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50代で一足遅れてフェミニズムを知った私がひとりで安心して暮らしていくために考えた身近な政治のこと | 和田靜香
¥1,980
「女性と男性では同じ権利や選択肢があってしかるべきなのに、『そうじゃないとき』が多い」と気づいた57歳のライター和田静香さん。「『個人的なことは政治的なこと』ならば、『こういう女性を苦しめる社会を作ってきたその構造、概念、それに疑問を抱いて根本から変えていきましょうよ』」と、日本で唯一男女同数議会を長く続ける大磯町議会へ話を聞きに出かけるのだった。 ーーー (出版社による紹介文) 老後を目前に不安にかられた著者は「女性議員ならこの不安を自分ごととして考えてくれるのでは?」と希望を抱き、日本で唯一パリテ(男女同数)議会を20年以上も続けてきた大磯町議会をたずねる。 取材の中で浮かび上がってきたのは、自分自身が下積み時代に受けた悔しい女性蔑視、世代の異なる師匠との考え方の違い、50代になってからフェミニズムを知った苦しさなど、意外にも"個人的なこと"だった── 『時給はいつも最低賃金〜』の著者による、パワフルな政治&フェミニズムエッセイ。 ーーー 四六判 ソフトカバー 248ページ 送料:300円
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選挙活動、ビラ配りからやってみた。「香川1区」密着日記 | 和田静香
¥1,760
『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』で小川淳也と1年間対話(ときどきバトル)を繰り広げた和田靜香が、今度は選挙に密着!2021年衆院選。映画で注目の選挙区「香川1区」で、“選挙のリアル”を追った14日間のこと。 ーーー 「何が分からないのかも分からないんです」と永田町に乗り込んでから1年。相撲・音楽ライターの和田靜香がパワーアップして戻ってきた!街宣、ビラ配り、電話かけを実際に体験して感じた、日本の選挙へのギモン。「物言う市民」の立場から、パワフルな問いが炸裂! 街宣から帰ってきた小川淳也に「何してるん?」と聞かれ、渋々「電話かけ」のボランティア。「案内はメールでいいじゃん?」「選挙ビラになんでわざわざ1枚1枚シールを貼るの?」。謎の公職選挙法にボヤきながら休むことなく動き続けて、究極の「選挙ハイ」発動。そして気づく。「選挙にはなんで休みがないのか」。選挙事務所では女性ボランティアのなかに溶け込んで「選挙で使われる言葉ってたいがいマッチョ!」とワイワイおしゃべり。そして投票日直前、ジェンダーにまつわる「匿名のタスキ」問題をめぐって、小川淳也とまさかの衝突……!? ーーー 四六判 ソフトカバー 208ページ 送料:300円
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時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。 | 和田静香
¥1,870
ライター和田靜香さんが質問をぶつけ、国会議員・小川淳也さんがそれに答える。読みやすい対話形式で、賃金、税金、環境、移民、基地等々、今ある日本の政治課題が整理できる。個々の課題が繋がり合っており、全体像の中で合わせて考えなければいけないこともわかる。市民必読の本。 自らも「50代、単身、フリーランス、お金なし、コロナ禍でバイトをクビに」と複合的に生きづらさを抱える和田さんが、知識がない状態から始めて、的確な質問を考えるために猛烈に勉強するその様子にも学ぶところが大きいし、国が抱える課題の全体像を把握していて、個別の問題に関しても十分な知識がありどんな質問にも答えられる国会議員小川さんには敬意を抱かずにいられない。異なる意見を否定しない、わからないことはわからないと言う、前言に不備があると思えば謝る。こういう政治家ならたとえ考え方が異なっても信頼できます。 対話を通じて異なる考え方の持ち主同士が理解を深める。互いに同意できない問題にも解決点を見出そうとする。この本で展開されているのって、今もっとも社会に必要とされていることなのでは?このやりとりこそが、民主主義の希望なのでは?と思えました。 小川さんは立憲民主党所属ですが、政党関係なく「どんな課題があるか」がわかる本なので、誰にでもおすすめです。 ーーー 四六判 ソフトカバー 280ページ 送料:300円
