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牛を食べた日 | 千葉貴子(文・写真)
¥1,870
大事に育てた牛を屠殺して食べる、その記録。 和歌山・那智勝浦の本屋/出版レーベルらくだ舎から刊行。 装丁もとても良いです。 ーーー 「奥まった神聖な地」熊野地方、那智大社の裏手に位置する秘境・旧色川村。この地で、長年自給農家を営んできた「そこそこ農園」の外山哲也さん・麻子さんが、牛耕の復活をめざして大事に育ててきた牛を「食べる」ことに決めた。牛を運び、肉にしてもらうまでの困難、その肉をみんなで分かち合い食べた日、そして後日談。その一連の営みを、同じ村に住む千葉貴子が、文章と写真で記録した一冊。 1頭の牛をきっかけに考える、今この時代に動物を殺して食べることその意味。昔ながらの暮らしが色濃く残る中山間地で、いまも、これからも生きていくこと…。 大きな文脈では見えにくい小さな営みから掘り起こす確かな生の手応えは、きっとさまざまな人の思考や生活につながっている。そんな気持ちで作った、らくだ舎出帆室発のルーラル・ノンフィクション。 ーーー 文庫版 176ページ 送料:300円
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記憶の旗を立てる〈8月15日の日記集〉 | 椋本湧也:編
¥1,980
ーーー 他者の体験の記憶を、いかに受け継ぐことができるだろうか——。 94歳の祖母に戦時体験をインタビューし、その録音音声を聴いた71名の読み手が綴る「8月15日」の日記集。 「あんたたちにはわからんよ。体験してないんだから。それでもね、あんたたちがどう受けとめて、戦争しないように持っていくか。もうそれしかないよ」 (祖母へのインタビューより) 体験のない私たちは「軽い」。けれども軽いからこそできることがまたあるはずで、その方法を自分たちの手ごたえを通して試し・確かめていくこと。それがこの本の主題です。 祖母へのインタビューを冒頭13ページにわたって掲載。また1945年の8月15日に書かれた日記を蒐集し、25名分の引用を織り込みました。 この本に書かれたいくつもの個人的な体験の記憶が、読み手の記憶と結びつき、それぞれの生活の中で新たな意味を帯びることを願っています。 〈目次〉 ・戦時体験をめぐる祖母へのインタビュー ・2024年8月15日の日記(71編) ・1945年8月15日の日記(25編) ・8月16日の日記 ーーー W120×H210×D18mm/並製/全428ページ 送料:300円
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創作者のための読書術 読む力と書く力を養う10のレッスン | エリン・M・プッシュマン=著 中田勝猛=訳
¥2,970
私も今読んでます。小説・詩・エッセイ、どんな文章を書く人も対象になる本だと思います。 ーーー 「読む」解像度が上がれば、「書ける」ようになる! 作家は他の作品をどう読んでいるのか?──プロの書き手の読み方を知ることで、小説やエッセイ、漫画からウェブメディア上での執筆まで、書く技術を向上させよう 優れた作家になるための第一歩は、優れた読書家になること。プロの書き手が行っている「分析的読み方」を学ぶことで、自分の作品を書き出す一歩が見つかり、さらに書き手としてのスキルを高めることができる──そんな「書く」ための学びとなる読書術を徹底伝授。ジャンル、ナラティブアーク、キャラクター造形、語りの視点など、執筆術の使われ方をひもときながら、現代の小説やノンフィクション、詩、SNS、ブログなどの豊富な引用例を繰り返し読むことで、創作に役立つ効果的な読み方=精読が自然と身につく一冊。 【本書のポイント】 ・すべての「書く」人に役立つ「読み方」がわかる ・創作理論が実際の作品にどう使われているかを学べる ・言葉にする力を育て、自作の文章に応用できる ・引用作品を多角的な視点から何度も読み込むことで、分析的読書の訓練ができる ・各章末に引用作品の考察のポイントと自作のための執筆のヒント付き ーーー A5判 ソフトカバー 416ページ 送料:300円
