自炊者になるための26週 | 三浦哲哉

自炊にまつわる極めて実践的な知識が得られ、知的好奇心も満たされ、読むごとに自炊の可能性が開かれていく。その快感に加え、文章そのものがまるで美味しい出汁のように心地よく、いつまでも読んでいたいと思わせます。

著者の三浦哲哉さんは映画批評家/研究者ですが、食についても深く探求されていて、これまでに『食べたくなる本』『LAフード・ダイアリー』と食に関する著書が2冊ありどちらもすばらしいです。本書も長く読み継がれることになるはず。

ーーー

（出版社による紹介文）
“面倒”をこえて「料理したくなる」には？“ほぼ毎日キッチンに立つ”映画研究者による、26週（半年間）のメソッド。感覚を底上げする「名曲」のようなレシピ40以上。ブックガイドつき。「ヤンソンの誘惑」「鶏肉とパプリカ」「山形のだし」等々、古今東西の料理書を読みこんだ著者ならではのベストチョイス。

ーーー

四六判　ソフトカバー　336ページ

送料：300円