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イスラエル 人類史上最もやっかいな問題
¥2,860
「知らない」ではすまされない、世界が注視する“この国”を正しく知るための入門書 ー イスラエル。こんなテーマがほかにあるだろうか?人口1000万に満たない小さな国が世界のトップニュースになるのはなぜか?アメリカのキリスト教福音派はなぜ、イスラエルとトランプを支持するのか?なぜ紛争は繰り返されるのか?そもそも、いったい何が問題なのか? 世界で最も複雑で、やっかいで、古くからの紛争と思われるものを正しく理解する方法などあるのだろうか?国際社会の一員として生きていくために、日本人が知っておくべきことが、この一冊に凝縮されている。争いを拡大させているのは、私たちの無知、無関心かもしれない。 ーーー 【目次】 第1部 何が起こっているのか? 1章 ユダヤ人とイスラエル/2章 シオニストの思想/3章 ちょっと待て、ここには人がいる/4章 イギリス人がやってくる/5章 イスラエルとナクバ/6章 追い出された人びと/7章 1950年代/8章 ビッグバン/9章 激動/10章 振り落とす/11章 イスラエルはラビンを待っている/12章 賢明な希望が潰えて/13章 ブルドーザーの最後の不意打ち/14章 民主主義の後退 第2部 イスラエルについて話すのがこれほど難しいのはなぜか? 15章 地図は領土ではない/16章 イスラエルのアラブ系国民/17章 恋物語?/18章 入植地/19章 BDSについて語るときにわれわれが語ること/20章 Aで始まる例の単語/21章 Aで始まるもう一つの単語/22章 中心地の赤い雌牛/23章 希望を持つ理由 ーーー 四六判 ソフトカバー 400ページ 送料:300円
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クリエイティブデモクラシー : 「わたし」から社会を変える、ソーシャルイノベーションのはじめかた
¥3,080
『「プロジェクトにより社会を変えていくこと」を通して、手触り感を失いつつある社会とわたしたち自身をつなぐオルタナティブな民主主義を提案』する。「行政/企業/住民それぞれの立場から一歩目を踏み出すための思考と実践の手引き」。とても気になる本です。 ーーー 民主主義とソーシャルイノベーションについての「デザイン書」 本書は、行政でのイノベーションラボ立ち上げや、地方自治体・企業・住民とともに社会課題に向けた共創に取り組む「一般社団法人 公共とデザイン」が案内する、自分の足元から社会変革への第一歩を踏み出すための思考と実践の手引きです。他者と出逢い、対話し、関わり合うなかで生まれる自身の衝動や好奇心を表現した活動(ライフプロジェクト)を通じて、オルタナティブな民主主義のかたち「クリエイティブデモクラシー」へと至る道筋を示します。国内外20の事例を掲載。パーソンセンタード・リビングラボ「大牟田未来共創センター(ポニポニ)」、デザイン思想家エツィオ・マンズィーニのインタビューも収録。 ーーー 【目次】 はじめに CHAPTER 1 クリエイティブデモクラシー 1-1 デモクラシーの危機とはわたしの危機でもある 1-2 わたしの生き方と民主主義 1-3 クリエイティブデモクラシーとは何か:民主主義と創造性 1-4 クリエイティブデモクラシーとは何か:活動・実験としての民主主義 1-5 クリエイティブデモクラシーとは何か:プロジェクト型の民主主義 CHAPTER 2 ソーシャルイノベーション 2-1 ソーシャルイノベーションとは何か 2-2 デザインとソーシャルイノベーション:社会のリデザインに向けて 2-3 本書におけるソーシャルイノベーションの再定義 2-4 「わたしたち」から始まるソーシャルイノベーション 2-5 ソーシャルイノベーションの発展過程 Chapter 3 イネーブリング・インフラストラクチャ 3-1 人々を「可能にする」インフラストラクチャ 3-2 