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ガラスと雪のように言葉が溶ける 在日韓国人三世とルーマニア人の往復書簡
¥1,760
ーーー (出版社による紹介) 自分の子供と異国の言語で話す人類学者と自国の言葉を話せないライターが、自らルーツとアイデンティティを日本語で語ったら。 ーーー 四六判 ソフトカバー 192ページ 送料:300円
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40歳だけど大人になりたい | 王谷晶
¥1,870
『ババヤガの夜』のダガー賞受賞とその際のウィットに富んだスピーチも印象深い王谷晶さんによるエッセイ。40代になっても全然大人になった気がしないのは僕も感じてます。40代もそれ以外もぜひ。 四六判 ソフトカバー 184ページ 送料:300円
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ここは安心安全な場所 | 植本一子
¥1,650
写真家/文筆家・植本一子さんによる馬に関するエッセイ。カラー写真も多数収録。 ーーー (著者による紹介) 今回のテーマはここ数年通っている遠野のとある場所と馬についてです。 ふいに出会えた場所、人、そして馬たちが、わたしのその後の人生を変え、そして支えることとなりました。本には8遍のエッセイと、詩を1つ書きました。 さらにこのエッセイ集の主要人物であるとくさんこと徳吉英一郎さんに寄稿文をお願いしました。 「自分自身で生きる」とは、どういうことだろう。 馬たちと過ごす静かな時間のなかで、わたしは少しずつ自分を取り戻していった。 葛藤を抱えながら生きてきた心と、変わっていく内面を見つめた、小さな旅の記録。 偶然のように現れた、ギフトのような人や場所。この出会いがあったからこそ、わたしはひとりで歩き出す準備が整ったのだと思う。(本文より) ーーー B6変型 ソフトカバー 168ページ 送料:300円
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それはただの偶然 | 植本一子
¥1,540
写真家/文筆家・植本一子さんの、自主制作本としては初めてのエッセイ。 ーーー (著者による紹介) 自費出版で初めてエッセイ集を作りました。 今年の春に事件に巻き込まれてしまい、かなり苦しい日々を過ごしてきました。 生きることさえ諦めそうになったけれど、書くことはそんな自分を助けてくれました。 夏から秋にかけて書いた7篇と併せて『文學界』『ベストエッセイ2024』に掲載された1篇、少しの詩を載せています。 また、今回「わたしの現在地」というシリーズ名をつけたので、気長に作り続けていけたらと思っています。 【目次】 もくじ 一緒に生きていこうぜ 春 小森さんと私 タトゥーを入れる それは愛と呼ばれる何か 新しい友達 高橋さんのこと お葬式のメンバー ねこのきもち 私たちの本当の終わり あとがき 植本一子 出版年表 ーーー 文庫サイズ 送料:300円
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藤本智士さん『日々是編集』と『取り戻す旅』のセット
¥4,070
編集者藤本智士さんの編集の本『日々是編集』と旅の本『取り戻す旅』をセットにしました。 『日々是編集』 ーーー 【内容紹介】 編集とは何か? 編集者とは何者なのか? 雑誌編集→地域編集と活動を広げてきた著者が 社会に編集の使い手を増やすべく 日々の気づきと学びをまとめた一冊。 編集・ライター志望者はもちろん、すべての生活者必携の書。 ✳︎収録内容 ○編集力とは「想像」と「言葉」を結びつけるチカラ ○自分の意見を入れない ○編集者というただの器 ○やりたいことより、やらないことを謳おう。 ○名刺を持たないようにした ○上岡龍太郎さんに教わったこと ○しなるチカラ ○仲間と出会う条件 ○その苦しみの理由について ○バトンは退くことでしか渡せない ○直帰力。それは家で寝るチカラ。 ○忘れっぽいは最大の武器 ○「聞いてない」を振りかざす人へ ○センスの正体 ○若者よ、薄情になれ。 ○脳脊髄液減少症という病気を知っていますか? ○「夕焼けを見てエモいはなんか違うじゃないですか」に、思うこと。 ○若い人がいないんじゃなくて、若い人に託せる度量を持つ大人が いない。 ○嘘がいけない理由 ○やさしい花 ○怒るほうに軸足を置いてみるアンガーマネジメントのはなし ○ただ受け入れず、ジャッジしようとする人たち。 ○編集という祈り ○「待つチカラ」は「信じるチカラ」 ○そこに込める ーーー 文庫判/ 240p /ハードカバー 2420円 ーーー 『取り戻す旅』 【内容紹介】 旅に大切なのは「余白」。 20年地方を旅し、本をつくり続けてきた編集者による旅の作法が詰まった一冊。 ゴールを決めずにまずは青森空港へ。行き当たりばったりだからこそ訪れる、 奇跡の出会いの連続。著者がこの旅を通して「取り戻したかったもの」とは? 青森ー岩手のたった4日間の旅の記録に散りばめられた、地方の声。 編集者として数々の書籍を生み出してきたローカル編集者の矜持と、 旅人としての作法が、きっとあなたを新たな旅に掻き立てる。 【目次】 序 なにをとりもどすのか。 第1章 百年食堂たれ(青森県五所川原市) 第2章 成長ストア(青森県五所川原市〜青森市) 第3章 DIRECTION(青森市) 第4章 善知鳥神社とギフト(青森市) 第5章 蔵書票と五戸のペガサス(青森県五戸町) 第6章 アンドブックス(青森県八戸市) 第7章 久助編集者(青森県八戸市) 第8章 青い車(青森県八戸市〜岩手県盛岡市) 第9章 早速が重なる夜(岩手県盛岡市) 第10章 さいごのキセキ(岩手県盛岡市) 終 なにをとりもどしたのか。 ーーー 文庫判/240p/ソフトカバー 1650円 ーーー 送料:300円
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日々是編集 | 藤本智士
¥2,420
【内容紹介】 編集とは何か? 編集者とは何者なのか? 雑誌編集→地域編集と活動を広げてきた著者が 社会に編集の使い手を増やすべく 日々の気づきと学びをまとめた一冊。 編集・ライター志望者はもちろん、すべての生活者必携の書。 ✳︎収録内容 ○編集力とは「想像」と「言葉」を結びつけるチカラ ○自分の意見を入れない ○編集者というただの器 ○やりたいことより、やらないことを謳おう。 ○名刺を持たないようにした ○上岡龍太郎さんに教わったこと ○しなるチカラ ○仲間と出会う条件 ○その苦しみの理由について ○バトンは退くことでしか渡せない ○直帰力。それは家で寝るチカラ。 ○忘れっぽいは最大の武器 ○「聞いてない」を振りかざす人へ ○センスの正体 ○若者よ、薄情になれ。 ○脳脊髄液減少症という病気を知っていますか? ○「夕焼けを見てエモいはなんか違うじゃないですか」に、思うこと。 ○若い人がいないんじゃなくて、若い人に託せる度量を持つ大人が いない。 ○嘘がいけない理由 ○やさしい花 ○怒るほうに軸足を置いてみるアンガーマネジメントのはなし ○ただ受け入れず、ジャッジしようとする人たち。 ○編集という祈り ○「待つチカラ」は「信じるチカラ」 ○そこに込める ーーー 文庫判/ 240p /ハードカバー 送料:300円 ★『取り戻す旅』とのセットもあります https://rebelbooks.theshop.jp/items/108440510
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取り戻す旅 | 藤本智士
¥1,650
編集者・藤本智士さんの旅日記『取り戻す旅』、noteで連載していた記事を加筆修正して一冊にまとめたものです。藤本さんの文章は文章そのものが心地良いです。その地域に深く入っていく作法や、ものの見方なんかを窺い知ることもできると思います。旅のお供に最適な文庫サイズのかわいい本。 【本書の実験的取り組みについて】 ・巻末に印刷されたQRコードが日本初のデジタルバンク「みんなの銀行」の口座につながり、著者に直接投げ銭することができます。 ーーー 文庫版 247ページ 送料:300円 ★『日々是編集』とのセットもあります https://rebelbooks.theshop.jp/items/108440510
