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寛永御前試合【サイン本】 | 高野秀行
¥1,000
★11/28 22時:一旦品切れしたので再入荷次第の発送となります。 ーーー プロレス黄金時代を飾ったプロレスラーたちが、もし江戸の剣豪として暮らしていたら……。 「思いついて3日で書き上げた」という、高野秀行未発表の小説。 高野秀行辺境チャンネルオリジナルのZINEとして登場。 【あらすじ】 古びた瓦版に眠る〝日流〞剣術の秘史。若き天才剣士・三沢虎雄は祝言を前に、師・馬場と宿敵・猪木の果たし合いをめぐる陰謀に巻き込まれる。 必殺・延髄切りと無敵の脳天唐竹割り。 おぞましい〝談合〞の影。勝敗の彼方にある師の覚悟とは何か? 虎雄の恋の行方は? 消された歴史の間から伝説の剣士たちが今ここに甦る!! ーーー B6判並製 72ページ 送料:300円
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細長い場所 | 絲山秋子
¥2,200
絲山秋子さん2025年の最新小説。スリーブケース入りの仕様も美しいです。 ーーー 個であることをやめるとき――名前も記憶も肉体も失って、気配や残存となったわたしたちの心は最後に誰と、どんな旅をするのか。生と死のあわいに見る、懐かしいのに不思議な風景。 ーーー 四六判 192ページ ソフトカバー・スリーブケース入り 送料:300円
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ハムネット | マギー・オファーレル
¥3,080
シェイクスピアの人生の「史実としてわかっていること」と「わかっていないこと」、後者を大胆に創造して書いた小説。英女性小説賞、全米批評家協会賞、ドーキー文学賞を受賞。2025年、『ノマドランド』のクロエ・ジャオ監督により映画化。 ーーー シェイクスピアは、なぜ亡き息子の名を戯曲の題にしたのか? 夫がロンドンで働く父親不在の一家で子ども達を守り、ペスト禍で奮闘する不思議な能力をもった女性アグネス――。史実を大胆に再解釈し、従来の悪妻のイメージを一新する魅力的な文豪の妻を描いて、イギリス中で喝采を浴びた女性小説賞受賞作。 ーーー 四六判変型 ソフトカバー 416ページ 送料;300円
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Θの散歩 | 富田ララフネ
¥2,200
ベビーカーで子供を散歩させながら大江健三郎を、カフカを、武田百合子などなどを読む。日記のような小説のような、とにかくずんずん読んでしまう本。帯に「読んでいてほんとに楽しい」とあるのですが、まさにそれ。 四六判 ソフトカバー 264ページ 送料:300円
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彼女の最初のパレスチナ人 | サイード・ティービー
¥2,860
パレスチナ移民たちの心情を描く傑作短篇集 ーーー 母国について教えた恋人が救済活動に目覚めていく姿に戸惑う医師 かつて暮らした国への小さな投稿によって追い詰められていく数学者 ルームメイトたちに溶け込むために架空の恋人をでっちあげる大学生 正規採用と引き換えに違法なミッションを引き受けてしまう司法修習生 妻と娘のために禁断の取引に手を伸ばしてしまうプログラマー…… 安住の地となるはずの国で心揺らぐパレスチナ移民たちの日々が、珠玉の9篇に。瀬戸際に追い詰められながら自らのアイデンティティを探る姿を多彩な筆致で綴る、カナダ発傑作短篇集。 ー 〈 編集者からのおすすめ情報 〉 2023年秋以降ガザ地区の惨状が世界中に発信されていますが、パレスチナの人々の苦難は1948年の「ナクバ」(イスラエル建国に際して70万人以上のパレスチナ人が難民化)に端を発しています。本作に登場するのも、祖父母や父母、あるいは本人が故郷を失いやむにやまれずカナダに移り住んできたという人たちです。しかし安住の地を得たと思いきや、ふとした局面で差別や偏見、居づらさを感じ、身を小さくする思いで暮らす人々。そんな移民たちの九つの物語です。パレスチナの苦難の歴史とともに、海外からの移住者が増えている今の日本で、彼らの心の内にも思いを馳せるきっかけとなれば幸いです。 ーーー 四六判 ソフトカバー 272ページ 送料:300円
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黄金虫変奏曲 | リチャード・パワーズ
¥5,720