専門家デザイナーの役割:共通言語としてのカタチづくり 3-3 専門家デザイナーの役割:実験的な文化を醸すためのプロトタイピング 3-4 専門家デザイナーの役割:他者と出逢うためのうつわを編む 3-5 可能にするためのエコシステム構築に向けて 「わたし」から始まる、クリエイティブデモクラシー CHAPTER 4 ケーススタディ 4-1 日常生活のコミュニティ 4-2 うつわとしての行政府 4-3 企業 4-4 マルチセクター インタビュー 1 大牟田未来共創センター(ポニポニ) インタビュー 2 エツィオ・マンズィーニ 著者3人による、もやもや鼎談 あとがき ーーー A5 ソフトカバー 320ページ 送料:300円
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コモンの「自治」論 | 編/斎藤幸平・松本卓也
¥1,870
『人新世の「資本論」』の斎藤幸平さんをはじめ注目の書き手が集結した本で、興味深いトピックばかり。個人的には人類学者松村圭一郎さんが書く「第2章:資本主義で「自治」は可能か?──店がともに生きる拠点になる」が非常に気になります。 ーーー 【『人新世の「資本論」』、次なる実践へ! 斎藤幸平、渾身のプロジェクト】 戦争、インフレ、気候変動。資本主義がもたらした環境危機や経済格差で「人新世」の複合危機が始まった。国々も人々も、生存をかけて過剰に競争をし、そのせいでさらに分断が拡がっている。崖っぷちの資本主義と民主主義。この危機を乗り越えるには、破壊された「コモン」(共有財・公共財)を再生し、その管理に市民が参画していくなかで、「自治」の力を育てていくしかない。 『人新世の「資本論」』の斎藤幸平をはじめ、時代を背負う気鋭の論客や実務家が集結。危機のさなかに、未来を拓く実践の書。 【目次】 ●はじめに:今、なぜ〈コモン〉の「自治」なのか? 斎藤幸平 第1章:大学における「自治」の危機 白井 聡 第2章:資本主義で「自治」は可能か? ──店がともに生きる拠点になる 松村圭一郎 第3章:〈コモン〉と〈ケア〉のミュニシパリズムへ 岸本聡子 第4章:武器としての市民科学を 木村あや 第5章:精神医療とその周辺から「自治」を考える 松本卓也 第6章:食と農から始まる「自治」 ──権藤成卿自治論の批判の先に 藤原辰史 第7章:「自治」の力を耕す、〈コモン〉の現場 斎藤幸平 ●おわりに:どろくさく、面倒で、ややこしい「自治」のために 松本卓也 ーーー 四六判 ソフトカバー 288ページ 送料:300円
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『tattva』 Vol.8 特集:お金
¥2,200
お金とは何か? 使い方とその仕組み 稼ぎ方や貯め方は焦点が当てられるのに、使い方はあまり語られないのはなせ? 給料はどうやって決まる? 安くて良いものは商売として成立する? お金とは、いったい何者だ! 8号の特集テーマは「お金」です。私たちは、暮らしていくための貨幣を手に入れなければならない社会に生きています。そして手に入れるなら、できるだけ効率的にしたい。しかしそこにだけ注視していると、社会から様々なものが抜け落ち、また生まれなくなっていく現実もあります。 また、儲け方と使い方がおおっぴらに話されることは少なく、お金というシステムとどのように付き合うかは、多くにとっていまだ未成熟な分野だと思われます。お金とは何か?お金が使われるシステムと社会の関係、そして使われ方は?お金に対してどう意識的になるかを哲学、文学、政治、ビジネス、ファッションなど、身近なお金との数多の接点から考える特集です。 ーーー ◎お金の「つくりかた」 通貨とは何か?誰が世界を支配しているのか? ヤニス・ヴァルファキス 美しき矛盾:LVMHのブランド育成法 ベルナール・アルノー ー ◎特集: 資本主義の本質は独占ではなく、循環である─渋沢栄一とサン=シモン主義 鹿島 茂 賃金を決めるものとは何か? 神林 龍 モノの交換と言葉の交換が拡げる人間主義的資本主義 岩崎春夫 そして教養はお金儲けのツールになった レジー 等価交換の外側で─定価に変換できない価値 田中宗一郎×三船雅也 「いいもの安く」は持続可能なのか 飯田泰之 スマート社会の犠牲にならない 戸谷洋志 私たちの関係をとり結ぶ、モノとしての貨幣 比嘉夏子 国のお金の使い道が異なる理由はなんだろう?