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ブラック・スワンズ | イヴ・バビッツ著 山崎まどか訳

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(出版社による紹介)

ハリウッド伝説のイット・ガールによる傑作短編集、待望の初邦訳!

イヴ・バビッツの文章のほぼ唯一の欠点は、読んでいるともう彼女の文章しか読みたくなくなるところにあるーー山崎まどか

血眼で駐車場を探して、ロデオ・ドライヴをひやかして、アルゼンチンタンゴにハマって、ヴァンパイアみたいに美しい男とシャトー・マーモントに入り浸って、L.A.いち古いレストランで友達とブランチを食べて、しゃべって。
華やかなりしL.A.の申し子で恋人。彼女のレンズを通したら、この街はひどく美しくてどうしようもなく愛おしい、故郷《ふるさと》だ。
鋭い観察眼とキレのあるユーモアでジョーン・ディディオンとならび称される作家、イヴ・バビッツがL.A.を行き交う友人たちをモデルに描いた短編集、待望の初邦訳!



ハリウッドは実現したフィクションで、まやかしのトルネードで、PRの喜劇。今も昔も変わらず、どこか困ったところがあるけれど、まだ本当に廃れてはいない。何だろうと、終わってはいないのだ。今はまだ。(「自己陶酔の街」より)


わたしは生まれてからずっと、人生には二つの選択肢しかないと信じてきた。だけど今、雨の夜、ヴァレーでラモーンの腕に抱かれ、今まで思いもよらなかった選択肢について知った──プランCだ──力を抜かず、投げ出さず、押し止まって、かつ抵抗すること。
それがタンゴの秘訣だった。(「タンゴランド」より)


つい最近、わたしが真剣な交際をして結婚してもいいと最後に思ったのはいつかと人に訊かれた。「ああ、一九七一年かな。原稿が売れる前で、この人とならきっとうまくいくと確信していたの」 (「ブラック・スワンズ」より)


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四六判 ソフトカバー 312ページ
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