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房思琪の初恋の楽園 | 林奕含

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(出版社による紹介)

高級マンションに住む13歳の文学好きな少女が、憧れの国語教師から性的虐待を受ける関係に陥り……。台湾の実話に基づく衝撃作。



今の日本で読まれるべき、台湾の実話にもとづく不滅の傑作



「記憶に傷がつくほどの衝撃を受けた。
汚泥のなかでも確かに在る芸術の光が、先へ先へと誘う。

読んでるだけで情緒がバリバリに砕け散る描写が数々出てくる反面、嫌になるほど叙情的で、詩的表現がキラキラ輝いていた。
ひとかけらの恋情の方が強姦という行為よりもよっぽど残酷で、心の無い非情な会話よりも、そんな言葉のどこかに必死で温もりを見出そうとするけなげさの方がやるせなかった。
著者が自分を傷つけてまで書いているのが、読んでいる側にも伝わってくる。

どこの国のどんな階級の人たちの問題というより、人と人とが交差する場所ではなぜか起きてしまう、弱い者にこそ強大な力で圧し掛かる歪みを描いているなと感じた。全部読んだあとに表題を噛みしめると、本当に恐い。」

――綿矢りさ




芸能界における未成年者への性虐待、学習塾や学校の教員など、権力者や教育者による子どもへの性虐待の報道が後を絶たない。本書に綴られているような出来事が次々と明るみになり、大人はどのように子どもを守っていけばいいのか、社会の構造的な問題について、様々なところで議論されている今こそ必読の書としてUブックス版で緊急出版する。

文学好きな房思琪(ファン・スーチー)と劉怡婷は、台湾・高雄の高級マンションに暮らす幼なじみ。美しい房思琪は、13歳のとき、下の階に住む憧れの妻子ある五十代の国語教師に作文を見てあげると誘われ、部屋に行くと強姦される。異常な愛を強いられる関係から抜け出せなくなった房思琪の心身はしだいに壊れていく……。房思琪が記した日記を見つけた劉怡婷は、5年に及ぶ愛と苦しみの日々の全貌を知り、ある決意をする。

「性暴力被害で自分を責めてしまう仕組みを理解できる本」――小川たまか:解説


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新書版 330ページ
送料:300円

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