「幸せ」の選択肢について考える 朴 沙羅 ー ◎寄稿・連載: 武邑光裕/牧 貴洋/植木啓子/矢島進二/清水佑介/飯田貴志/岩本宗涼/岡田成生/熊谷聖司/奥野紗世子/草野庸子/酒井麻衣/福井 夏/村上雄一/本山敬一/Rumi Nagasawa/和田彩花/青柳文子/小谷実由/Licaxxx/チョーヒカル/曽我部恵一/トリメガ研究所/鈴木謙介/ほか ーーー A5変形[150×210mm/左綴じ] 224ページ[4色32p+2色192p] 定価:2,000円+税(10%) 送料:300円 ★tattvaバックナンバーあります、こちらから https://rebelbooks.theshop.jp/categories/4059378
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『主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら──15冊から読み解く家事労働と資本主義の過去・現在・未来』
¥2,420
ーーー 「労働者が妻を扶養しているのではなく、妻が、労働者を働きに出られるように扶養しているのだ。」──本文より 「主婦は家でぐうたら」している?日本よりも家父長制が根強く、日本と同様に共働き世帯が急増する韓国で、社会から卑下されマイノリティになりつつあるひとりの主婦が、日本でも翻訳されている話題の書を含む15冊を読み解き、こんな言葉を生む社会の仕組みの始まりをたどる旅へ── 女性、男性、非婚女性、すべての人類のこれからを考えるための教養エッセイ! ーーー 目次 第1章 主婦たちの暮らす離れ島 「家で遊んでるんだって?」 主婦たちの住む世界はどうしてこうも違うのか ソースタイン・ヴェブレン『有閑階級の理論』 もう一度あの頃に戻るとしたら、やっぱり会社を辞めるだろうか レスリー・ベネッツ『女にとって仕事とはなにか』 私はどうして料理が嫌いになったのだろう ラ・ムンスク『専業主婦ですが』 第2章 問題の核心は”カネ" 私が生きている世界はどんなところか カール・マルクス『資本論』 私はなぜに会社を懐かしがるのか ゲオルク・ジンメル『貨幣の哲学』 どうして私はニュースに出てこないのか カトリーン・マルサル『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』 3人の子どもを育てあげた専業主婦はなぜ年金をもらえないのか ナンシー・フォルバー『見えざる胸』 第3章 資本主義社会で女性として生きるということ 誰が、なぜ、女性に火をつけたのか シルヴィア・フェデリーチ『キャリバンと魔女』 誰が、誰に、依存しているのか マリア・ミース『国際分業と女性―進行する主婦化』 共存のためになにをすべきか パク・カブン『フォビアフェミニズム』 内側の見えない自分をどうのぞき込むか ロイ・バウマイスター『消耗する男』 第4章 境界線を越えたところの世界 なぜ、家事労働に賃金が必要なのか シルヴィア・フェデリーチ『革命のポイントゼロ』 尼僧が『父親授業』という本を出したらどんな反応がくるか 法輪『母親授業』 非婚女性と既婚女性は連帯できるか キム・ハナ、ファン・ソヌ『女ふたり、暮らしています。』 主婦はなぜ家族のことしか考えないのか ソ・ヨンナム『たんぽぽ麺屋』 ーーー 四六判 ソフトカバー 256ページ 送料:300円
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『世界に学ぶミニ・パブリックス くじ引きと熟議による民主主義のつくりかた』
¥2,970