河出文庫から出ている『舞踏会へ向かう三人の農夫』等で知られ、10月末には最新邦訳も出る米国最重要作家の一人リチャード・パワーズによる三昨目の小説。 ーーー たった四つの文字から「畏るべき豊穣」を生む遺伝情報と、バッハのゴルトベルク変奏曲。その二つの構造の不思議なまでの符合を鋳型にして、精巧なロマンスとサスペンスが紡ぎ出される。 1957年、遺伝暗号の解読を目指す若き生化学者スチュアート・レスラーに、一人の女性がゴルトベルク変奏曲のレコードを手渡す。25年後、公立図書館の司書ジャン・オデイは、魅力的な青年フランク・トッドから、奇妙なリサーチの依頼を受ける。夜ごとゴルトベルクを聴きながら凡庸なコンピュータ・アルゴリズムのお守りをしている、恐ろしく知的で孤独な同僚の正体を調べたい、と。長い時を隔てて存在する二組の恋愛が、互いを反復し、変奏しながら二重螺旋のように絡み合う。なぜレスラーは20世紀生物学の最大の発見に肉薄しながら、突如歴史から消えたのか? その謎が解かれていくとともに、芸術、言語、音楽、愛、そして生命の継承の意味までを巻き込んだ語りが縦横に拡がってゆく。 34歳の若きパワーズが持てるすべてを注ぎ込み、小説の四隅を押し広げようとした長編第3作にして、全著作のなかでも屈指のマスターピース。Time誌ブック・オブ・ザ・イヤー(1991)、Publishers Weekly誌ベスト・ブックス(1991)などに選出、全米批評家協会賞(1991)最終候補作。 ーーー 四六判 ハードカバー 872ページ 送料:600円(レターパックプラス)
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どこかで叫びが ニュー・ブラック・ホラー作品集 | ジョーダン・ピール=編
¥5,280
『ゲット・アウト』のジョーダン・ピールが編集したブラック・ホラー短編集。3編試し読みしましたがどれも読み応えのある作品でした。デカくてアメリカのハードカバーのような装丁。カバーの印刷が凝っていて写真で見る以上にモノとしての訴求力が高いです。少し高いですがそのぶんの価値あり。 ーーー 恐怖が、再定義される── 『ゲット・アウト』の監督・ジョーダン・ピールが送る 黒人作家たちによる恐怖の最前線 【ローカス賞、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞受賞/世界幻想文学大賞最終候補作】 『ゲット・アウト』『アス』『NOPE/ノープ』で世界に衝撃を与えた映画監督・脚本家ジョーダン・ピールが編集を手がける、全編書き下ろしによるブラック・ホラー短篇集。 本アンソロジーに収録された19の作品では、奴隷制度の記憶、公民権運動のトラウマ、移民としての分断されたアイデンティティ、そして現代社会の見えざる暴力など、超自然の恐怖だけでなく、アメリカ社会に深く根を下ろした不正義や歴史的暴力といった“現実”の〈悪夢〉が描かれる。 作家陣には、N・K・ジェミシン、ンネディ・オコラフォー、レベッカ・ローンホース、タナナリーヴ・ドゥーら国際的に高く評価される作家たちが名を連ね、新進気鋭の書き手も多数参加。また、ジョーダン・ピール自身による序文も収録されている。 ローカス賞、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞を受賞したほか、Esquire、CrimeReads、シカゴ公共図書館の「年間ベストブック」にも選出された。 また、英・ガーディアン紙は「今年最高のアンソロジーであるだけでなく、時代を超えて語り継がれる一冊」と絶賛している。 ブラック・ホラーの最前線を記録する、必読のアンソロジー。 あなたがまだ見ぬ恐怖が、ここにある── ーーー A5判 ハードカバー 534ページ 送料:600円(レターパックプラス)
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たのしい保育園【サイン本】 | 滝口悠生
¥2,200
★重版記念・著者サイン本です ーーー 二歳のももちゃんとお父さんは日々、川べりを歩く。かけがえない瞬間を描く、新時代の「父」小説。 「今日のこともきっと何年か後には忘れてしまう。昨日や明日と区別がつかなくなって、そんな日がまるでなかったかのように思えてくる。だから連絡帳を書きたい、とももちゃんのお父さんは思うけれど、連絡帳のコメントを送るのは三歳の誕生日までだ。」(本文より) ●推薦コメント 育児を愛情深く、かつ冷静に、緻密に、記録する。 やりたくても誰もできなかった偉業が、ここにある。 この作品はきっと、誰にとっても、時間が経てば経つほどに、 価値を増していくはずです。 ――ヨシタケシンスケさん(イラストレーター) 子どもたちへの純粋な敬意が込められ、見守る人々の自然な思いやりが端々に感じられる。 ――東直子さん(歌人) ーーー 四六判 ソフトカバー 224ページ 送料:300円