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NEUTRAL COLORS 6 【トートバッグ付き】
¥3,300
インディペンデント雑誌NEUTRAL COLORS(ニュー・カラー)の第6号。テーマは「滞在」。観光で立ち寄るのでもなく、移住でもない、ある一定期間留まった時に起こる、静止したような時間と、偶然隣あった人との関係について。 ★ゴールドカラーの限定トートバッグ付きです ーーー ホーチミンではなにもしない滞在をし、捨てる物でプロダクトをつくる「Nem Space」を訪ねました。 アムステルダムの活版印刷所に滞在し印刷したのは、デザイナーの平山みな美さん。 吉田勝信さんとは山で採取した土でインクを制作し、シルクスクリーンで1枚ずつ手刷りしました。 デレク・ジャーマンの庭に思いを馳せ、on readingでは11日間滞在し雑誌をみんなで編みました。 名古屋みなとに滞在する長島有里枝さんに密着し、NC編集部で滞在制作する写真家を受け入れました。 滞在とは?表紙にも書きましたが、とても不思議な感情でした。 「滞在で感じるあの滞在で感じたあの特別な時間はなんだ」 いつかの滞在を思い出したり、未来の滞在に思いを馳せられるような内容になっています。 ーーー B5 ソフトカバー 276ページ 送料:300円
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How to Book in Japan
¥1,980
NYのSmall Editionが製作した本を作り始める人に向けての指南書『How to Book』の精神を引き継いで製作された日本版。日本各地で出版活動をする20のパブリッシャー、書店、アーティストの声で構成されている。本を作って売るためのリサーチ、資金調達、制作、流通についての実体験を踏まえた生きた知識。用語集やリソースガイドも。編集から印刷までを自ら行う出版社NEUTRAL COLORSから発行。 140mm × 215mm 中綴じ 44ページ 1980円 送料:300円
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松明のあかり 暗くなっていく時代の寓話【訳者サイン本】 | バリー・ユアグロー:著 / 柴田元幸:訳
¥1,540
NY在住の作家バリー・ユアグローがトランプ政権下のアメリカに住む不安を超短篇で表現した小説集。日本も同じような状況になってもおかしくありません。いや、既にある程度なっているかもしれない。 「絶望に陥らないため、人間らしさを保つために、わたしたちには物語という想像力が必要なんだと思います」と版元のトワイライライトさんが書いていましたが、そのとおりだと思います。 ★訳者・柴田元幸さんのサイン入りです ーーー (版元による紹介) コロナ禍で「正気を保つため」に『ボッティチェリ 疫病の時代の寓話』を書いてから5年。ユアグローから再び柴田元幸に届いた「アメリカのいまを伝える」緊急文書。 アメリカのみならず世界中を危険にさらしている暴虐、非道、噓のただなかで生きる、その痛みに満ちた経験を、想像力を通して綴った一冊です。 ここに収められた22篇の寓話に、日本が追いつく日も遠くないかもしれません。 渦中を生きる人々の思いを知ることは、今後の支えになるはずです。 「ここに収められた物語は心の、思いきっていえば魂の訴えである。」(柴田元幸) ー 昨年の大統領選で、本書の収録作「彼」で言及される「彼」の元とおぼしき人物が、七千万以上の国民に支持されて大統領に復帰して以来、合衆国から暗い知らせが届かない日はない。そして、七千余万の人たちのうちかなりの人数にとっては、それら暗い知らせも暗くはなく、ひょっとすると喝采すべき明るい知らせなのかもしれない、と思うと気持ちはますます暗くなる。 とはいえ、そんな吞気なことを言っていられるのも、あくまで当方は外国にいて、いまのところは直接、精神的にも物理的にも甚大な害は被っていないからだろう――いまのところは。が、暗さの渦中にいる人々は、どんな思いで生きているのか? バリー・ユアグローから届いたこれらの寓話は、そのひとつの実例を伝えてくれる“ (訳者あとがきより) ーーー B6変形 ソフトカバー 88ページ 送料:300円