ーーー 代議制民主主義の限界が露呈するなか、無作為抽出による少人数グループが十分な専門的情報を得て熟議を行い、提言を策定して公共政策の検討過程へ反映させるミニ・パブリックスと呼ばれる取組みが拡大している。世界289事例の分析をふまえ、成功のための原則、既存の制度に熟議を埋め込む方法をまとめた初の活用ガイドライン。 ーーー 【目次】 はじめに 謝辞 読者への手引き 本書の概要 ■Chapter 1 熟議とガバナンスの新しい形 1.1 なぜ現代の民主主義は危機にあるのか 1.2 本書が熟議とガバナンスの新たな形態を取り上げる理由 1.3 なぜ代表性と熟議なのか 1.4 抽選代表による熟議プロセスをいつ用いるべきか、用いるべきではないのか ■Chapter 2 熟議プロセスの様々なモデル 2.1 本章の対象 2.2 12のモデルの概要 2.3 政策課題に対する十分な情報に基づく市民提言 ・市民議会(Citizens’ Assembly) ・市民陪審/パネル(Citizens’ Jury/Panel) ・コンセンサス会議(Consensus Conference) ・計画細胞(Planning Cell) 2.4 政策課題に関する市民の意見を把握するためのモデル ・G1000 ・市民カウンシル(Citizens’ Council) ・市民ダイアローグ(Citizens’ Dialogues) ・討論型世論調査(Deliberative Poll/Survey) ・世界市民会議(World Wide Views) 2.5 住民投票にかけられる法案の評価モデル ・市民イニシアティブ・レビュー(Citizens’ Initiative Review) 2.6 常設型の抽選代表による熟議機関モデル ・東ベルギーモデル(Ostbelgien Model) ・市民監視委員会(City Observatory) 2.7 抽選代表による熟議のモデルをどう選択するか 2.8異なるモデルの機能を組み合わせる ■Chapter 3 熟議プロセスをめぐる世界のトレンド 3.1 世界のトレンドを概観するための7つの視点 3.2 調査結果の概要 3.3 OECD加盟国における熟議プロセスの導入状況 3.4 熟議プロセスの利用に対して繰り返し高まる関心の波を時系列で見る 3.5 政府・自治体のレベルごとに見た熟議プロセスの導入状況 3.6 多様な熟議モデルとその普及状況 3.7 熟議プロセスが導入された政策課題のタイプ 3.8 抽選代表による熟議プロセスの平均的なコスト 3.9 熟議プロセスの実施を委託された組織の種類 ■Chapter 4 成功する熟議プロセスとは?―エビデンスから考える 4.1 熟議の評価原則 4.2 主な調査結果の概要 4.3 公正な手続きと認められるための条件 101 ・検討課題の範囲 ・無作為選出の方法 ・さまざまな無作為選出の方法 ・参加への障壁を克服する ・熟議プロセスの重要性、参加者に求められるコミットメント、および期待される結果についての明確なコミュニケーション ・実施期間 ・意思決定者のコミットメント 4.4 適切な熟議と判断を可能にする要素 ・情報提供と学習 ・専門家とステークホルダーの選択 ・ファシリテーション ・熟議プロセスの中での意思決定 4.5 影響力のある提言とアクション ・抽選代表による熟議プロセスのアウトプット ・市民の提言への応答 ・市民提言に基いた政策の実行過程 ・モニタリングと評価 4.6 広く社会に影響を与える方法 ・公衆の学習ツールとしてのパブリックコミュニケーション ・参加型手法と抽選代表による熟議プロセスの組み合わせ ■Chapter 5 公共的意思決定のための熟議プロセス成功の原則 5.1 成功原則をまとめるにあたって 5.2 調査方法 5.3 公共的意思決定のための熟議プロセス成功の原則 ■Chapter 6 民主主義を再構築する―なぜ、どのように熟議を埋め込むか 6.1 熟議プロセスの制度化 6.2 制度化の定義 6.3 主な調査結果の概要 6.4 なぜ制度化するのか? 6.5 制度化に向けたさまざまなアプローチ ・常設または継続的な組織の創設 ・熟議プロセスを組織するための要件 ・市民が抽選代表による熟議プロセスを要求することを認める規則の制定 6.6 一時的な取り組みから制度化された実践への移行―その要件、障害、戦略 ・適切な制度設計 ・政治家による支援 ・行政職員による支援 ・一般市民やメディアからの支持 ・法的整備による支援 ・政府内外の十分なキャパシティ ・十分な資金 6.7 制度化の限界 ■Chapter7 その他の注目すべき熟議の実践 7.1 本章の対象 7.2 世界における熟議の動向 ・アフリカにおける討論型世論調査 ・中南米における熟議のさまざまな実践 ・インドの村落における民主主義 ・国際的・多国間熟議のプロセス 7.3 その他の創造的な熟議プロセスの活用例 ・社会運動への応答としての熟議 ・新たな民主主義の姿をデザインするための熟議 ・憲法起草プロセスにおける熟議と共創.