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12月の本 | 西崎憲 編
¥3,080
SOLD OUT
時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈12月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 B6変型判 ハードカバー 280ページ 送料:300円
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11月の本 | 西崎憲 編
¥3,080
時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈11月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 B6変型判 ハードカバー 280ページ 送料:300円
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10月の本 | 西崎憲 編
¥3,080
時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈10月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 B6変型判 ハードカバー 280ページ 送料:300円
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9月の本 | 西崎憲 編
¥3,080
時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈9月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 B6変型判 ハードカバー 280ページ 送料:300円
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8月の本 | 西崎憲 編
¥3,080
時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈8月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 B6変型判 ハードカバー 288ページ 送料:300円
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7月の本 | 西崎憲 編
¥3,080
時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈7月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 B6変型判 ハードカバー 296ページ 送料:300円
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6月の本 | 西崎憲 編
¥3,080
時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈6月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 B6変型判 ハードカバー 280ページ 送料:300円
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5月の本 | 西崎憲 編
¥3,080
時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈5月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 B6変型判 ハードカバー 296ページ 送料:300円
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4月の本 | 西崎憲 編
¥3,080
時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈4月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 B6変型判 ハードカバー 296ページ 送料:300円
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GOAT meets 01
¥2,200
大反響の文芸誌「GOAT」の姉妹誌。盛りだくさんの内容で、目次と、全体をパラパラと見ただけで気持ちが上がりました。金原ひとみさんとイ・ランさんと朝吹真理子さんの表紙写真もとても良いですね。 ーーー (出版社による内容紹介) 第一特集は、金原ひとみ氏、朝吹真理子氏による「韓国文学を旅する」――芥川賞作家が、イ・ラン氏ら韓国人クリエイター、チェ・ヘジン氏やペク・スリン氏ら韓国人作家と邂逅し、その取材体験を書き下ろし小説として発表する前代未聞の試みです。 ・女優・唐田えりか氏のインタビュー「表現者として必要なことは韓国から学んだ」、韓国の人気作家チョン・セラン氏、映画監督・山中瑶子氏による特別寄稿もお楽しみに! ジャンル横断にも積極的に取り組みます。漫画家今日マチ子氏には、名著『cocoon』から15年の節目として、戦後80年の沖縄を訪れ、その風景を描き下ろしてもらいます。そのほか気鋭のライター・ワクサカソウヘイ氏による「タンザニア巨大見聞録」、そして、闇文芸四天王(!)も登場するという噂。 ーーー B5判 ソフトカバー 306ページ 送料:300円
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はだかのゆめ | 甫木元空
¥2,090
ーーー 23年「新潮」3月号に掲載された甫木元空の初の1万字に及ぶ初の小説「はだかのゆめ」。四国山脈に囲まれた高知県・四万十川のほとりで、祖父の住む家で余命を送る決意をした母に寄り添うべく、東京を引き払って息子の一家の物語である。若くして両親を亡くして高知県で祖父と暮らす作家自身の現在を投影した斬新な文体の「詩小説」は、文芸時評等でも大きな話題を呼んだ。 小説の元となったテキストから発展した映画「はだかのゆめ」のシナリオ、「自分の創作の原点」と語る両親の作った歌「終わりのない歌 楽譜」、映画にも登場した祖父・甫木元尊英のコメントを収録し、著者の創作活動の出発点のすべてを一冊にまとめたファン待望の本 ーーー 四六判 ハードカバー 160ページ 送料:300円
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コンパートメントNo.6 | ロサ・リクソム
¥3,630
カンヌ映画祭グランプリ受賞作の原作。フィンランド作家による、シベリア鉄道ロードノベル。 ーーー (出版元による紹介) ソ連崩壊直前のある春の朝、モスクワからウランバートルへ向かうシベリア鉄道が出発する。憧れのソ連に留学してきたフィンランド人の寡黙な少女と、家族をのこして建設現場へ向かうロシア人の饒舌な出稼ぎ夫。寝台列車の同じ部屋(コンパートメント)に偶然乗りあわせた二人の旅を描く。 共通点のない二人は食事や酒をともにし、無数の集落や町や工場地帯を通過し、ときに途中下車をして各地に住まう人びとや動物と出会いながら、針葉樹林と雪に覆われた巨大な大陸を横断しつづける。 そこでは「すべてが動いている――雪、水、空気、木、雲、風、町、村、人、思いが」。車窓をみながら少女が祖国の家族やロシアの小説、モスクワにいる親しい人びとのことを考えるうち、列車は目的地に近づき、二人の下車も迫る……。 著者はフィンランドでその年最高の文学に贈られるフィンランディア賞を本書で受賞した。13ヶ国語に翻訳されたロードノベルの、待望の邦訳。 ーーー 四六判 ソフトカバー 224ページ 送料:300円
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松明のあかり 暗くなっていく時代の寓話【訳者サイン本】 | バリー・ユアグロー:著 / 柴田元幸:訳
¥1,540
NY在住の作家バリー・ユアグローがトランプ政権下のアメリカに住む不安を超短篇で表現した小説集。日本も同じような状況になってもおかしくありません。いや、既にある程度なっているかもしれない。 「絶望に陥らないため、人間らしさを保つために、わたしたちには物語という想像力が必要なんだと思います」と版元のトワイライライトさんが書いていましたが、そのとおりだと思います。 ★訳者・柴田元幸さんのサイン入りです ーーー (版元による紹介) コロナ禍で「正気を保つため」に『ボッティチェリ 疫病の時代の寓話』を書いてから5年。ユアグローから再び柴田元幸に届いた「アメリカのいまを伝える」緊急文書。 アメリカのみならず世界中を危険にさらしている暴虐、非道、噓のただなかで生きる、その痛みに満ちた経験を、想像力を通して綴った一冊です。 