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活字を拾う―グラフィックデザインと活版印刷をつなぐ | 著者:村田良平 写真:マツダナオキ
¥2,530
廃業する活版印刷所の印刷機と活字を引き継ぎ、会社を辞めて独立開業した京都一乗寺「りてん堂」のフォトエッセイ。活版印刷に興味があるすべてのみなさんへ。 ーーー 2012年、京都のある活版印刷所がその歴史に幕を降ろした。そして、その活版印刷所の道具や活版機が、ある人物によって引き継がれ、今もなお、活版機の心地よい音を響かせながらせっせと活字を刻んでいる――。 グラフィックデザイナーであり、活版印刷工でもある「りてん堂」店主・村田良平さんが、活版印刷とそれに関わる道具や職人の姿への思いを綴り、写真家・マツダナオキさんの写真を添えて贈るフォト・エッセイ。 ーーー B5判変形 ソフトカバー 送料:300円
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文学カウンセリング入門 | チン・ウニョン(著) キム・ギョンヒ(著)
¥2,420
ーーー 「読むこと」と「書くこと」が、こんなにも静かに人を癒やす。 ―文学が“カウンセリング”になるという、新しい読書のかたち― 韓国で出版された本書『文学カウンセリング入門』は、詩や文学作品を通じて、自分自身の心の模様を読み解き、癒し、育むための方法を丁寧に示した1冊です。 韓国相談大学院大学での詩人チン・ウニョンとギム・ギョンヒの講義や論文などをもとに構成された本書は、理論編(第1部、第2部)では、文学の癒しの力とその背景にある哲学・教育思想を豊富に紹介。実践編(第3部)では、シンボルスカ、メアリー・オリヴァーらの詩を用いた実践的な12のレッスンを通して、読む・書くことで自己理解と癒しを深める手法を紹介しています。 書き写しやリライトを通じて、自らの気持ちに寄り添い、誰かと分かち合う力を育てるカリキュラム。医療・教育・福祉関係者はもちろん、自分を見つめたいすべての人へ。 ーーー A5判 ソフトカバー 228ページ 送料:300円
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複業ZINE
¥1,100
SOLD OUT
15人が語る複数の仕事をやって暮らしている話。個人的にもすごく気になる内容です。そういう働き方、増えていくと思いますし、興味ある方多いのでは。 ーーー 終身雇用は崩壊、非正規職が増大し、年金は当てにならず、いまや「死ぬまで働く」が当たり前。先行き不安な社会情勢が続く中、本業のかたわらにする副業ではなく、いろいろな仕事を並行して行う「複業」を選ぶ人が増えている。やりたいことだけでは生活できない/できることを増やすために/持続できる働き方を模索してetc. 15人の複業から浮かび上がってくる、仕事の現在、社会の姿。gasi editorial第8弾! 【目次】 今はどうにかなっているけど 小沼理 あなたの複業おしえてください フリーランスフォトグラファー×ライフワークの撮影や活動×アルバイト hikita chisato 僧侶×非常勤講師×マーケティングの業務委託 鵜飼ヨシキ 介護職×イラスト制作や在宅ワーク×フリマアプリ出品 ゆか 編集者、ライター×古物商×夜間救急受付 浅見旬 出張保育×お弁当販売×アート・デザイン活動 森梨絵 作家アシスタント×フリーライター、編集者 岡田有紀 ブランド・店舗運営×図書館カウンター×清掃×テニスコートの整備 高橋 翼 ライター×ベビーシッター×ペットシッター×うさぎ専門店のバイト 長田杏奈 ライター×コミュニティマネージャー×ラジオパーソナリティー×イベントMC×カメラマン×ハウスマスター×一日カフェ店員など 平野 蒼 空調メンテナンス会社×アーティスト×書籍の蒐集家 匿名 会社員×韓国語通訳・翻訳・コーディネート Mikhopper コンサルティング事業×訪問介護事業 吉田貫太郎 本屋×町議会議員×田畑×執筆 モリテツヤ 複業は高みを目指さず―アマチュア主義でやっていく 山本佳奈子 ーーー B6判 ソフトカバー 62ページ 送料:300円