アイスランドとチリ ・デモクラシーフェスティバル ・21世紀タウンミーティング ■Chapter 8 結論 8.1 本書の目的と得られた主な知見 8.2 データの限界 8.3 行動に向けた提案 8.4 今後の検討課題 付属資料A 熟議モデルの諸原則 付属資料B 調査方法 付属資料C 熟議プロセスに関する参考資料 ーーー A5判 ソフトカバー 240頁 送料:300円
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ハンナ・アーレント、三つの逃亡 | ケン・クリムスティーン
¥3,960
ユダヤ人として戦争の世紀に生まれ落ち、現実に向かって“なぜ?”と問いつづける。不世出の政治哲学者ハンナ・アーレントの生涯を描いたグラフィックノベル。 22.2 x 16.5 x 2.3 cm 送料:300円
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地域主権という希望:欧州から杉並へ、恐れぬ自治体の挑戦 | 岸本聡子
¥1,760
ーーー 世界各地で起きている自治体からの変革=ミュニシパリズム。新自由主義による 経済と政治の劣化を止め公共を再生する希望の指針。 ー 注目の杉並区長はいかなるビジョンに基づき、何を実現しようとしているのか?政治・行政経験ゼロ、地縁・血縁なし。異色の経歴と劇的な僅差の勝利で、一躍全国からの注目を集めた杉並区長・岸本聡子。その型破りな政策ビジョンは、20年あまり在住したヨーロッパで調査研究してきた「ミュニシパリズム(地域主権主義)」に根ざしている。 地域住民が主体となって市民政党を形成し、首長や議員を送り出して自治体の政策決定に参加する。住民生活を守るために政治の力を最大限に活用し、政府や企業の圧力にも決然と立ち向かう「恐れぬ自治体(フィアレスシティ)」。99%の人々の生活を守り、危機的な気候変動を食い止めるために、「公共(コモンズ)」の力を回復していく――。 この新たな潮流は日本でも実現できるのか?ヨーロッパや中南米の各地で展開するミュニシパリズム自治体の草の根ムーブメントを多数紹介。新自由主義とパンデミック、そして排外主義の台頭から人々の生活と自由を守る、グローバルな挑戦の息吹を伝える。 ーーー 四六判 ソフトカバー 240ページ 送料:300円
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『新版 大学生が知っておきたい生活のなかの法律』
¥1,980
生活に即して法の知識を学ぶことができる本。法学部じゃなくても法は全員に関係がある、知っておいて損はない。何かの際に自分を守ってくれるかも。政治への問題意識も高まるはず。 ーーー 【目次】 はじめに 本書を読む前に ―― 法律の体系など Ⅰ 学生生活 第1章 大学生の法的立場を考える 1. 大学生の身分を考える / 2. 18歳の法的位置づけを考える 3. 民法における未成年者の保護 / 4. 喫煙・飲酒 / 5. 未成年者とギャンブルなど 第2章 契約と消費者トラブル 1. 契約とは? / 2. 民法上の契約の類型 3. 消費者契約~民法と消費者法 / 4. 消費者法と消費者トラブル 第3章 学生生活 1. アパートを借りる / 2. パートタイム労働(アルバイト)を考える 3. SNSトラブル / 4. 恋人間のDV Column 不当な契約から逃れる Ⅱ 仕事に就く 第4章 働くことを考える 1. ほしいモノをどうやって手に入れるか / 2. 働くことの意味 / 3. 資本主義と労働者 / 4. 働く場としての法人 / 5. 会社とは何か? 第5章 就職活動と法律 1. 日本独自の新卒採用システム / 2. 就職活動をめぐる問題 3. 就職差別 / 4. 身元保証 第6章 労働者の保護 1. 労働法とその意義 / 2. 多用化する雇用形態 3. 労働組合 / 4. 労働法による労働者保護 Column 学歴フィルター? Ⅲ 結婚生活 第7章 結 婚 1. 