品喫茶譚』は当店でも好評。 82ページ ソフトカバー 送料:300円
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『ひみつストレンジャー』詞/草野マサムネ 絵/junaida
¥2,300
SOLD OUT
スピッツの最新アルバム『ひみつスタジオ』収録曲の歌詞からjunaidaさんが描いた13の絵物語。僕も『ひみつスタジオ』聴きながら読んでますが、とてもよいです。スピッツファンは必読。junaidaファンはこれを機にぜひスピッツを聴いてほしいです。両者のファンは言うまでもなく。 B5変形判 ハードカバー 72ページ 送料:300円
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『東欧ジャズ・レコード旅のしおり』岡島豊樹
¥2,200
ーーー 『ソ連メロディヤ・ジャズ盤の宇宙』に続く社会主義時代(Under State Socialism)ジャズ・ガイド第2弾では、ポーランド、チェコスロヴァキア、ハンガリー、ユーゴスラヴィア、ルーマニア、ブルガリアの東欧6ヶ国を巡るジャズ逍遥ツアーへご案内。ずるずると続いた冷戦の最中、ソ連・米国との付き合い方は各国一様ではなかったが、程度の差はあれどの国でもジャズを演奏することは自由を得ることを意味し、ともすれば反体制であることと直結していた。西欧・米国へ亡命する者もあれば、国内に留まって官僚内部のジャズ愛好家とひそかに共闘する者もあった。ここに掲載された約400枚のレコードは、ベルリンの壁が崩壊する前からすでに鉄のカーテンが透け透けだったことの証明である。 ーーー 小B6判並製:288頁(うち、カラー口絵32頁) 送料:300円