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昭和初期の私小説作家上林曉といえば同じ夏葉社から2011年に出ている『上林曉 傑作小説集 星を撒いた街』がロングセラーになっています。今回は「旅と青春と死」をテーマに、若々しい抒情的な作品を選んでおり、夏葉社さん曰く「地味な作品ばかりですが、やっぱりこの時代の文学を読むと、やばいなあ、かなわないなあ、と思います」とのこと。そしてこの本、装画も、箔押しのタイトルも、造本も、カラーの挿絵も含め、とてもとても美しい本に仕上がっています。モノとして欲しくなってしまう一冊。しかしジャケ買い的に、そういう作家との出会い方もまた良いのではないでしょうか。
四六判変形 ハードカバー 416ページ
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