1/1

エコラリアス 言語の忘却について | ダニエル・ヘラー=ローゼン

¥5,060 税込

残り1点

別途送料がかかります。送料を確認する

ーーー

子どもは言葉を覚えるときに、それ以前の赤ちゃん語を忘れる。そのように、言葉はいつも「消えてしまった言葉のエコー」である。そして、忘れることは創造の源でもある。

言語の中にはつねにもうひとつの言語の影があり、失われた言語が響いている。言語の崩壊過程に言語の本質をみたヤコブソン、失語症を考察したフロイト、複数の言語を生きたカネッティ、死んだのに語る口を描いたポー、母語についてはじめて語ったダンテなどを導きに、忘却が言語の本来もつ運動性であることが浮上する。

アガンベンの英訳者として知られ、30代で本書を著し、恐るべき知性として話題を呼んだ、ヘラー=ローゼンの主著。流離こそが言語の核心であることを明かす、言語哲学の最重要書である。

ーーー

四六判 ハードカバー 336ページ
送料:300円

  • レビュー

    (181)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥5,060 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      セール中の商品
        その他の商品