婚約とは / 2. 婚姻の成立要件 / 3. 夫婦に関する主な法律等 4. 婚姻の解消(死別と離婚) / 5. 同性パートナー制度 第8章 子どもの権利・子育て 1. 胎児の法律上の扱い / 2. 子どもの権利 / 3. 新たな子育て支援制度~認定こども 園 Column 法律用語のルール「及び」「又は」? Ⅳ 生活設計と生活上のトラブル 第9章 生活設計 1. 税金と社会保険料 / 2. 借金の仕組み 第10章 犯罪と私たちの生活 1. 犯罪とは? / 2. 刑事裁判とは? / 3. 刑罰を考える 4. 被害者の人権 / 5. 裁判員制度 第11章 交通事故 1. くらしと事故 / 2. 交通事故 Column むずかしい法律用語 Ⅴ 健康と高齢化への対応 第12章 公的医療保険・介護保険制度 1. 社会保障制度を考える / 2. 公的医療保険制度 / 3. 介護保険制度 第13章 年金・相続 1. 年金制度 / 2. 相 続 Column 親族の範囲とその用語 Ⅵ より良い社会のために 第14章 民主主義とそのための仕組み 1. 民主主義とは何か? / 2. 民主主義と資本主義 / 3. 日本国憲法の理念 第15章 市民社会と国際平和 1. 市民社会の意味を考える / 2. 国際平和を考える Column 国連の主要機関 索 引 ーーー B5判 ソフトカバー 112ページ 送料:300円
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Weの市民革命
¥1,650
金融危機後のインディペンデント文化を描いた『ヒップな生活革命』から6年。その間に出現したトランプ政権を受け、「消費」を通じたミレニアル(1981〜2000年代初頭までに生まれた世代のこと)たちの運動が活発化し、社会はより「サステイナブル」へと前進し始めた……ところに迎えたコロナと大統領選。アメリカの変化は世界の変化を照らし出す。そのリアルな可能性と希望を最前線から伝える。 送料:300円
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知識ゼロからわかる! そもそも民主主義ってなんですか? | 宇野重規
¥1,760
SOLD OUT
政治学者・宇野重規さんによるおそらく最もわかりやすい民主主義の解説本。フルカラーでイラストたっぷり、導入は漫画、各項目は簡潔で読みやすい。現状とこれからの展望、日本と世界の民主主義の歴史など、民主主義とは、政治とは、選挙とはを考える上で大いに参考になる一冊。中高生から読めそうです。 ーーー いまの日本は「ほんとうの民主主義」ではありません だれでも知っていて、当たり前のように思っている民主主義。でも、「民主主義って何?」と聞かれ、ズバリ答えられる人は多くはないでしょう。多数決や選挙、議会制だけが民主主義の本質を表しているのではありません。日本を代表する政治学者の宇野重規教授が、イラストを使いながら、身近な例に置き換えてわかりやすく解説します。世の中が大きく変わろうとしている今、「民主主義」について、一度立ち止まって考えてみませんか? ーーー A5判 並製 160ページ 送料:300円
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NYNJ vol.1 U30の投票から未来をつくる
¥1,100
「若者が声を届け、その声が響く社会」を目指して活動するNO YOUTH NO JAPANが「U30のための政治・社会の教科書メディア」として発信しているInstagramでの投稿をまとめた小さな本。第一号では主に「どうして投票しないといけないの」という疑問にわかりやすく答えています。いちばんコンパクトでわかりやすい、若者のための政治参加ガイド。普段本を読まない人でもこれなら読めるはず。すべての高校生に手にとってほしいです。 そしてinstagramでnoyouth_nojapanをフォローしましょう。 https://www.instagram.com/noyouth_nojapan/?hl=en サイズ:12.0cm × 16.0cm ページ数:44ページ 出版元:よはく舎 送料:200円