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小田原で音楽酒場『スナック無駄』を営む著者による詩集。文庫サイズのハードカバーがモノとして美しい。
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スナック無駄の詩は、「生活」という最も退屈で最も美しい場所を凝視し、そこに滲むものを映し出す、詩の姿を借りた〈生きる痕跡〉である。日常に潜む狂気と幻想を静かに目覚めさせ、現実の境界線をゆっくりと融かしていく、まさにここに生きるわたしたちのための詩集。
《神は千年に一度
次元の隙間に唇を当て
思い切り息を吸い込み
そして、細く長い息を吐く
気まぐれにかき混ぜられる
こちら側の世界からは
だが、しかし、
事態の全容はつかめない》
――「長い長い退屈」より
《生活自体を丸ごと頬張るのだ
そして、永遠に味わえ
生の虚無と眩い美を》
――「生活と娯楽」より
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A6 ハードカバー 112ページ
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