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GOAT meets 01
¥2,200
大反響の文芸誌「GOAT」の姉妹誌。盛りだくさんの内容で、目次と、全体をパラパラと見ただけで気持ちが上がりました。金原ひとみさんとイ・ランさんと朝吹真理子さんの表紙写真もとても良いですね。 ーーー (出版社による内容紹介) 第一特集は、金原ひとみ氏、朝吹真理子氏による「韓国文学を旅する」――芥川賞作家が、イ・ラン氏ら韓国人クリエイター、チェ・ヘジン氏やペク・スリン氏ら韓国人作家と邂逅し、その取材体験を書き下ろし小説として発表する前代未聞の試みです。 ・女優・唐田えりか氏のインタビュー「表現者として必要なことは韓国から学んだ」、韓国の人気作家チョン・セラン氏、映画監督・山中瑶子氏による特別寄稿もお楽しみに! ジャンル横断にも積極的に取り組みます。漫画家今日マチ子氏には、名著『cocoon』から15年の節目として、戦後80年の沖縄を訪れ、その風景を描き下ろしてもらいます。そのほか気鋭のライター・ワクサカソウヘイ氏による「タンザニア巨大見聞録」、そして、闇文芸四天王(!)も登場するという噂。 ーーー B5判 ソフトカバー 306ページ 送料:300円
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復活 超麺通団 恐るべき さぬきうどんの世界 | 田尾和俊(麺通団団長)
¥1,650
20数年前、文庫版の「恐るべきさぬきうどん」を読んだのをきっかけにさぬきうどんにハマり、香川までうどんの旅にも行きました。その麺通団による15年ぶりの新刊。 ーーー (出版社による紹介) 計15万部突破の『超麺通団』シリーズ、15年ぶりの最新刊! 香川へさぬきうどんめぐりに行くお客様は、今も減っていないのです。 香川に来たら「せっかくだからうどんを食べて帰ろうか」から「うどんを食べに香川に行こう」というレジャーを作り、ブームを牽引した麺通団。その麺通団が長い眠りから覚めて、本書を書き下ろしました。 うどんブーム前史から、突然ブームの主役となった製麺所型さぬきうどん店「レジェンド6」の全て、そして今も続くさぬきうどんブームの深層までを笑い満載で書きつくした、うどんスペクタクル。 最終章には、さぬきうどんブームの火付け役となった1993年刊『恐るべきさぬきうどん』から「レジェンド6」であるうどん店・山越、がもう、谷川米穀店、田村、なかむら、山内の初出の探訪記を再掲。 【巻末付録】 本書に登場した現存するうどん屋のリスト&マップ ーーー 四六判 ソフトカバー 260ページ 送料:300円
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書くことのメディア史 AIは人間の言語能力に何をもたらすのか | ナオミ・S・バロン
¥3,960
書くことが人間の思考や記憶、あるいは自己肯定感などに与える影響って甚大なのではないかと最近思っているので、非常に気になる一冊です。分厚いです。 ーーー ChatGPT, DeepL, Grammarly, Copilot, DALL-E2, Midjourney… ──生成AIがもたらすのは、書くことの終焉か、新たな始まりか。 ー 古代ギリシアのアルファベットの誕生から、現在のAI技術の最先端まで。 言語学のエキスパートが、文字と人類をめぐる壮大な歴史を俯瞰しながら、「書くこと」の現在、そして未来を明らかにする! ********** 〈文字を書くことで、人間は自分が本当は何を考えているのかを知ることができていたのだとしたら?〉 