ここに収められた22篇の寓話に、日本が追いつく日も遠くないかもしれません。 渦中を生きる人々の思いを知ることは、今後の支えになるはずです。 「ここに収められた物語は心の、思いきっていえば魂の訴えである。」(柴田元幸) ー 昨年の大統領選で、本書の収録作「彼」で言及される「彼」の元とおぼしき人物が、七千万以上の国民に支持されて大統領に復帰して以来、合衆国から暗い知らせが届かない日はない。そして、七千余万の人たちのうちかなりの人数にとっては、それら暗い知らせも暗くはなく、ひょっとすると喝采すべき明るい知らせなのかもしれない、と思うと気持ちはますます暗くなる。 とはいえ、そんな吞気なことを言っていられるのも、あくまで当方は外国にいて、いまのところは直接、精神的にも物理的にも甚大な害は被っていないからだろう――いまのところは。が、暗さの渦中にいる人々は、どんな思いで生きているのか? バリー・ユアグローから届いたこれらの寓話は、そのひとつの実例を伝えてくれる“ (訳者あとがきより) ーーー B6変形 ソフトカバー 88ページ 送料:300円
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文豪と犬と猫 偏愛で読み解く日本文学 | 宮崎智之、山本莉会
¥1,760
犬担当・宮崎智之さんと猫担当・山本莉会さん、二人の文筆家が往復書簡の形で日本文学における犬と猫を紹介しつつ、日本文学を新たな視点から読みとく一冊。 四六判 ソフトカバー 160ページ 送料:300円
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五本指のけだもの W・F・ハーヴィー怪奇小説集
¥2,970
ーーー (出版元による紹介) 死霊、異常心理、怪物、狂信—— 英国怪奇アンソロジーの定番作家、本邦初の短篇集。 古く平井呈一らに邦訳がなされ英国怪奇ものの一角をなすW・F・ハーヴィー。 鬼気迫る幽霊談、暗合と運命の交錯する奇譚から、精神の暗部を抉る不気味な物語まで、ときにブラック・ユーモアを漂わせて絶妙なアトモスフィアを醸しだす。 水木しげる漫画「むし暑い日」に翻案された「炎暑」、あるいは映画『五本指の野獣』の原作として後世のホラー映画に影響をもたらした「五本指のけだもの」等々、新訳が俟たれし異界への裂け目を顕わす作品をここに集成。 初訳3篇を含む新訳による珠玉のコレクション。 ✺初訳作品「ミス・アヴェナル」「追随者」「ピーター・レヴィシャム」 ◆『このホラーがすごい! 2025年版』(宝島社)海外部門第1位獲得! 著者紹介:ウィリアム・フライアー・ハーヴィー イングランド北部の都市リーズ近郊で、裕福なクエーカー教徒の一家に生まれる。オックスフォード大学ベイリオル・コレッジを卒業、さらにリーズ大学で医学を修めた。第一次世界大戦中には軍医として海軍で働き、勇敢な人命救助をおこなったためアルバート勲功章を授与される。1925 年以降は病弱のゆえ療養生活を送り、1937 年に52 歳で没した。小説家としては怪奇もの、ミステリをものし、生前に4 冊の短篇集と1 冊の長篇を刊行。「炎暑」「五本指のけだもの」は怪奇アンソロジーの常連収録作で代表作。 ーーー 四六判 ハードカバー 256ページ 送料:300円
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体の贈り物【サイン本】 | レベッカ・ブラウン(著)柴田元幸(翻訳)
¥2,420
★レベッカ・ブラウンさん、柴田元幸さんのサイン入りです ーーー アメリカの作家、レベッカ・ブラウンの代表作を復刊! 逃れようのない死の前で、料理を作り、家を掃除し、洗濯をし、入浴を手伝う。 喜びと悲しみ、生きるということを丸ごと受け止めた時、私は11の贈り物を受け取った。 エイズ患者とホームケア・ワーカーの交流が描き出す、悼みと希望の連作短篇。 著者書き下ろし「『体の贈り物』三十年後」を収録。 金井冬樹の装画による新装版。 -- “横溢するケアに包まれました。ホームケアワーカーの「私」が派遣されるのは死の恐 怖に向き合う患者たちのところ。ケアする側が彼ら、彼女らの生を“尊重されるべき もの”として丸ごと抱擁するとき、曇っていた生がみるみる輝きを取り戻していく。 まさに奇跡のような贈り物。” 小川公代 -- “透きとおるような日本語で訳されたこの小説集における、死にゆく人々の生を支える主人公の冷静さ、 心身の痛みにたいする想像力の深さ、そこから生まれる交流のぬくもりは、 いま、世界でなにより大事なものに思える。” 木村紅美 ーーー B6変型 ハードカバー 194ページ 送料:300円
