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グラフィックデザイナーの長嶋りかこさんが、母になって世界がいろいろ違って見えてきた、そのことを書いたエッセイ。もうほんとうに、みんな読んだほうがよい。妊娠・出産・子育てで一旦止まるキャリア。「母親」という言葉で「私」が塗りつぶされる感覚。自分は本当の意味でそのことをわかっていただろうか?それから、「母」も「妊娠」も「出産」も「子育て」も一様ではないことも。
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(出版元による紹介)
グラフィックデザイナーが母になったら、色と形に辿りつかない日々が始まった。妊娠してお腹が大きくなり、のそのそと歩まねばならぬ体に変化していく中で見えてきたのは、ままならない体と足並みの揃わない社会だった。育児が始まると目の前に立ちはだかる仕事と育児の両立という壁。人々の暮らしと地続きであるはずのデザインの仕事と、目の前の家事育児という暮らしの相性の悪さ。子どもの時間と、仕事の時間。子どもを通して見ている世界と、仕事を通して見えている世界。混沌とした曲線の世界と、秩序だった直線の世界。二つの間で立ち往生しながら見えてきたのは、資本主義のレースと止まらぬ環境破壊とジェンダー不平等が一つの輪をなしている景色。そして子どもが手をひいて連れて行ってくれる、土の匂いがする景色。かつて自分も知っていた、あの曲線の景色。
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128mm×188mm ソフトカバー 240ページ
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