【Contents】 ◇チンパンジーの手話は「言語」なのか ◆ギリシアの哲学は表音文字から生まれた ◇AIが作ったアートや小説の「著作者」は誰なのか ◆AIはどうやって「嘘をつく」のか ◇AI文章生成は、書くことを仕事とする人々の職を奪うのか ◆AIは人間の役割を「置き換える」のか、「拡張する」のか and more… ********** 【目次】 序章 人間の書き手、AI言語ソーセージ製造機と出会う 第Ⅰ部 書く練習 第1章 読み書きの力を求めて 第2章 人間が書く、そして書き直す理由 第3章 英作文とその余波 第Ⅱ部 もし機械に書くことができるならば 第4章 言語マシンの夢 第5章 自然言語処理というソーセージ製造機 第6章 機械翻訳、再び浮上 第Ⅲ部 コンピューターが書く時代 第7章 機械が著者になる 第8章 AI、書く仕事に乗り出す 第9章 AIの創造性 第Ⅳ部 コンピューターと連携する時代 第10章 ジーヴズとしてのAI 第11章 人間とAIの共生 第12章 私たちは常にAIを歓迎するか 終章 人間が著者であることが重要な理由 謝辞 訳者あとがき 原注 参考文献 主要キーワード 図版出典 ーーー 四六判 ハードカバー 536ページ 送料:600円
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ロマニ・コード 謎の民族「ロマ」をめぐる冒険 | 角 悠介
¥2,200
あまりに面白い本。ロマに興味がある人、言語学に興味がある人、世界の知らない部分を知る興奮を味わいたい人に。 ロマ(ジプシー)については個人的にも以前から興味を持っていたのですが、その実情に迫るような本はあまりなく、好奇心が長年宙吊りになっていました。まさか日本人でロマの言語ロマニ語、ルーマニア語、ハンガリー語を自在に(加えてベラルーシ語やドイツ語や英語も)駆使して、各地のロマのコミュニティにどっぷり入り込んで研究しているこんな人がいたとは。そして案の定他の誰にも書けないであろう内容に興奮しっぱなしです。 著者の角悠介さんは東欧を拠点にロマの言葉ロマニ語を駆使してフィールドワークしてきた言語学者。高校卒業後ラテン語を学ぶためルーマニアに留学し、卒業後ハンガリーの大学に進学、ロマの言語ロマニ語を学び、ふたたびルーマニアに戻り、ブカレスト大学のロマニ語学科で言語学博士課程を修了したのち、ルーマニア国立バベシュ・ボヨイ大学で「日本文化センター」所長、文学部ロマニ語講師を務めつつ、神戸市外国語大学の客員研究員としてベラルーシのロマニ語を研究しているという、経歴だけで既に面白すぎる方。 ーーーーー ーーーーー 「分断」がすすむ今の世界で、したたかにボーダレスに生き抜く術がここにある! 私はずっと「定義された世界」を生きていた。それは一種の「仮想世界」であり、彼らが生きる「実世界」とは異なるものであった(本文より) 彼らは毎日激しく生き、死んだように眠る。死んだように眠ったら、生き返ったように目覚める。毎日が誕生日で毎日が葬式だ。だから毎日笑え、泣け、話せ、愛せ、怒れ、歌え、踊れ!(本文より) 情熱的な音楽、舞踏、魔術……神秘的なイメージで捉えられてきたロマ。若き言語学者がロマの世界に飛び込んだ! 見えないルールや境界線に息苦しさを感じている、すべての人に贈る一冊!! ーーーーー ーーーーー 【著者プロフィール】 角 悠介(すみ ゆうすけ) 1983年東京生まれ。言語学博士。 ルーマニア国立バベシュ・ボヨイ大学「日本文化センター」所長・文学部ロマニ語講師。神戸市外国語大学客員研究員。アテネ・フランセ講師(ラテン語)。全日本剣道連盟杖道六段。 2013年より「国際ロマ連盟(IRU)」の議会議員・日本代表を務め、独自の国を持たないロマ民族の最高会議「世界ロマ大会」にも参加。東欧・旧ソ連圏でロマニ語方言研究を行い、言語を通じたロマ民族への貢献により、2019年に北マケドニア共和国ロマ文化団体「ロマノ・イロ」、2022年に「欧州議会」、2023年に「国際ロマ連盟」から表彰・感謝状を授与される。 著書に『ニューエクスプレスプラス ロマ(ジプシー)語』(白水社、2021年)等がある。 ーーーーー ーーーーー 四六判 ソフトカバー 352ページ 送料:300円
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呪文の言語学 ルーマニアの魔女に耳をすませて | 角悠介
¥2,640
