・翌月にまとめてお支払い可能
・手数料無料(口座振替の場合)
・アプリでご利用金額を確認できて安心
¥3,850 税込
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
別途送料がかかります。送料を確認する
すごい本です。矢部太郎さんのお父さんで絵本作家のやべみつのりさんが、娘の光子ちゃん(太郎さんのお姉さん)の日常を描いた子育て日記ノート38冊から選んで編んだ992ページ。言葉にできない、なんでもない日常が描かれていて、感動します。そのまま描くこと、ずっと描くことのすばらしさ。モノとしての存在感がまたすごくて、しみじみ眺めて「良いッ」とつぶやいてしまいます。
ーーー
ひとり娘の光子ちゃん、外へ働きに出るお母さん、家にいるお父さん。
その日常を手書きの絵と少しの文章で、来る日も来る日も描き続けたお父さん。
「おとうさんはまいにちなにをしてるの」(本文 光子ちゃんからお父さんへの手紙より)
1970年代はじめ、高度成長期の東京、娘を見つめ、自分をもういちど生き直す父の記録。
「どんづまりだった」父は、娘が世界と出会うその過程のすべてを記録しようとするかのようにノートを描き続けます。
お友達と遊んだり、保育園に行ったり、
はじめて字を書いたり、動物園に行ったり、
お誕生日が来たり、お風呂屋さんに行ったり、
プールに行ったり、お友達と遊んだり、お誕生日が来たり……。
そんな一瞬一瞬を誰かに読んでもらうためでもなく、ただ描かれ続けたノート。
父はやがて絵本作家になり、お母さんは赤ちゃんが産まれると光子ちゃんに伝えます。
生きている、それが続いていく、そのかけがえのなさを。
ーーー
B6版 オールカラー 992ページ
著者 やべみつのり
装丁 名久井直子
印刷 八紘美術
編集 矢部太郎
発行・たろう社
送料:600円(レターパックプラス)
レビュー
(183)
送料・配送方法について
お支払い方法について
¥3,850 税込