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松明のあかり 暗くなっていく時代の寓話【訳者サイン本】 | バリー・ユアグロー:著 / 柴田元幸:訳

¥1,540 税込

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NY在住の作家バリー・ユアグローがトランプ政権下のアメリカに住む不安を超短篇で表現した小説集。日本も同じような状況になってもおかしくありません。いや、既にある程度なっているかもしれない。

「絶望に陥らないため、人間らしさを保つために、わたしたちには物語という想像力が必要なんだと思います」と版元のトワイライライトさんが書いていましたが、そのとおりだと思います。

★訳者・柴田元幸さんのサイン入りです

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(版元による紹介)

コロナ禍で「正気を保つため」に『ボッティチェリ 疫病の時代の寓話』を書いてから5年。ユアグローから再び柴田元幸に届いた「アメリカのいまを伝える」緊急文書。

アメリカのみならず世界中を危険にさらしている暴虐、非道、噓のただなかで生きる、その痛みに満ちた経験を、想像力を通して綴った一冊です。

ここに収められた22篇の寓話に、日本が追いつく日も遠くないかもしれません。
渦中を生きる人々の思いを知ることは、今後の支えになるはずです。

「ここに収められた物語は心の、思いきっていえば魂の訴えである。」(柴田元幸)



昨年の大統領選で、本書の収録作「彼」で言及される「彼」の元とおぼしき人物が、七千万以上の国民に支持されて大統領に復帰して以来、合衆国から暗い知らせが届かない日はない。そして、七千余万の人たちのうちかなりの人数にとっては、それら暗い知らせも暗くはなく、ひょっとすると喝采すべき明るい知らせなのかもしれない、と思うと気持ちはますます暗くなる。
 とはいえ、そんな吞気なことを言っていられるのも、あくまで当方は外国にいて、いまのところは直接、精神的にも物理的にも甚大な害は被っていないからだろう――いまのところは。が、暗さの渦中にいる人々は、どんな思いで生きているのか?
 バリー・ユアグローから届いたこれらの寓話は、そのひとつの実例を伝えてくれる“
(訳者あとがきより)

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B6変形 ソフトカバー 88ページ
送料:300円

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