著書『ロマニ・コード』が当店でも推薦・大好評の言語学者・角悠介さんの新刊は呪文を言語学的に分析する画期的な一冊。 ーーー 呪文もことばである。 ルーマニアには古い魔女文化がいまも残っているとされている――。東欧在住20年の言語学者が、魔女大国とも呼ばれるこの地の民間伝承や実体験をひもとき、“呪文の正体”に迫る。不思議でちょっと怖い呪文の世界をめぐる、まったく新しい言語学エッセイ。 ◎附:「言語学者から魔女へのインタビュー」 ーーー 四六判 ソフトカバー 256ページ 送料:300円
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ミョヌラギ 私の“お嫁ちゃん”期 | ス・シンジ
¥1,980
ーーー SNSで連載され韓国で話題沸騰となった漫画がついに日本語訳で書籍化! 韓国では瞬く間にヒットした原作は、パク・ハソン、クォン・ユル主演によりドラマ化。シーズン2まで放送され、ドラマ版『82年生まれ、キム・ジヨン』と評されました。 あらすじ 大学の同期のグヨンと結婚した主人公ミン・サリ。義理の両親から「嫁」としての役割を求められる中で、「良い嫁として認められたい」と奮闘するも、だんだんと仕事との両立の難しさや、“家”の中での自分への扱いに違和感を覚え始める。 ・自分の出張より、夫の食事が優先? ・義実家の行事は必ず手伝わなきゃダメ? ・夫たちはリビングで、妻たちは台所の近くで食べるの? ミョヌラギ-姑が嫁を呼ぶときの呼び名。または、嫁が義実家から「良い嫁」と思われたいという衝動に駆られる期間のこと。普通は1〜2年だが、長ければ一生続く。 ーーー A5変型 ソフトカバー 224ページ 送料:300円
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nice things 81
¥1,980
ーーー 特集「扉を開けたい店。」 巻頭特集は「扉を開けたいお店。」 手のひらの画面上で買い物ができる時代に、 わざわざ出かけたいお店がある。 時間を使って。 労力を使って。 そこに向かう。 効率を優先したスピードでは見えない景色がある。 手間と暇を使うから辿り着ける場所がある。 扉を開けた風景。 その空気に包まれた時間。 そこで何を感じることだろう。 これからの10年のスタートを「扉を開けたいお店」から。 nice things.で最も長くやってきた2年ぶりの特集です。 荻原美里さんの表紙の絵は森の中にある小さなお店をイメージしています。 目次 004 自分の地図。 006 morozumi 016 ten 024 NITAY 032 genzai 042 ルポ デ ミディ 050 JOZU+ 058 のんきなリス/KOZORASOU 068 喫茶 陶花 バーガートウカ トウカノニカイ 082 おいしい、って、どこ、から。 090 ものづくりものがたり 098 utsuro 100 今日も私は困ってる 102 ひたむき農園 上映中 104 丘に暮らす 106 ソウルフードトラベラー 108 詩めくり 110 アイディアが降りてくる前 ーーー 送料:300円 ★バックナンバー 80号 https://rebelbooks.theshop.jp/items/108201263 ★バックナンバー 79号 https://rebelbooks.theshop.jp/items/97839613
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「わかってもらう」ということ 他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方 | 川添愛
¥1,760
言語学者・川添愛さんによる、言葉によって「わかってもらう」ための本。 ーーー 「伝わらない」「わかり合えない」が蔓延し、どこかぎすぎすした世の中で、私たちはもどかしい思いをしています。 思いが相手に「伝わる」先の、「わかってもらう」に至るために―― 気鋭の言語学者にして作家として活躍する著者が、「たいしてわかってもらえない人間」から、「そこそこわかってもらえる人間」になるまでに得た教訓。 ーーー #わかってもらうということ #川添愛 #言葉 #レベルブックス