見て、読んで楽しむ 世界の料理365日 | 青木 ゆり子
¥1,980 税込
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郷土料理研究家の青木ゆり子さんによる、パッとひらけば世界のまだ見ぬ料理の写真とコラムが目に飛び込んでくる楽しい本です。こういう本でちゃんと詳しい著者が書いているものはやっぱり読み応えがあります。
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(出版社による紹介)
郷土料理に魅せられて世界を旅すること早30年。行きたいところはまだまだありますが、知識の蓄積をもとに世界の料理と食文化について季節折々にまとめた「歳時記」をお届けします。これまでに出版した各国レシピ集や学習図鑑に続き、この本は食べることを目的にした旅行の情報源として、また旅をしなくても海外の食情報を得られる読み物(30品のレシピ掲載)としてお楽しみいただけたら幸いです。
地域に密着した郷土料理は、地理の横糸と歴史の縦糸で紡がれ、民族性や宗教、風土等を織りなしたタペストリーのようなものだと考えています。昨今では環境問題の観点から「地産地消」「持続可能な農業」「食品ロス」等とよく言われるようになりました。
しかし、昔は地元の産物を乱獲しないようコントロールしながら、家族の健康を考えておいしく無駄なく工夫して調理するのが当たり前でした。それゆえ、長く人々に愛される原点回帰的なコンフォートフード(おふくろの味)として受け継がれてきたのです。
そんな温故知新もさることながら、地域活性化の肝であるその土地の食文化を探り、背景の物語を知っておくと、地域への理解が深まって料理もさらに味わい深くなります。
旅は、人生に刺激と活力を与えてくれるスパイスのようなものです。
どうぞ美食と文化の旅をたっぷりご堪能ください。
(著者「はじめに」より抜粋)
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B6判 ソフトカバー 384ページ
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